仮名手本忠臣蔵＆舞台裏見学＠国立劇場

今日で１１月も終わりだ～なんだかせわしない１１月だったな・・・
と、シミジミ・・・紅葉した木を見つめるケム～

そんなせわしない１１月のとある日、歌舞伎に行ってきた。
国立劇場50周年記念という事で３か月通し狂言「仮名手本忠臣蔵」が上演されているのだ。
１１月は菊五郎劇団でお軽、勘兵の道行きを中心として、いよいよ大星由良之助が討ち入りを決断する場面までを
描いている。
歌舞伎観劇プラス舞台裏見学プラス昼食付という「大人塾」という催しに参加した。

大盛況で華やかな空間でした。

演目はこんな感じ～

浄瑠璃「道行旅路の花聟（はなむこ）」で舞台明け～

早野勘平は錦之助、その恋人腰元おかるは菊之助様～
花道から現れたお二人でしたが、結婚し父になられた菊之助様が現れた時に
思わず「親父様そっくり～」と声が出ました。
まあ要するに少々貫禄が付いてきた・・というか首などが一回り大きくなられた？？？
あの可憐な菊ちゃん・・・とはいつまでもいかないものか

今回この大人塾ではイヤホンガイドが付いていたので、舞踊の一つ一つの意味がわかり
なかなか勉強になったし、やはりそこは菊ちゃんお上手なんだわ～と再認識
ただし、イヤホンガイドは痛しかゆしで前半の女性は至れり尽くせりの解説なんだけど、
少々黙っててほしい場面も
後半は男性で、これはこれでもう少し解説があってもいいんじゃない？だったし難しいね～

５段目「山崎街道鉄砲渡しの場」おかるの実家での場面の菊ちゃんは明るい色のお着物で
こちらの方が若く見えるわ～
それに他の女形の俳優さんをたくさん見ると、やはり今の歌舞伎界で女形として玉様と菊之助様は
別格なんだと思わせられた。

座席は前方、花道のすぐ横という絶好のお座席。
35分の一番長い休憩時間にセットになっていた昼食を取る為食堂へ～

食堂で取る食事って最初からセットされているので、全て冷めてるのよ
案内されるまでも時間はかかるし大忙しで食べなきゃなの。
お味は、まあこんなもの。 

午前中から見始めて夕方で全ての出し物が終わり、そこから舞台裏見学。
この催しに集まった方は、年齢層が高いご夫婦で参加されている方が殆どだった。
余裕だね～ああいう世代の方は・・・
私があの年になって夫婦でこんな高額がイベントに参加なんかできないな

国立劇場の舞台装置の責任者をやられている方の説明付～

舞台から客席を見てみよう！

おーー客席がこんなに近くに見えるなんて～

そして舞台は奥行き横幅共にとても広い！

奈落の底も見学させてもらいました～

左の黒いボックスで役者さんが降りて来たり上がったりって・・・危険そう。

花道に通じる地下道は真っ暗で怖い・・・
そして花道～

30分という短い見学でしたが、なかなか見る事ができない奈落の底も見られて良かったよ～
まあ、ちょっとこの企画はお値段が・・・という不満は残るものの 

国立劇場に飾られている名画をパチリ・・・引き延ばしてお正月に使えないかな～

菊ちゃん、幸せ太りかもだけど、永遠の可憐な女形として少々ダイエットしてね～

 

 

 

 

 

天孫降臨の地、宮崎で神社を詣でる。

宮崎と言えば～天孫降臨
最終日はお昼に飛行機をとっていたので急いで神社へ。
宮崎神宮へ行ったのだけど駅前からバスはなし。
駅から10分ほど歩いた国道沿いのバス停から乗りました。
JALのホテルがある近くです。

天孫降臨ぽい雰囲気～木々が神聖な感じ。
我が不肖の息子Rは神社仏閣が好きなので、この慌ただしい中で来たのだけれど、
森の中にあるようなこの神社には癒されました～

七五三参りの親子がたくさんいましたよ。

 

