
【中国・福建省・福州市】北麓から東麓に位置する呂祖宮近くの弥陀寺に向かう。
弥陀寺の高い白壁の塀が連なり小さな入口が設けられているが、何時来ても閉門....まさに開かずの扉だ。 屋根瓦などの劣化が激しく、僅かに見える境内は荒廃しているようで、廃寺寸前の感がある。
弥陀寺の壁から突き出たように重なった2つの巨石.....上の石には「雲岫」の石刻があり天佛像と呼ばれる。 少し進むと竣青台と幽幽亭が建ち、竣青台には「文昌呂祖宮」の額が掲げられ、入口から中を覗くと奥正面に幽幽亭が佇む。
そこから更に東に進んで第一山景区に....雲霄亭から烏塔を眺めながら一服。 先に「第一山」と刻まれた巨石が鎮座。 近くに映塔池があり、穏やかな水面に逆さ烏塔が映っていてなかなか風情がある。
聳え立つ烏塔は約1200年前の唐代に建立された重厚な石塔で、榕城のシンボルの一つだ。 【弥陀寺・天佛像・金鶴岩・竣青台&幽幽亭・天皇嶺牌坊・紅雨山房・雲霄亭・第一山景区・第一山」石刻・映塔池・烏塔・石塔祖殿】

弥陀寺..白壁に設けられた小さな入口 (常に閉められ境内には入れない)


小高い上から眺めた弥陀寺の荒れた屋根と木立の間から覗いた本堂前の境内


弥陀寺は荒廃が進んでいるようで廃寺寸前のようだ/弥陀寺の煉瓦塀から突き出た岩石

鎮座する重なった2つの岩石は天佛像と呼ばれる..上の岩に「雲岫」の石刻

竣青台と幽幽亭(右)



竣青台..文昌呂祖宮の額が掛る 中を覗くと幽幽亭が佇む 幽幽亭

幽幽峰..幽幽亭から烏山の頂に向かって広がる

天皇嶺牌坊

紅雨山房


第一山景区の入口近くに建つ建物(名前は不詳) 第一山景区に建つ雲霄亭

第一山景区..重厚な石塔を望む


第一山景区に鎮座する巨石 巨石に「第一山」の石刻

烏塔と映塔池..于山の白塔と対峙し、合わせて「榕城双塔」と呼ばれる


映塔池に映る逆さ烏塔 烏塔は唐代貞元15年(799)建立..高さ35m、八角七層


烏塔と石塔祖殿 納涼亭越しに眺めた烏塔