
【イタリア・ローマ】教皇クレメンス13世の命により、建築家ニコラ・サルヴィがベルニーニの建築設計を基にして1762年、バロック様式の建造物「トレビの泉」を完成。
「トレビ」とは3つの道の意味、また、この泉はローマ最大のバロック様式の噴水。 泉そのものの歴史は古代ローマまで遡り、初代ローマ皇帝アウグストゥスの娘婿アグリッパが紀元前19年、水質がよくて水量が多い「アクア・ヴェルジネ(乙女の泉)」と呼ばれる水道を建設したのが始まり。
背景の「ポーリ候宮殿」の壁を彫刻の一部にし、中央の重厚な凱旋門の前にギリシャ神話の海神ネプチューンをテーマとする見事な彫刻が施されている。
「泉に背を向けてコイン1枚を投げ入れるとローマ再訪が叶う」、また「もう一枚コインを投げると、どんな願いも叶う」という有名な言い伝えが....。
ちなみに、泉に投げ込まれた世界中のコインは定期的に回収され、慈善事業に役立てているとのこと。

古い街並みの路地を抜けるとトレビ広場にでる


「ポーリ候宮殿」の壁に重厚な凱旋門が....


宮殿全面にギリシャ神話の海神ネプチューンをテーマとする見事な彫刻が...


中央が海神ネプチューン、左に豊饒の女神ケレス、右に健康の女神ハイジアが立つ

いつも観光客でいっぱいのトレビの泉

流石にローマ最大の泉...豊富な水量だ