北欧エストニア出身のケルトという女性が、喜久家ボランティアとしていました。
昨年の7月から10月までの3ヶ月間。
とてもかわいい、人なつっこい女性でした。
そんな彼女から、突然、絵はがきが届きました。
あて名は、双子の娘たちへ。
こんなことが、書かれていました。
『さやかとひかるへ
こんにちは、お元気ですか。
私は、元気よ。
あのね、ケルトねえちゃんを覚えていますか?
一緒におばあちゃんの家で遊んでくれてありがとう。
さーちゃんとひーちゃんが来る日をいつも楽しみにしてたよ。
今、私は専門学校で服を作ることを勉強しています。
いつか、ふたりにも何かかわいいものを作れるかな。
明日は、モデルをします。
すごく楽しみにしてる。
さーちゃんとひーちゃんは、まだ学校で運動が第一ですか。
すごいよ。私より早いよ。
お兄ちゃんとお母さんとお父さんも毎日楽しいですか。
別れる日、私にくれた手紙で
「忘れないでね」
と、書いていたね。
ゼッタイ、忘れないよ。
さーちゃんとひーちゃんが大好き。
いつか、ふたなづ小学校の美術の先生に来たいな。待っててね。
ケルトねえちゃんより CHU~ 』
娘たちは、それはそれは大喜び。
「ケルトねえちゃんに手紙を書く」
と、言ってはりきっています。
北欧エストニアからの手紙が、日本の田舎に届いたのです。
世界は、どこまでもつながっているのですね。
そして、娘たちは、ケルトねえちゃんと遊んだあの夏休みを、
一生決して忘れることはないでしょう。
もしかしたら、いつかまた再会するかもしれません。
夢は、広がります。
佐田岬の小さな小さな郷の、
大きな大きな物語がつづきます。
岬人(はなんちゅう)
昨年の7月から10月までの3ヶ月間。
とてもかわいい、人なつっこい女性でした。
そんな彼女から、突然、絵はがきが届きました。
あて名は、双子の娘たちへ。
こんなことが、書かれていました。
『さやかとひかるへ
こんにちは、お元気ですか。
私は、元気よ。
あのね、ケルトねえちゃんを覚えていますか?
一緒におばあちゃんの家で遊んでくれてありがとう。
さーちゃんとひーちゃんが来る日をいつも楽しみにしてたよ。
今、私は専門学校で服を作ることを勉強しています。
いつか、ふたりにも何かかわいいものを作れるかな。
明日は、モデルをします。
すごく楽しみにしてる。
さーちゃんとひーちゃんは、まだ学校で運動が第一ですか。
すごいよ。私より早いよ。
お兄ちゃんとお母さんとお父さんも毎日楽しいですか。
別れる日、私にくれた手紙で
「忘れないでね」
と、書いていたね。
ゼッタイ、忘れないよ。
さーちゃんとひーちゃんが大好き。
いつか、ふたなづ小学校の美術の先生に来たいな。待っててね。
ケルトねえちゃんより CHU~ 』
娘たちは、それはそれは大喜び。
「ケルトねえちゃんに手紙を書く」
と、言ってはりきっています。
北欧エストニアからの手紙が、日本の田舎に届いたのです。
世界は、どこまでもつながっているのですね。
そして、娘たちは、ケルトねえちゃんと遊んだあの夏休みを、
一生決して忘れることはないでしょう。
もしかしたら、いつかまた再会するかもしれません。
夢は、広がります。
佐田岬の小さな小さな郷の、
大きな大きな物語がつづきます。
岬人(はなんちゅう)