喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

「学びて時にこれを習う」  学ぶこと、習うこと

2018-04-14 | 教育
 中国の思想家である孔子の言葉をまとめた論語の中に、
「学びて時にこれを習う」
という文があります。
「学ぶ」は「まねる」に由来します。

 「習」は巣の上でひな鳥が、翼を動かして飛び方をならっている様子からできあがった字。
親の羽ばたきをまねて、ひな鳥が巣立ちするための羽ばたきの練習を繰り返す。
つまりおさらいをするということです。


 そのひな鳥がある日、突然巣立ちをする。
初めて飛べた時は、鳥であっても喜びを感じているに違いありません。

 何事も学び練習することによって初めてできるようになった時の喜びはよく覚えています。
例えば、何度も転びながら練習し、初めて自転車に乗れるようになった時の喜びは、とても大きなものがあったでしょう。  
 
 自分に自信がつき、積極的になれば、友達も自然にできます。
共に語り合い、学び合い、励まし合うことができる、心を知る友達がそばにいてくれる。
それは本当に楽しいものです。
人生の楽しみで、これほどすばらしいものはありません。



 様々な学びと習いをくり返してきた時間。
巣立ちは近い。
 大空へ向かって飛び立とう。


        岬人(はなんちゅう)

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