トヨタの売上高30兆円超
営業利益も2兆4675億円
トヨタ自動車が8日発表した2019年3月期連結決算(米国会計基準)にはびっくりさせられる。
日本のビッグ企業だからそうなのかと思う反面、その額の大きさは庶民感覚ではピンとこない。
日本企業として初めて、30兆円を突破したらしい。本業のもうけを示す営業利益は、2・8%増の2兆4675億円だった。最終利益は24・5%減の1兆8828億円だそうだ。
来年度の業績見通しも売り上げ高30億台、利益も2兆台だそうだ。
こんなトヨタも恐れているものがあるという。
自動車の市場拡大に併せて、力を入れるのはCASEへの対応だそうだ。「100年に一度の大変革の時代」「『勝つか負けるか』ではなく、まさに『生きるか死ぬか』」など豊田社長はこの数年危機感を露わにした言葉をいくつも口にしてきたが、CASEが念頭にあるようだ。
自動車産業の競争軸がサービス領域へとシフトすれば、「車を開発・製造し、販売する」という従来のビジネスモデルのままでは十分な収益を上げられなくなる。川上の部品メーカーや川下の販売店もCASEへの対応は必至ということらしい。
令和時代には、車の概念が大きく変わることは間違いないようだ。マンモス企業の危機感が本当になる日が、いつ来るのだろうか。
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