喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

コロナ禍 令和2(2020)年 平礒のモウリョウ

2020-08-14 | 歴史・伝統・文化

 コロナ禍、お盆の帰省を自粛する人が多かった。
岡山に住む娘も郷帰りしなかった。

 気になっていた盆踊りも他地域と同様、中止。

 ところが、先祖を迎えるお盆行事のモウリョウは、帰省者が少なかったが、いつものように行われた。

 

 重要な鉦叩きは、父が任された。
お世話になった梶原道忠さんの供養だ。

 

 皆さんが持っていた笹を集め、海へ流すのも鉦叩きの役割。
息子が手伝った。
こうして、地域の風習は引き継がれていく。

 

 最後は、生目様に自分の歳と同じ石を拾い、お供えする。
 
 こうして今年もふるさとのお盆行事は終わった。
田舎という場所は、文化や風習を残していくことに大きな役割がある。
時代とともに、なくなっていくものもあるが、大切なものだけが残されている。

 

 

 今は石垣だけとなった我が家の舟倉。
にぎわっていた頃の様子を父から聞いておきたい。

       岬人(はなんちゅう)

 


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