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何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

アヤ・ソフィア (トルコ)

2014年05月18日 | 史跡探訪-トルコ編

【トルコ・イスタンブール】ローマ帝国(ビザンティン帝国)時代の紀元360年、コンスタンティヌス帝によって正統派キリスト教の大聖堂として建設されたが、オスマン帝国が征服した後はイスラム教のモスクに。
イスラム教は偶像崇拝を禁止しているため、内部のモザイク画は500年もの間漆喰で塗り固められた。
一方、イスラム装飾として4本のミナレットが立ち、内部にはアラビア文字でアッラーや預言者の名前が書かれた巨大な円盤、ミンバルと呼ばれる説教壇や聖地メッカの方向を示すミフラーブ等が設置された。
トルコ共和国時代になって大修復され、ビザンチン帝国の栄華を偲ばせる美しいビザンチン美術とイスラム美術の傑作が混同する博物館とされた。 巨大なドームは直径31m、高さ55.6mで世界で4番目の大きさ。

ローマ帝国時代の紀元360年、コンスタンティヌス帝がキリスト教の聖堂として建立

オスマン帝国征服後はイスラム教のモスクに..
  
赤茶色の大聖堂にはイスラム教のオスマントルコ帝国時代になって建設されて4本のミナレットが立つ

トルコ共和国時代になってから博物館に
 
南入口の青銅の大扉からみる「キリストと皇帝レオンVI世」のモザイク画

「皇帝専用の入り口」から覗いた聖堂内

吊り下がった灯が幻想的な雰囲気を醸し出している
 
2階にはモザイク画が多数残る..偶像崇拝禁止のイスラム教によりモザイク画が500年間漆喰で塗りつぶされた

巨大ドームの天井の美しい装飾そして天井の窓から光が差し込む

アラビア文字でアッラーや預言者の名前が書かれた巨大な円盤が掲げられている

正面アプスに設置された聖地メッカの方向を示すミフラーブ、右手にミンバルと呼ばれる説教壇
  
元々教会として建立されたために、正面中心が聖地メッカの方向を向いておらずミフラーブの位置が微妙に右側にずれている

ミンバルの手前に設けられた部屋..スルタンが礼拝する場所か?

大理石が敷きつめられた床..何か意味がありそうな模様で立ち入り禁止

側廊から大理石の柱越しに眺めた聖堂空間(主身廊)
  
「マリアの手形」と言われる親指をいれたままで手を回すと願い事が叶う/オスマン帝国時代にペルガマモン遺跡から出土された大理石の「ペルガモンの水瓶」/壁面装飾と柱頭

大ドームの神秘的な巨大空間

内拝廊の南門のビザンティン帝国時代のモザイク画..中央に聖母子、右にコンスタンティヌス帝、左にユスティニアヌス帝
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