昨日の福島第一原発の2、4号機の破損、異常な放射能測定値
について管総理、枝野官房長官による会見が行われた。
それを見ていて、枝野官房長官が額から汗が止めどなく流れて
来るのを目にし、「これは・・・かなり危ない事になっているんじゃないの?」
とかなーり心配になってきた。
口調は落ち着いてはいるが生理現象は嘘をつけない。
今のところ原発は落ち着いてきているが、あの会見は国民に
必要以上の不安感を持たせたのは間違いないだろう。
しかし海外メディアから日本政府も東電もぜーんぜん信頼されて
いない。今までの隠ぺい体質。それに加えて管総理の歯切れの悪い
国民に安心感を与えるべく会見がどんどん不信感に変わってしまうのが
原因だろう。
しかし、東電の輪番制停電のシステムは誰が考えたのだろう?
毎年9月1日には関東大震災を教訓に東京都と関東圏の県が共同して
大規模な地震時のシュミレーション訓練が行われている。
これは、東海大地震に備えてのシュミレーションでもあるのだが、
今回のように発電施設の停止を想定にいれているはずだ。
その中から経済活動の低下を最低限に抑えるべきハウツウを
編み出しているのだと思っていたが、そうではなかったのだな。
都内での電車も間引き運転が多くなり、通勤通学の移動手段に影響を
及ぼしている。いつものように浅草に買い物に行ってびっくり!
いつも観光客でいっぱいの浅草が閑散としている。
これって、仲見世が店じまいする夜の光景と同じではないか!
お買い物の時は仲見世はいつも混んでいるので、横切るだけなのだが
今日はこのように空いているので、ついでに観音様に地震が早く
治まり、原発がこれ以上困難な状況にならないようにお参りして来た。
東北関東大震災の当日に五重塔から100kgの飾りが落下したらしいが
今日はその修復もしていた。
長ーいクレーンにビックリ!
それにしても、この地震の影響で、どこのお店も暇らしい。
飲食店の方も電車の不安があるので、常連さん以外のお客さんが
まったく来てくれず、予約も向こう1カ月のキャンセルが相次いでいるそうだ。
もちろん被災地の方を優先するのは当然として、それと並行しながら
この地震の影響での経済のさらなる沈下を止めるべく、対策を講じなければ
本当に日本は大変な時代に突入してしまう。世界経済にも当然
影響を与える。政府の手腕が問われるのだ。