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何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

龍亭公園 (中国)

2012年07月14日 | 史跡探訪-中国編

【中国・河南省・開封市】北宋時代(960~1127)の宮殿跡地に造られた庭園式の公園で、開封市北西の龍亭北路に位置し、午門、玉帯橋、朝門、照壁、龍亭、北宋皇宮宸拱門遺跡、碑亭などがある。
敷地面積は広いが、60%以上が楊家湖と潘家湖という2つの大きな人造湖が占める。
公園のシンボルである六朝皇宮龍亭と呼ばれる「龍亭」は、1692年に清代四代皇帝・康熙帝が周王府の跡地に建てたのが始まりで、1734年に五代皇帝・雍正帝が増築して宮殿に建替え「万寿宮」とした。

午門をくぐって公園に入ると、湖を割くように真っ直ぐな参道が続き、その遥か先に龍亭が小さく霞んで見える。 楊家湖と潘家湖を眺めながら参道を進む、玉帯橋を渡り、「嵩呼」という門をくぐって更に進むと朝門に着く。
朝門からは照壁と龍亭大殿の屋根が見え、照壁をくぐると、大きなレンガ製基壇の上に320年前に建てられた「龍亭」が偉容を誇っている。 72段の石段を上って龍亭に....龍亭からの眺めは素晴らしく、まさにこの地に宮殿があったことを感じさせる。
 
午門前の広場..狛犬の霊獣が鎮座、門の両側に頂部に霊獣を乗せた八角柱が立つ

龍亭公園の入り口の午門
 
楊家湖..御道左側の亭が浮かぶ楊家湖             御道..先に玉帯橋と龍亭大殿が見える

玉帯橋から眺めた潘家湖に浮かぶ東湖島

東湖島への門..「探古苑」の額が掛る

嵩呼..御道の途中に立つ門
 
朝門                                  霊獣の狛犬に護られた朝門
 
朝門から眺めた照壁と龍亭大殿    照壁
  
照壁と龍亭大殿を重ねて眺める/照壁から眺めた龍亭大殿/照壁前に立つ碑

荘厳な龍亭大殿..高さ13mのレンガ製基壇の上に建ち“天上の宮殿”と呼ばれる

龍亭大殿..重層入母屋造黄金色瑠璃瓦葺、72段の石段中央に龍の彫刻がある
  
「龍亭」の扁額が掛る龍亭大殿の近景..意外に簡素な造りだ

皇帝が座る玉座
 
龍亭大殿前西側に並ぶ宋代蜡像館         龍亭大殿の北側に立つ碑亭
 
龍亭大殿の西門方向の建物   西門に続く湖畔の長廊

龍亭大殿から眺めた照壁、朝門、御道
 
龍亭大殿の巨大で頑迷なレンガ製基壇
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