that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

葛藤

2010年02月25日 | 仕事とか堅苦しい話
ベランダに出て、タバコに火を点ける。
煙を大きく吸い込んで深呼吸。

「・・・何だか色々とめんどくせーなー」

ここ数日、何をするにしても気だるくて何もやる気が起きない。
たまにやってくるバイオリズム的なアレ。

というわけで、ちょっと愚痴らせてください。



今、一番面倒くさいなと思っているのが以前にも書いた自分のキャリアについて。
正念場だから本当はマジメに考えなくちゃいけないんだけれども、だったとしても面倒くさいんですよね、今は。

キャリアという側面だけで見れば、今が過渡期で自身の成長を一番実感出来ているので、そういう意味合いではあと半年でも良いので今の仕事を続けたいかなと。

もう一つの理由は、今自分が抜けたらイギリスの上司が業務量的な意味合いで大変な目に合うだろうから。とは言いつつも、自分が抜けたところで、そういうのは得てして「どうにかなるもの」だろうし、後々になって「もう落ち着いたからいいや、ありがとね」と簡単にポイ捨てされる可能性も(特にイギリスでは)あり得るので、そういう意味でも過大な責任感は持たないようにはしているんですが。



日本に帰るという選択肢も悪くは無いのだけれども、まぁ、何となく気が進まないわけです。日本の上司に「ボクが何をしたいかは一旦置いておいて、帰国したら何やったら良いですか?」と聞いたところ、短期的な役職は用意されていたのだけれども、中長期的なそれはボヤッとしていて。うーん、この調子だと、帰国しても暇を持て余す日々過ごすことになるか、自分で仕事を見つける日々になるかもなー、なんて漠然と思っていたりするわけです。まぁ、日本での仕事ってのは得てしてそういうものだから、仕方無いのかなと割り切っている自分もいるんですが、いずれにしても、「うぉー!すげー帰りたい!」という具合にはならないわけです。



で、書いてて思ったんですが、今のところかなり他力本願なんですよね。「誰かが自分を幸せにしてくれる」という他人任せみたいなものがどこかにある、というか大分ある。

ただ、じゃあ、何かやりたいことがあるかと言われれば・・・無いんですよねぇ、今は。
本当は「海援隊作るぜよ!」みたいなことを言えたら良いんですけど、このままだと岡田以蔵みたいに誰かを妄信して朽ち果てるみたいなことになり兼ねない。それはちょっと勘弁。



まぁ、でもね、下らないというか、漠然としたアレなんですけど、やりたいことはあるんですよ。
イギリス人たちから「あいつはマジですごいよ」と言われるぐらいにはなりたいんですよ。これが出来たら、もう別にどこに行っても良い。イギリスに留まる理由はあんまり無い。

で、今気付いたんですけど、こういうのって「ある程度の満足レベル」に到達すると、自分がやりたいことって言うのが自ずと見えてくるような気がするんですよ、過去の経験上。「よっしゃ!次はこれやってやるぜ!」みたいなのが。そう考えると、今はすごく中途半端なところにいるんでしょうね。まだやれることがたくさんあって、やり遂げていないから、次にやりたいことだったり、やるべきことが見えていないというか。

そういうこと・・・なのかなー。



あと考慮すべきポイントがあるとすれば、仕事以外の面。

漠然と日本に帰りたいなとは思っているんです、最近。
温泉に行きたいし、旨い寿司食いたいし、大野雄二のライブ行きたいし、会いたい人もたくさんいる。

まぁ、一時帰国すれば済む程度の話なんで、実は動機としては弱いんですよね。
どっちかと言うと、一時的な衝動。

あとは結婚とかね。
やはり絶対的な母数がイギリスと比べて全然違うので。
ただ、こればっかりは縁モノですし、帰国したからどうこうという話では無いんですよね。



という感じで、伸るも反るも理由があり過ぎて、色々と悩んでしまうわけです。
ただ、やっぱりイギリス人たちに「あいつはスゲー」とは言わせたいので、そういう意味ではもうちょっとだけ残りたいかなー。

ま、こうやって話をしている時点で、自分の中で答えは既に出ているんでしょうね。

頑張るかなー。
面倒くさいけど。


コメント (2)
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