今年の「姪っ子メグとのお出かけ」は72回が記録されていました。複数の話題があげられていることもあるので、100回はどこかを覗いたことになります。
基本的には1000円以上するような催しはあまりいかないので、ぐるっとパスか、無料ないし数百円までのギャラリーが中心となります。
順位はつけませんが、今年お出かけした中で、特に印象に残ったもののベスト10をあげてみます。
過去のお出かけ記録は→ココ。
昨年のベスト10は→ココ
219日目「湯村の杜(竹中英太郎記念館)」甲府
*竹中労のお父さんですね。乱歩や「新青年」の挿絵がなつかしい。館長をなさっている娘さんにもお会いしました。
221日目「百家繚乱!挿絵の黄金時代展(弥生美術館)」東大前
*一番好きな、弥生美術館で、一番わくわくする雑誌の時代を堪能しました。
222日目「白洲正子/神と仏、自然への祈り(世田谷美術館)」世田谷区
*白洲正子の世界が、彼女が愛した「モノ」を通じて、囁きかけてきました。
229日目「ヘンリー・ダーガー展/非現実の王国で(ラフォーレミュージアム原宿)」原宿
*人知れず膨大な作品を残したヘンリー・ダーガーは、アート・ブリュットの作品たちと共通性を感じます。
237日目「凝縮の美学展/名車模型のモデラーたち(INAXギャラリー)」京橋
*このあと、偶然に渋谷のしょんべん横丁で、クラシック・カーのたぶん日本一の模型コレクターと酒を飲み交わす機会が訪れました。
240日目「五百羅漢/幕末の絵師 狩野一信(江戸東京博物館)」両国
*場内の大画面絵図に観客呆然。増上寺だけに独占させておくのはもったいない。
241日目「カレル・ゼマン展/トリック映画の前衛(渋谷区立松涛美術館)」渋谷
*特殊撮影の幸福な時代。ある意味で「3Dアバター」よりも好きですね。
256日目「愉快な家展/西村伊作の建築(INAXギャラリー)」京橋
*文化学園の創始者ですが、大正期のもっとも良質なモダニストかつアナーキストでした。
261日目「中原淳一の<ひまわり>展(弥生美術館)」文京区
*中原淳一の少女雑誌こそが、女性を解放に導いた革命誌であったかもしれません。
280日目「暁斎と同時代の作家たち(河鍋暁斎記念美術館)」蕨市
*河鍋暁斎はある意味で、日本のダ・ヴィンチになれた人かもしれません。
来年も天体観測少女の姪っ子メグが、腰痛オジサンのおともをしてくれますように(笑)。
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