that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

PAL ZILERI

2010年02月20日 | 旅行とか出張とかアレとか
再びイタリア旅行の話で恐縮なのですが、イタリアで買ってきた PAL ZILERI のカフリンクスとネクタイ。



パープルは、今まで勇気が無かったのでチャレンジしてなかったのですが、まぁ、薄紫だし、これぐらいなら大丈夫だろうということで試しに買ってみたのですが、思いのほか良かったです、ハマリそうです。

それにしても、ここのブランド、正統派イタリア男物がたくさん置いておりまして、個人的にはとても好きです。ロンドンにも店舗があるみたいなので、今度改めて見に行きたいと思いますが、サイトを見ている限りで言えば、紺地に濃臙脂のストライプスーツと、クリーム色の夏っぽいスーツ、あとは網目の入った茶色のスニーカー。ここらへんがグッときています。

ちなみに、このPAL ZILERI、有翼の獅子が描かれているので、ヴェネツィア発祥のブランドなんじゃないかと思ったんですが、実はイタリア北部のベネット州(ヴェネツィアの本土側)が発祥でした。結局、この地域もヴェネツィアに吸収合併されていたので、そういう意味ではヴェネツィアの一部だったとも言えるんですが、まぁ、厳密にはヴェネツィアの島ではなく、テッラ・フェルマ側だったということで。


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哀しみを帯びた嘆息

2010年02月19日 | 仕事とか堅苦しい話
「何で仕事をしているか分からなくなってくるのよね」

哀しみを帯びた嘆息が、薄紅の唇からポロッと零れ落ちた。

とりあえず、この手の話は聞きに徹するに限る。



「何かゴールがあると良いんだけどねー」

明るく振舞ってはいるが、相当に思い詰めている様子だ。
どうするかな。

ただ、ふと思う。
ゴールを設定するのはそんなにも大事なことのだろうか。

ゴールがあるに越したことは無い。
だけれども「ゴールが無い = 悪」というわけでもないような気がする。
ゴールが無いからこそ見えてくるモノもあるわけだし。

まぁ、そんなことを伝えたところで、何のアドバイスにもならないので、黙って相槌を打ち続ける。



「けんたくんは何で仕事をしているの?」

むー。

仕事における目標は、ある、ような無いような。
ただ、それは誇大妄想じみているし、確実に100%達成出来るような性質のものでも無い。
なので、「ゴール」という代物ではなく、何となく「想い」みたいなモノなんだと思う。

それとなく説明をしてみるものの、ただ、この手の話はあまり人に伝えるべき代物ではないなと、話をしてからちょっと後悔した。



「ロンドン駐在が決まった時に、当時付き合ってた人と結婚をするという選択肢もあったの。だけど、私はキャリアを選んでしまったのね。仕事で希望が見えない今、都合の良い言い分かもしれないけど、『あの時結婚していたらどうなっていたんだろう』って思ってしまうのよね」

いつも気丈にスマートに物事に取り組んでいる彼女に、意外な人間らしさを垣間見た。

それにしても、パラレルワールドの住人からしてみれば、今の我々の生き様というのはどういう風に映るのだろうか。

あの時、浮気を許してあげられていたら今頃は・・・。
あの時、フィリピン出張に行ってなければ今頃は・・・。
あの時、彼女の生い立ちを受け入れられる度量があれば今頃は・・・。