苔むしている感じもいいね

古の神社ってここのお祓い所が中心だったんでしょ？
諏訪大社に行った時にお勉強しました～

このように神武天皇が祭られておりました～

この後で大盛うどんに寄って（バスがないのでタクシーで560円）ホテルに戻りチェックアウト。
空港までの電車は１時間に２本しかなく、ホテルからタクシーで空港に向かいました（2500円ほど）
飛行機から富士山を拝み今年の宮崎旅行も終わりました～

 

 

 

宿泊はJR九州ホテル宮崎、駅の前～

今回の宿泊はJR九州ホテル宮崎でした。
例年、シェラトングランデ・オーシャンリゾートでしたが、フェニックス・シーガイアリゾートの
中にある為、宮崎市内からはタクシーしか交通手段がないというのがネックでした。
シェラトングランデの評判の良い朝食にも少々飽きたしね

ゴルフ観戦と同じくらい宮崎で飲食を楽しむという事も大事なイベントだったので、
繁華街まで徒歩可能というのが理想でした。
ツアー会場までのギャラリーバスも駅から出ており、ホテルからは徒歩５分くらいで便利です。

宮崎駅は空港から電車で15分程度で、福岡と並んで空港、市街間がとても近いです。
その宮崎駅のバスローターリー前にホテルはあります。

ホテルの入っているビルには企業、飲食店、１階にはお土産店などがある複合ビルとなっていて
ホテルのフロントまで行くエレベーターが少々わかりにくかったかな。
そのわかりにくいフロント直通エレベーターは１階奥にありました。

８階がフロント～

開業は５年前と新しいホテルで清潔感に溢れておりました～
２基しかないエレベーターは必ずフロントで停止するようになっていますので、
なかなか利用階に来ずイラーッとしました 

ツインのお部屋です～

ベッドは熟睡できたな・・・

シーティングエリアも有り～

１人、１泊朝食付きで6,000円前後だったと思います（２人で利用の場合）
シェラトングランデの４分の１じゃない！！！！！
充分に広いしね～青い海は見えないけれど・・・・
徒歩10分程度の所にスーパー銭湯があって500円代というウチのあたりでは考えられないくらい
安く、色々なお風呂も完備で良かったよ～

ここのお風呂も広かったよ、洗い場が付いているホテルのお風呂って珍しいよね？

お部屋からの眺めは海ではないけれど綺麗な朝焼けでした～（まあこの日スコールにあったんだけどね）

 

朝食はフロントと同じ階にあるレストラン～

充分、満足できる朝食でしたよ。

サツマイモサラダとちらし寿司の間はさつま揚げ～これ美味しかったな～

宮崎名物マンゴージュース。私は甘すぎるのでオレンジジュースと混ぜるの。

チキン南蛮や冷汁もありました～
チキン南蛮は・・・
冷汁は美味しかった

ダンロップフェニックスまで行ってチケットを忘れギャラリーバスでホテルまで戻ったというアクシデントが
ありましたが駅前のホテルで良かった～とつくづく思いました
このホテルがダントツに一番駅から近いのです。 
連日満室の人気ホテルでした～ 

 

 

 

 

 

宮崎で美味しい麺、麺、麺・・・

取りあえずまだ１１月なわけで、それなのに雪～
起きた時はまだ雨で、その後雪が混じる割合が多くなってきた。
お昼まで気温は下がり続けるというから、もっと雪っぽくなってくるんだろうか？
初めてだよな～東京でこの時期の雪。
新宿方面だけっていうならありそうだけど・・・

こんな寒い日にはあったかーい麺が良いですね

宮崎でも美味しい麺に出会いました～ 

「宮崎ニシタチの〆」といえば「釜揚げうどん　織田薪」

ニチタチとは西橘。宮崎一番の歓楽街ですね！
営業時間が夜の７時からという〆専門店って感じ。
このあたりの人気麺屋さんは１２時以降のほうがお客さんが多いらしいですよ。

