喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)の国際色豊かな花見

2017-04-09 | 感動
 1週間前の4月2日、2日連続で松山での花見。
まだ全然咲いていない状態だったが、宴は盛り上がる。

 この日の花見は、NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)が催したもので、
昨年に引き続きお誘いしてもらったので、喜んで参加した。
今年は、教え子も誘っての参加。



 IMCCDの目指すものは、
「カンボジア政府機関のCMAC(カンボジア地雷対策センター)と共同して、
住民による地雷処理活動を進める。
 また、自立可能な地域の復興を支援するとともに、相互の友好交流を促進する。
 このような活動を通じで平和構築の理念を広く内外に広げる。」

というもの。

 その中心となって活動されているのが、元自衛官の高山良二さん(69歳)。
何とも魅力的な人だ。

 この日は、カンボジアやタイからも企業関係者が来られており、
IMCCDの活動のすばらしさを改めて感じた。


 写真左端が高山さん、右端がソックミンさん。
そして手に持っているのが、何とカンボジアで作られた焼酎「ソラークマエ」。

 高山さんはブログで次のように記されている。

「酒作りの経験もなく、地雷処理活動の傍ら通訳のソックミエンと、村のおばちゃんと3人で始めて苦節9年・・・
 地雷を除去し安全になった畑にキャッサバ芋が植えられ、安価でお隣のタイに売られていくのを見て、
何とか付加価値を付け村人の収益の向上にと単純に思って始めたのがきっかけです。
 世界の銘酒をことごとく飲んだという日本の方お二人が、このお酒を飲んで
「私がこれまで飲んだ世界の銘酒の上を行きますね」と。
 このお酒が村人の生活の向上に繋がり、カンボジアの誇りが世界に知られ、
この収益で地雷処理ができればと、夢を見ています。」




 宴も盛り上がってきたころ雲行きがあやしくなり、
急に冷たい雨が降り始めた。

 大慌てで、かたづけ、会場は事務所へと。
これからがさらにおもしろい話の始まりだった。

           岬人(はなんちゅう)
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