長崎のハウステンボス
ロボ活用、省力化加速
エイチ・アイ・エス(HIS)子会社のハウステンボス(長崎県佐世保市)がロボット活用で、省力化を加速している。
4月に、ロボットが主役の「王国」を7月に開くと発表したが、昨日の新聞情報によると、パレードやレストランで食器を下げる台車に自動追尾装置を搭載し、働く人を減らすという。
ハウステンボスは、来場者が200台以上のロボットと遊べるだけでなく、デンソーなど20社強と最新ロボットを開発する実験場として活用されるというから、壮大な実用実験場だ。接客や掃除、荷物運びを担わせながら人手のかからないサービスを実現する。旅行、航空の分野で業界に風穴を開けてきた沢田秀雄社長が、今度はロボットで革新を起こそうとしている。
7月からは、お好み焼きを焼くシェフ、10種類以上のカクテルをつくるバーテンダー、配膳係といったヒト型のロボットが園内で来場者を迎えるというから、人間様はどうなるのだろう。
とにかく、人に替わり、ロボットを活用し、働く人を減らす計画だ。HTBはパーク内のホテルですでにロボットによるフロント業務代替に成功しており、一連の取り組みを拡大すれば3~5年後に必要人員を半減できるとみているそうだ。
7月半ばには園内で客が移動に使っているバスの自動運転も始めるというから、ハウステンボスの壮大な実用実験は、今後日本の人の働き方に大きな変化をもたらすだろう。今後とも、目が離せない。
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