店内は民芸調で落ち着いています。
10時前後ではそんなに混んではいませんが、絶えずお客さんは入ってくる感じ。
ほどなく満席になりました。 

席に通されると自動的にメニューは決まるようです。
基本、釜揚げ600円のみ。それに卵を追加するかお稲荷を追加するかって感じ。
なので「釜揚げ○人分ですね？」と聞かれます。

じゃーん来ました～

一般的な釜揚げうどんより、平べったい感じ。
つけ汁はイリコベースに揚げ玉とおネギ、柚子。
麺は福岡同様、柔らかめでコシはあまり感じられないけれど喉越しは悪くない。
そしてこのお出汁が秀逸

この優しい麺を汁にくぐらせ口に運ぶとフワ～ンとイリコの優しい香りと柚子をまとった麺が
「〆にはこれでしょう？」と説得力を持って問われるようだ。
それに抗う気持ちは少しも起きない。
今まで、一度も味わった事のない釜揚げ・・・美味いよ～美味いよ～
私は割箸の鶏モツ煮込みとこの釜揚げを食べる為だけに宮崎に戻っても良いくらいだ

「この釜揚げ最高じゃないか・・・」五郎さん風に！

私達のお向かいに座ったおお三人さん男性は、どうもゴルフ関係の方達だったと思う。
ちょい若いイケメン系。
ゴルフトゥデイの編集長はO嬢で通っているけれど、うちわでもO嬢っていうんだ 

 

この優しい釜揚げと対極的なのが、ガツーーーンとした〆が宮崎名物辛麺
宮崎辛麺といえば「桝元」が有名よね？店舗数も多いし。
あんがい辛麺屋さんてこの系列以外は少ないのよね市内に。 
Rが桝元で食べた事があるという事だし、繁華街橘にいたので「辛麺屋　輪」に行きました～ 

入店した時間では他にお客はいなかったので心配になった。
まあその後も来なかったんだけどね
深夜２時までの営業という事で１２時以降の方が多いんだって～
まわりのキャバクラのお姉ちゃんなどが御用達だとか。
結果として２日間通ったので美味しかったんだよ～（お嬢が２日目から合流だったので） 

辛さは１倍から25倍まであり、麺は中華麺かコンニャク麺から選べます。
ニラとニンニクが無料で増量できます。確か辛麺は基本が750円だったかな？
初日は１７倍、２日目は20倍で・・・

コンニャク麺～

中華麺～

どちらも美味しい17倍は余裕だったわ。
見た目より辛くないの。翌日の20倍ニラ増し。

 

ここのスープは辛さでごまかすタイプではなくスープ自体がしっかりと旨みがあるタイプ。
見た目よりさっぱりと食べられます。
辛いの苦手な夫も美味しいって言ってたわ～

桝元の辛麺にはがっつりとした生ニンニクが入っているそうですが、ここは火を通し柔らかくなったニンニクが
ポコポコっと入っています。
桝元経験者のR曰く、桝元はそのニンニクのガツン感で食べさせる麺のようで、
輪のスープの方が断然美味しいスープだとの事でした。 

最終日はこれに〆のご飯＆チーズを入れて食べました皆でシェアしてよ・・・それでもお腹がはち切れそうだった。

このお店は麺だけではなく鶏料理もあるの。
専門店じゃないのにどうなの？といぶかしく思っていたのだけれど、
最終日はまだ食べていないお嬢だけが辛麺を食べたので、私達はビールと
鶏レバー刺しを頼んでみた600円でした。

