うどん県（ゆるキャラブームのあとは地名改名ブームの可能性度80点）

「うどん県」で郵便物届けて　“副知事”要潤さんが郵便会社に要望

 

2011.12.6 11:44

 

郵便事業会社の勝野成治常務に要望書を手渡す俳優の要潤（左）＝６日午前、東京・霞が関（栗橋隆悦撮影）

 

　「うどん県」でも届くようにしてください－。さぬきうどんが名物で、県名を「うどん県」に「改名」するＰＲを展開している香川県は６日、キャンペーンの一環として、郵便物のあて先に「うどん県」と書いても同県内に配達されるよう、日本郵政グループの郵便事業会社に要望した。

　この日は「うどん県」の“副知事”を務める同県出身の俳優、要潤さんが郵便事業会社を訪れ、勝野成治常務に要望書を手渡した。勝野常務は要さんに、「郵便番号だけで市町村まで特定できる」としながら、「お気持ちは理解するが、遅配などの原因になるので郵便番号と宛名は正確に書いてほしい」と回答した。

　要さんは会談後、「郵便番号をしっかり書けば届くかもしれないということで、（要望は）成功したといえば成功した」と述べ、満足げだった。

　同県は１０月からインターネットの特設サイトで要さんを起用し「うどん県」をＰＲ。約１カ月でアクセスが５０万件を超えるなどネットを中心に人気を集め、全国からあて先の実現を望む声が相次いでいた。

香川県の大ヒットキャンペーンである「うどん県」改名プロジェクト。
こういうのは市町村合併の時なんかは、チャンスだったのにと思う。
地域の特産物なんかを地名にしてしまえばいいのだ。
歴史や由緒のある地名ならともかく、なんら愛着のわかない地名をつけているところが多いからね。
もともと郵便番号と名前さえあれば、郵便物は届く。
国会議事堂、野田どじょう首相でも届くような気がする。
特定ができればいいから、○○橋のたもとの煙草屋のおばあちゃんでも郵便番号があればいいと思う。
香川のうどん消費は異常だからそれはそれでいいことなのだが、他にもうどんの特産地も多い。
僕のふるさとでは「伊勢うどん」だ。
やっぱりもうちょっと存在感を示して欲しい。
さぬきうどんに負けるな、こら！という地元愛も生まれてくる。
逆に、香川県に住んでいて、うどんアレルギーの人もいるかもしれない。
そんなことをあれこれ連想すると面白いものだ。