ただ、人生における選択というのは完全なトレードオフ。
何かを選んで何かを得たとしても、それを選ばなかったことによって得られた何かもあったはず。

と、頭では分かっていても、やっぱり考えてしまう。



「こういう辛いときって、家庭だとか彼氏だとか、そういう頼れる人やベースとなる場所が欲しいのよね」

家庭や彼氏(彼女)がいるから頑張れる、というのは分かる。
自分も喉から手が・・・どころか既に肩が出ているぐらいに家庭や彼女を欲しいと思っている。

ただ、パートナーがいたからと言って、仕事上の問題が解決されるわけではない。
心の支えがあったとしても、骨折しながら歩けるわけじゃない。

加えて、この二つを混同してしまうと、より自分を追い詰めるような結果にすら成りかねない。
これは怖い。



「ねぇ、私さ、どうしたら良いと思う?」

むっ・・・来たな。
傍観者を決め込むか、当事者になるべく腹を括るか。

ここにまた一つパラレルワールドが出来上がった。



「あ!ごめん!仕事が忙しくて、今日がバレンタインだってこと忘れてた!」

日本だとバレンタインはビッグイベントだから、男も女もついつい意識してしまうのだろうけれども、イギリスは全くそういう「騒ぎ」が無いから忘れがちだ。むしろ欧米では、男性が女性にプレゼントを贈るというイベント。巷で大騒ぎをしないのも、それが理由なのかもしれない。

ただなー。
そうは言っても義理チョコぐらいは欲しかったなー。

哀しみを帯びた嘆息が唇からポロッと零れ落ち・・・そうだったけれども、グッと堪えた。


コメント (4)
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ポルチーニとベーコンのパスタ

2010年02月18日 | 男の目分量料理
ものすごく久しぶりに「男の目分量料理」。

この前のイタリア旅行でポルチーニを買ってきたので、ちょいと使ってみようかなと。

というわけで、まずはポルチーニをぬるま湯で戻します。



久々に登場のルクルーゼ。
こういう場面でしか使えません。
(もったいない)



ポルチーニを鍋から取り出すと、こういうポルチーニ汁が残りますが、これも使います。





で、不甲斐ないことに合間で写真を撮るのを忘れてしまいました。
ただ、手順を簡単に説明すると:

  1. タマネギとベーコンを薄切りにする。量は適当。
  2. バターでタマネギとベーコンを炒める。
  3. ポルチーニ+汁を混ぜる。
  4. 白ワインを適当に入れる。味に広がりが出るので、それなりに入れてOK。
  5. 牛乳と生クリームを目分量。ちょいととろみが付くまで適当に足していく。
  6. 塩・胡椒で味を調整。胡椒はちょい多目。

というわけで、相変わらず全てが目分量で恐縮なんですが、最終的にこんな風になれば良いんじゃないかと思うのです。





で、最後にパスタと絡めて終わり。



これがですね、ベラボーにうまかったわけです。
ポルチーニの芳しさがたまらない。
加えて、厚切りベーコンはパスタによく合います。



ちなみに、ポルチーニ汁、だいぶ余ったので、後日、他のパスタ料理で使ってみたんですが、味は大して変わりませんでした。なので別にいらないかなと。捨てるのももったいないので捨ててはいませんが、でも気が向いたら捨てると思います。

それにしても、ふと思ったんですが、本場イタリアの料理ってのは段違いに旨い。
あれは、作り方だとかもあるんでしょうが、やはり素材というのが大きいんだろうなと。
海外で食う寿司と比べて、日本の寿司が段違いに旨いのと同じで。

またイタリアに行かなくちゃなー。


コメント (2)
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再びコーヒーの話

2010年02月17日 | なんとなくアレなやつ
スタバでコーヒーを飲もうと思い、いつもと同じように、"Latte with extra shot and vanilla syrup(ラテ+ショット+バニラシロップ追加)" を注文したわけです。
しばらくしたら出てきたので飲んでみると、

熱っっ!!

何だよ。
口の中火傷したぞ。

しかもいつもより味が薄い。
追加のショットが無い気がする。

で、何でこんなことになったのかと考えていたんですが、多分、店員が "extra shot" を "extra hot" と聞き違えたんじゃないかと。
なので、"extra hot" になったけれども、"extra shot" が無いのでいつもより薄味になって。

なるほどねー。
英語ならではだよなー。

という話です。



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また寝たよ。

2010年02月16日 | なんとなくアレなやつ
飲み会で酔い潰れたコイツのあだ名は



黒マリモ。


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