これが、また美味い！！！
まったく匂いがない！！！
侮れない輪の鶏系でした。

〆麺のお次は朝からやっている有名なうどん屋さん～
「大盛うどん」といって土日は朝８時から営業しております。
平日は９時からのようです。 

駅からだと歩いて20分程度はかかるでしょうか？
東京に帰る日に食べました～

朝から店内は盛況でしたよ。
かけうどんが360円で、600円くらいまでの価格帯でした。
私は肉うどん～

まっ黒～
おうどんの麺は・・・切れちゃう・・・柔らかいなんてもんじゃない・・・持ち上げようとすると切れちゃう・・
これ正解
柔らかめの麺が好きだけど（博多うどんのような）これは柔らかいという範疇を超えていた！
それに熱い！まあこれは嬉しいですね、熱々・・・
そしてこのまっ黒なお出汁が甘しょっぱ過ぎる～
うーーーー私にはしょっぱすぎ
マズくはないんだけどさ・・・もう少し薄味ならさ～

タヌキうどんね～

まだこちらの方がいいかな？私のは牛もしょっぱいからね～
カウンターで横並びだったので、他の写真はとれなかった。
人気店だけど私達の結論としては、このタイプのうどんだとギャラプラで食べたおうどんの方が美味しかった。。。 

 

 

 

美味くて安い！「地どり食堂 割箸」＠宮崎市高松町

さて二日目の宮崎グルメ～
宮崎地鶏専門店の「割箸」さんへ行ってみました～ 

ここも飲食店評価サイトで評判の良いお店でした。

やはり駅から繁華街方向にかなり歩きますし、繁華街のはずれです。
20分以上は歩いたかな？
事前に予約して行きました～

 

店内はこんな感じ～カウンターと６人くらいは座れる座敷席が4つほど。

ほぼ開店時間に入店しました。この後はおそらく予約の方で満席。
予約なしの方は、断られておりましたので予約はされるべきかと・・・

突き出しは塩辛～珍しいね？ 

鳥刺し盛り～

美味しくないわけがないわ～

ルービーの次は日本酒なども。

もも肉ニンニク焼き～

味付けもちょうど良い感じで歯ごたえを残しつつ柔らかさもあり美味しかったですよ

これを食べながら思ったのは「これは日本酒じゃないぞ・・・宮崎の料理はやっぱり焼酎に限る！」
という事で焼酎に変えました～

鶏のたたき～

初めてのタイプ・・・今までは歯ごたえビシビシの鶏肉がゴロンとあってその上に薬味って感じだったけれど、
これはどこの部位かもわからないくらい、細かくなっていて、
鶏だと言われれば鶏だし、牛と言われれば牛って感じ
その位の柔らかさとコク・・・しかしこのお店はどれも一皿のボリュームが多い

「鶏モツ煮込み」＆砂ズリ焼き～

前日、ちょうどモツ煮込みの話をしていたのだった・・・
宮崎では東京の様なモツ煮込みって少なくない？って・・・
ここにはあった

そして、これは今まで食べた事が無いモツ煮込みで絶品
東京にも鶏のモツ煮込みを出すお店もあるのだけれど、なんというか鶏臭が拭い去れないんだよね。
このお店の煮込みは、どちらかというと豚汁に近い味わい？？？

味噌味が薄すぎず濃すぎず～の絶品。
ゴボウがまた美味しい
鶏モツが柔らか～い
お汁を全て飲み干したいくらいの美味しさ
どうにかこれを自宅で作ってみたいものだ 

砂ずりは普通かな？粋仙のほうが美味しかったと思うけれど、全然OK！

「宮崎で鶏料理ならここ！」と言われるお店にも言ったし、キャパの大きい有名店も行ったけれど
モモ焼きなどは案外高いんだよね～
ここは一品のボリュームがあるので、とにかくお会計時に安くて驚いた。
宮崎で鶏料理を食べるならここですね

この日もやはり、この後の〆があるのでこの辺りで退散・・・
〆といってもこの日は宮崎ラストナイトという事で〆×３でしたが。

そして今回気づいた事。。。
宮崎の地鶏焼きは美味しいけれど、個人的には皮目を直に炭火に当ててパリッとさせて、
中はジューシーっていう東京でいう焼き鳥の方が好きなんだな～と

そうだ、ここには「地鶏出汁ラーメン」っていうのがあり食べたかったけれど、
この後の事を考えやむなくお店を出ました～