サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

ブンガワン・ソロ/松田トシ(歌手)/96歳

2011年12月07日 | 毎日がメメント・モリ

<訃報>松田トシさん96歳=NHKラジオの歌のおばさん


毎日新聞 12月7日(水)19時43分配信

 

 ラジオ番組「うたのおばさん」やヒット曲「ブンガワン・ソロ」「白鳥の歌」などで人気を集めた歌手の松田敏江(まつだ・としえ、本名・松田トシ=まつだ・とし)さんが7日午前4時18分、老衰のため亡くなった。96歳。葬儀は11日午前11時、東京都港区南青山の青山葬儀所。喪主は友人の観世元康(かんぜ・もとやす)さん。

 東京音楽学校(現・東京芸大)卒。戦前から活躍し、戦後はラジオ番組にレギュラー出演、NHK紅白歌合戦にも出場した。テレビのオーディション番組「スター誕生!」の審査員も務めた。歌手の岩崎宏美さん、新沼謙治さんら後進の指導にも当たった。

NHKの歌のおばさんや、「スター誕生」のわりと辛口な審査委員をやっていた松田トシの。人のいいおばさん顔は、よく覚えているが、実際の彼女のヒット曲としては「ブンガワン・ソロ」ぐらいしか思い出せない。
「ブンガワン・ソロ」はジャワに戦争で出向いた日本兵たちに人気があった曲だ。
松田トシ自身が日本語に訳して大ヒットした。
とはいえ、もちろんヒットをしたのは僕が生まれる前だろう。
まだSP盤の時代の曲だから、今、聴いてもそのころの録音曲は結構ザーというノイズが入っているはずだ。
なぜ、この曲を知っているかと言うと、死んだ母が若い時、何度か口ずさんでいたからだ。
父が、戦争時代南方の方にも出征していたから、なんとなく南の島に行った兵隊さんのことを(つまり父のことだが)思って、何度もこの曲を口ずさんでいたのかもしれない。
それからずっとあとに、母が東京に来た時に、日生劇場のミュージカルを見に連れて行ったことがあった。
今は亡き本田美奈子の出演する「南十字星」だったように記憶しているが、その時に「ブンガワン・ソロ」が流れていたような記憶がある・・・合掌!

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