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何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

金蔵院 (小金井)

2014年07月19日 | 寺社巡り-東京

【東京都・小金井市】創建年代は不詳だが、室町時代の永禄九年(1566)に興教大師覚鑁上人により中興され、小金井村の鎮守・天満宮(現小金井神社)の別当寺だった。
江戸時代享和三年(1803)に焼失した本堂は文政二年(1819)に再建され、大正十一年(1922)に破風造りの屋根に直し、平成二年(1990)に改築建立された。 多摩八十八ヶ所霊場31番の寺院で、小金井市で最古のお寺といわれている。 宗派は真言宗で、本尊は十一面観世音菩薩像。

落ち着いた雰囲気の門前に立つ寺号(院号)を刻した大きな石標を見ながら、山門をくぐって境内に....。
直ぐ左手に石仏などの古い石造物が整列して佇み、正面には巨木の枝葉に隠れるようにして建つ大きな本堂が....。 重厚な本堂の左手には弘法大師像が鎮座し、参拝者を迎えてくれているようだ。
境内に聳える幹周り3.9mのケヤキと3.7mのムクノキの巨木は樹齢300年以上と推定され、特にケヤキの太さは市内有数のものとのこと。

山門(四脚門)..右手に寺号(院号)刻の大きな石標が立つ

山門から眺めた境内..正面に本堂が建つ

山門近くの参道脇に佇む石造物群..左後方の供養塔2基は元禄4年(1691)と宝暦13年(1763)作
  
小さな地蔵石像と五輪塔/十一面観音菩薩石像/石仏群..手前の石仏は室町時代延文5年(1360)

本堂(大悲殿)..左側に弘法大師(空海)像が鎮座
 
本堂近景..推定樹齢300年以上のムクノキの巨木に遮られている

重厚感のある本堂向拝
 
本堂の前に鎮座する空海像..台座に「南無大師遍照金剛」とある

本堂向拝

入母屋銅板葺で妻入りの重厚な本堂

開星稲荷社のある境内から眺めた本堂

形造銅板葺の薬師堂..天保13年(1842)のお堂を昭和58年(1983)再建
  
須弥壇の薬師如来像がよく見えない/境内参道に敷かれた石/薬師堂近くに佇む石燈籠

山門近くに立つ供養塔
 
境内社の開星稲荷社

本堂右手に建つ庫裡

洗練された造りの庫裡
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