喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

世界最多の二宮金次郎(尊徳)像

2013-11-22 | ブログ
 二宮金次郎を調べていると次のようなブログを見つけた。

『金次郎の凄いところは、勉強していた事ではなく、何をしたのかにある

 というメッセージなのです。
 金次郎…名字帯刀してからの二宮尊徳は、多くの弟子たちを残し、後に一種のファンクラブを形成していく。
 そのメンバーは「報徳人」と呼ばれていくんですが、
面白いのは、彼らは良くみかける金次郎像の「薪を背負う姿」を必ずしも是としていないことなんですね。
 
 勉学をしていた金次郎を敬愛しているのではなく、理論と行動が一体となったその思想を尊敬しているんです。
 だから、氾濫を起こす酒匂川の堤防として「松の苗を植えた」エピソードを元に、
鍬を持った金次郎像を造っちゃったりするんですよ。

 さて、そんな金次郎は、そもそも何をした人なのでしょうか。
 実は、「ニノキン」は幕末の頃の農民なのでした。
 彼は農地改革や悪天候に強い作物を広め、藩の財政を建て直し、
幾多の村づくりなどに尽力して、後に武士の身分を許される。
 
 なので幼少のミギリは、苗字のない、天下の農民「金次郎」…のはず。
 像や史実を追っていくと、「二宮金次郎」という言い方をせず、
「二宮尊徳御幼少時」としている表記が数多くあります。
 
 そんな金次郎像は、同一人物としては世界で最多の数を誇ります。

               「日本の街角再発見 山ちゃんガハハより」 』

 
 二宮金次郎像の数は、何と世界一らしい。

 そこで思い出したのが、2年前ロサンゼルスに住んでいる後輩の、りえさんから送ってもらった写真。
ロサンゼルスのリトル東京にも、二宮金次郎像があるのだ。

 

 

 日本からアメリカに渡った人が作ったもの。

 中国でも持続可能な社会をつくるために、二宮金次郎の研究をする大学教授や学生もいるようだ。

 今、改めて注目されている二宮金次郎とはどんな人物なのか。

                             岬人(はなんちゅう)

 


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1 コメント

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金次郎さん (shin-1さんの日記)
2013-11-25 19:31:09
年輪塾で二宮金次郎を学んでから2年が過ぎました。今は尊徳の思想を普及すべく、讃岐先生からいただいた金次郎像を持って、全国へ同行二人の旅をしています。
知っているようで知らない尊徳思想は、現代でも十分通用する中身の濃いものです。
中桐万里子さんとの交流もこうして草の根で続いていることは嬉しい限りです。
知っているだけなら知識、知ったことを生かすのは知恵です。これからの教育に大いに尊徳学を生かしてください。次は「知行合一」の中江藤樹学です。ご期待下さい。
 人間牧場主 若松進一
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