「コーヒーでも飲みに行こうか」
リスボンの同僚に誘われて「コーヒー」を飲みに行く。
イタリアでもそうだったが、「コーヒー」と頼むとエスプレッソしか出てこない。
カプチーノだとかを頼む場合は、そう指定する必要がある。
この「コーヒー」、まずは砂糖を大量に入れる。
あまりかき混ぜない。
James Bond のマティーニのように。
一口目は酸味を楽しむ。
この喉の奥を刺すような苦味で目を覚ます。
そして最後の一口で程好い甘さを楽しむ。
飲み干すとカップの底には大量の砂糖が残っている。
「よし、戻るぞ」
リスボンの同僚に再び促されてオフィスに戻って仕事をする。
注文をした3分後には飲み終わっている。
テンポが良い。
なかなか粋だ。
そういえば、昔、うちの父親がこういう飲み方をよくしていた。
ブラジル駐在中に覚えた飲み方らしい。
そう考えると、背伸びをしているとは言え、尊敬している父親にまた一歩近付けたのかもしれない。
ちょっとだけ嬉しかったりする。
今度、日本に帰ったら親父とコーヒー談義に花でも咲かせてみるか・・・。
リスボンの同僚に誘われて「コーヒー」を飲みに行く。
イタリアでもそうだったが、「コーヒー」と頼むとエスプレッソしか出てこない。
カプチーノだとかを頼む場合は、そう指定する必要がある。
この「コーヒー」、まずは砂糖を大量に入れる。
あまりかき混ぜない。
James Bond のマティーニのように。
一口目は酸味を楽しむ。
この喉の奥を刺すような苦味で目を覚ます。
そして最後の一口で程好い甘さを楽しむ。
飲み干すとカップの底には大量の砂糖が残っている。
「よし、戻るぞ」
リスボンの同僚に再び促されてオフィスに戻って仕事をする。
注文をした3分後には飲み終わっている。
テンポが良い。
なかなか粋だ。
そういえば、昔、うちの父親がこういう飲み方をよくしていた。
ブラジル駐在中に覚えた飲み方らしい。
そう考えると、背伸びをしているとは言え、尊敬している父親にまた一歩近付けたのかもしれない。
ちょっとだけ嬉しかったりする。
今度、日本に帰ったら親父とコーヒー談義に花でも咲かせてみるか・・・。