2011年、合掌！を捧げた人たち

いつもいつも大晦日になると、今年逝ってしまった人のことを思う。
これだけ年をとると、当たり前のことなのだろうが、訃報のあれこれに途切れがない。
「毎日がメメント・モリ」は訃報記事に接しての、短い合掌をあげさせてもらったものだ。
合掌！しはじめて5年目になるが、今年も114名が加わってしまった。
もちろん、訃報記事ではなく、もっと近しい人の旅立ちもあるが、その方たちはここには取り上げていない。

年上の人も、同じような年の人も、年下の人もいる。
ここで取り上げさせていただいた人たちは、たぶん僕の人生の中で、なんらかの影響を受けたり、思いを持った人たちだ。
人生で直接交錯することはなくても、思いは内から発生する。
それぞれの人への短い記述はココから。
ちなみに2010年に合掌を捧げた人はココ。
今回は名前だけを、列挙させていただく。

高峰秀子、ピート・ポスルスェイト、山下敬二郎、横沢彪、細川俊之、和田勉、荒木潔、喜味こいし、ダニエル・ベル、岡上鈴江、鳥井春子、新谷嘉昭、ジョン・バリー、マリア・シュナイダ、ゲイリー・ムーア、豊田正子、永田洋子、ジェーン・ラッセル、アニー・ジラルド、与那嶺要、尾藤公元、谷沢永一、坂上二郎、中原祐介、瀬木慎一、アンドリアノフ、エリザベス・テイラー、沖山秀子、野間佐和子、佐藤忠良、中島徹、いいだもも、シドニー・ルメット、岸田衿子、多木浩二、グレテ・ワルツ、田中好子、大賀典雄、サイババ、小堀宗慶、フィビー・スノウ、ビンラディン、八重樫茂夫、荒岱介、団鬼六、セベ・バレステロス、岡田茂、井村二郎、上原美優、宇野誠一郎、児玉清、安藤庄平、長門裕之、奥村和一、清水昶、本間幸一、アルバティーナ・シスル、笹森清、丸山照雄、ピーター・フォーク、セーラ・ローエル、馬場当、マヌエル・ガルバン、本居若葉、青葉益輝、西田繁三、宮尾すすむ、原田芳雄、エリオット・ハンドラー、小松左京、伊良部秀輝、アゴタ・クリストフ、松田直輝、前田武彦、ジョー・山中、フランチェスコ・フリーン、日吉ミミ、ヤコベッティ、杉村太郎、竹脇無我、原田モツ、良国一郎、矢島翠、　新沼ひろ映、クリフ・ロバートソン、久万俊二郎、リチャード・ハミルトン、辺見じゅん、杉浦直樹、山内賢、ワンガリ・マータイ、スティーブ・ジョブス、斎藤燐、柳ショージ、北杜夫、西岡武夫、隆の里、ジョー・フレイザー、佐藤嘉尚、成田豊、立川談志、西本幸雄、石堂淑朗、石井恭二、林昌二、松田トシ、市川森一、金正日、松本礼児、森田芳光、上田馬之助、柳宗理、杉原輝雄（訃報順）

そんなこんなであれこれ黙考している時に、内藤陳さんの訃報が届いた。
「大晦日の死」。陳さんの好きな、ハードボイルドに出てきそうな表題ではないか・・・。