サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

何故だ!/竹下みち(元アクセサリー会社社長)/79歳

2009年07月28日 | 毎日がメメント・モリ


竹久みちさん死去=三越事件で実刑確定


7月28日10時38分配信 時事通信


 1982年の三越事件で商法の特別背任などの罪に問われ、実刑判決が確定した元アクセサリー会社社長の竹久みち(たけひさ・みち、本名小島美知子=こじま・みちこ)さんが24日午後1時ごろ、東京都内の病院で死去した。79歳だった。東京都出身。住所は公表されていない。葬儀は27日、近親者で済ませた。
 関係者によると、竹久さんは数年前から動脈瘤(りゅう)を患い、今年1月に手術したが回復が思わしくなかった。
 竹久さんは82年10月、東京地検特捜部に脱税容疑で逮捕され、その後岡田茂・元三越社長=上告中に死亡=とともに、竹久さんの関係会社に不当に多額の手数料を支払うなどした特別背任容疑で再逮捕された。公判で無罪を主張したが、一、二審で実刑とされ、97年に確定した。

「何故なんだ!」と代表解任の時、元三越社長の岡田茂さんは、叫んだという。
その岡田社長とある意味、タッグを組んでいたのが竹久みちさんだった。
1982年、僕の30歳前のことで、企業PR関係の仕事をしていた僕は、三越のあるセクションに仕事で出入りしていたこともある。
また、亡くなった僕の父が、神社などの絵馬を中心とする宗教授与品関係の仕事をしていた関係で、岡田氏や竹久氏も知っているらしく、話をしたこともある。

数年前に、ある会合で、竹久みちさんを紹介された。
やはり三越事件も含め、そして自らの生い立ちも含めたエッセイを綴られておられて、僕の関連会社が出版をやっているので、見て意見が欲しいといわれた。
原稿を通読させていただいて、1,2回お話をさせていただいた。
昔のとても美しかった頃のお写真も見せていただいた。

どういう状況でお亡くなりになられたのかはわからないが、やはり悔やみきれない思いを最後までお持ちだったのか、あるいはもうそうした俗世間を超越した心境にたどり着いておられたのか・・・合掌!

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