
藤巻幸夫参院議員が死去 伊勢丹の元カリスマバイヤー
朝日新聞デジタル 3月16日(日)12時10分配信
東京都出身。伊勢丹のバイヤーとして「解放区」「リ・スタイル」などを手がけた。福助社長、セブン&アイ生活デザイン研究所社長などを経て2010年参院選にみんなの党(比例区)から立候補したが落選。12年に繰り上げ当選し、昨年12月に結いの党結党に参加した。結いの党関係者によると、今年1月に急性膵炎(すいえん)で入院し一時回復したが、容体が急変したという。
朝日新聞の週末別刷り「be」では兄で参院議員の健史氏(日本維新の会)とともに「フジマキに聞け」などを連載していた。
藤巻氏の死去に伴い、みんなの党の比例名簿で次点だった田中茂氏が繰り上げ当選する見通し。
藤巻幸夫は伊勢丹時代からのさまざまな活躍で、「カリスマバイヤー」と呼ばれた。
一方で、兄の藤巻健史は、モルガン銀行の稼ぎ頭としての実績から「伝説のトレーダー」と呼ばれた。
二人とも、そう呼ばれてもおかしくない評価を築いている。
朝日新聞の週一回の「フジマキに聞け」というこの兄弟の連載は僕も欠かさず読んではいた。
7年ほど続いたか。
頭のいい兄弟だな、と思わせられた。
この兄弟の風貌はまるで似ていない。
兄の方は、先妻の子どもなのだ。
ふたりとも、高度成長経済をそれぞれ別の世界だとしても経験してきたわけであるが、その主張も好きになるかどうかは別として、明確である。
しかし、この二人が、それぞれの思うところがあるのだろうが、二人とも政治家に転進した。
ひとりは日本維新の会、もうひとりはみんなの党から結いの党である。
そんなふたりに僕個人は、がっかりして、もうなんの関心も持たなくなった。
ふたりのそれぞれのファンは多いから、その人たちは彼らの新しいチャレンジに拍手した人は多かったに違いないが。
「カリスマバイヤー」でも「伝説のトレーダー」でもこの日本では、「政治家」になったとたん、その世界の表現にからめとられてしまう。少なくとも僕の中では、そう思わざるをえなかったのだ・・・合掌!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます