Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

イタリアを行く4ゆったり時間が流れるムラーノを早朝散歩。

2014-09-30 08:41:29 | 2014sepイタリアの旅

今回のイタリアは事前の天気予報がことごとく晴れ時々雷雨
で、私達がその土地を離れてからは晴れのマークだけ・・・
ヴェネチアも滞在中は雷雨のマーク。

朝のムラーノは夜に降った雨でまだ道路は濡れていました。
静かな朝で仕事に向かう地元民や散歩の地元民とすれ違う程度。
ワンちゃんも静かにキャナルを眺めています。

 

八百屋さんの舟が来ていました。

ホテルのすぐ裏手の教会。

ムラーノ内もキャナル(運河)で隔たれています。

何本もの橋が島内にかかっています。

ガラスの島と言う事でいたる所にガラスのオブジェが・・・

家のドアもガラス工芸が施されていました。

もちろんガラス工芸品を扱うショップだらけの島です。24kを施した豪華なヴェネチアン・グラス
は全て6個単位で買えるわけないよ~見るだけ見るだけ・・・

アメリカンなコカ・コーラの看板もムラーノの色彩の中でシャレオツな感じ。

この人工的な島々で(1千年も前にヴェネチア人が敵から逃れる為にこの島々を干拓した)
木々にホッとします。

 

僕達もこの景色に溶け込んでま~す


イタリアを行く3ラ・ガールホテル・ヴェネチア・Mギャラリー

2014-09-29 09:35:58 | 2014sepイタリアの旅

ヴェネチアン・ガラスは世界的に有名な700年もの歴史を持つ工芸品。
有力な外貨獲得商品だったガラス技術の流用を防ぐ目的で、ガラス職人を
ヴェネチア本島からムラーノ島に移したのでした。
その為にムラーノはガラス・ファクトリーがいっぱい

そのガラス・ファクトリー跡に3年前開業したのが「La Gare Hotel Venezia-MGallery Collection」
という長い名前のホテル。
このMギャラリーというのはローマにもありますからデザイナーズ・ホテル・グループなのかも?
ホテルのすぐ前のヴァポレット停留所は「MUSEO」なのでホテルのすぐ近くに「ムラーノガラス美術館」があります。

デザイナーズ・ホテルなのでガラス工芸品をセンス良く配置し洗練されたインテリアのホテルでした。

レセプションからロビー方面を見た感じ。
シャンデリアももちろんヴェネチアン・ガラス。

 

工場跡なので狭い廊下が長く両サイドにお部屋がある作り。

一般的なダブルのお部屋を朝食付きで予約しました。バス付きもあるようですが
私達のお部屋はシャワーのみ。広いタイプのトラマルコ一家のお部屋にも付いていなかったようです。

スーツ・ケースを広げても十分な広さがあり落ち着いた配色の内装です。

新しいので洗面・ブースもモダンな感じ。 

朝食は中庭に配置されたサンルームでとりました

種類もふんだんにあり(ただし野菜は少ない)スプマンテも用意されています
そこは4つ星ホテルですね
朝食付きの予約ではなかったトラマルコ一家もここで朝食をとりましたが20€といっていたので
かなりリーズナブルだと思います。 

デザートやパンもとても美味しかったしスプマンテのおつまみ用チケッティもありました
ただコーヒーはサーバーからでしたが、頼めば個別に入れてくれるようでした。

ブタちゃん達も朝から食べちゃうぞ~。

この時期のスイカが甘かった~クロワッサンは持って帰りたいくらいに美味しかった~

お部屋にはコーヒー・セットが無かったので、ここからカップで持って帰りました。
お部屋備え付けのドリンク類等に関しては充実してなかったな~。。。アイロンもなかったし。。。

お掃除の為にチップを置きましたがそのままでした。人によりけりでしょうけれど 

直ぐ近くにはスーパー・マーケットのCOOPもあり部屋飲み・食べにも便利です。
とにかく停留所のまん前と言う事で便利なので、またヴェネチアに行く機会があれば
ここに泊まりたいと思います。 


イタリアを行く2ムラーノに宿泊した理由とヴァポレットについて。

2014-09-28 08:48:50 | 2014sepイタリアの旅

ドーハで乗り換え5時間ほどでヴェネチア・マルコポーロ空港へ。
今まで中東乗り換え欧州行きの便は大きな機体だったのが、今回は
欧州内乗り換えに毛が生えた程度の機体。
ヴェネチアだからか?と思ったけれど帰りのローマ~ドーハ間も同じ大きさだった。

羽田からの最後の食事は朝食だったけれどこの便も最初の食事は朝食。


同じ感じ・・・もはや一枚しか画像がない・・・この事からこの時点で機内食に関して期待が無い事が分ると思う 
昨年のエティハドはアブダビ~ヒースロー間でミールと最後にボリュームたっぷりホット・サンドイッチが
出たけれどここはおやつ。もはやカタールに対する期待はない・・・

 さーて定刻通り14:00に到着!私達の宿泊するホテルはなーんと空港~ホテル、
ホテル~列車駅、ホテル~ヴェネチア本島の送り迎えの専用タクシーが無料で
利用できるのだ。水上タクシーは馬鹿高いのでこれは大きなポイントですよ!

その為に水上タクシーやヴァポレット(ヴェネチアの公共水上交通)乗り場のポート方面へ。 

マルコポーロ空港はそこそこ大きな空港です。空港を出て左に歩いていくと・・

この写真の一番左の様なアーケードの下を10分ほど歩いてポートに出ます。

ホテルのロゴの入ったモーターボードでアドリア海をムラーノに向かいます!

こんな水上タクシーと同じ大きさ。

空港からどんどんムラーノへ!水しぶきも豪快に気持ちいい~。

専用船着き場に到着。

ヴァポレットの「ムゼオMUSEO」という乗り場のまん前にガラス工場をホテルに改築した
「ラ・ガールホテルMギャラリー」があります。

開業3年目なのでとても新しくてモダンなホテルです。

なぜ本島ではなくムラーノにしたか?ずばり価格です 
イタリア全体の有名観光都市に言える事ですが高くて狭いホテルが多い
ヴェネチア本島のこのホテルレベルだとハイシーズンは一泊10万なんて事も

周辺の島のホテルはかなりお得に泊まれ、結果的にはムラーノに宿泊して大正解。
ムラーノはガラス工芸で有名なので日中は観光客が多く賑わっていますが、
朝や夕方以降はとても静かで平和な島なのです
それにヴァポレットで15分程度で本島の「Fondamente nove(フォンダメンテ・ノヴェ)」へ到着。
このノヴェはヴェネチア各所に行くヴァポレットが止まるヴェネチア北の玄関口とも言える停留所です。
このムラーノ~本島行きのヴァポレットは日中は15分毎に深夜早朝でも30分毎に運航しています。
真夜中の2時でも運航しているんですよ 

 

ここで少しヴァポレットの利用法を。
ヴェネチアはリド島を除いて車・自転車の類いの利用は全くできません。
一番、一般的な交通手段はヴァポレットでしょう。
またヴァポレットのルートはヴェネチア全体をくまなく網羅していて、
東京の地下鉄の様な感覚で便利に使えます。
サイトで時刻表も見られますhttp://www.actv.it/sites/default/files/ultimorario.pdf
E-Venise.comというサイトでもヴァポレットのルート・時刻表が見られます。

ヴェネチアの本島でも歩いて回れる規模なのでノヴェと真反対にあるサン・マルコ広場でも
迷路を迷いながらのウォーキングは楽しいですし、大キャナル経由のヴァポレットを乗り継いで
反対側に行くのもまた楽しいものです。
ヴァポレットの料金は片道7€ですが、24時間券20€、36時間券30€などがあり、
もちろん、周辺のリド、ムラーノ、ブラーノなどにも行けますから、滞在に応じてチケットを
購入し、乗り倒すっていうのが楽しいです。 

料金やオンラインでチケットを買う場合はこのサイトね
http://www.veneziaunica.it/en/ecommerce/composer

それにしても、一年ごとに値上がりしている感が否めない。
これはヴェネチアだけではなく他の観光都市にも言える事で、不況の中
お金を落とす観光客から取れる物は取るぞ!というイタリア政府の思惑が見え見え。 

ヴァポレットの停留所も固定されているのではなく浮かんでいます

 

大きな停留所には行き先、時刻がわかる電光掲示板も完備

右周り・左周りでヴァポレットのライン番号が変りますが、間違って乗っても
適当なところで降りて反対方向に乗ればOKです!船体にライン番号が書いてありますし、
停留所内にもルートが書かれています。

ヴァポレット内部。

 

 さあホテルにチェック・インしましょう!

 

 


イタリアを行く1カタール航空でヴェネチア・マルコポーロ空港へ。

2014-09-27 20:33:49 | 2014sepイタリアの旅

イタリアから帰りたてホヤホヤでさっそくブログ再開
今回はかなりアクティヴに動き写真も沢山残したのでイタリア旅行記だけで
今年が終わってしまいそうな勢いなのだ~ぁ

今回のイタリアはヴェネチア本島、ムラーノ島、ブラーノ島フィレンツェ
ローマ、オルヴィエート、ティビタ、ティボリと盛りだくさんの旅行になりました。

さて第一回目は「カタール航空」の巻き。

度々、このブログに書いているけれど私は中東キャリアのファン
そして、カタール制覇で中東御三家全て制覇となるのだ~ぁ
それから、それから今年5月に開業したばかりのハマド・インターナショナル・エアターミナルも
早く見た―い!って事で、迷わずカタールに決定。 

なぜに中東の航空会社が好きか?それは機内食ラブの私には最大要素である
機内食がエコノミーでも美味しいから~
そしてもてる財に物を言わせて低料金なのにピカピカ機材
最近は羽田発も多くなり、深夜便でトランジットをしても同日に、それも日中に現地到着が可能。
短時間のフライトですむ欧州内乗換だと、夜遅くに到着って場合が多いのよ・・・

五つ星に輝くカタール航空・・・どんな乗り心地なんでしょうか?ワクワク

羽田を深夜1:00に出発し同日の14:00にヴェネチア・マルコポーロ空港に到着。
この間ドーハで2時間半のトランジットがあります。

羽田の国際便利用は初めてで、これが成田より綺麗なの。
成田と違い夜遅くに開いているお店もあるのよ定刻より10分早くのテイク・オフ

羽田からはボーイング787ドリームライナー機。
これは今年サンディエゴ行きでもすでに搭乗済みだもんね。
違いはJALは2-4-2の座席配列に対し、カタールは3-3-3と1座席多いのです。
これはどうかな~?

787なのでけっして広くはない・・足元など気になる方はサンディエゴの回でも読んでください
ほぼ満席。そして座席スクリーンにはこんなお姉さんの笑顔。

お???気がついた方がいますね?かなりの飛行機好き?スクリーン下のリモコンが
これまた液晶で単独でゲーム等にも使えるという優れもの 

マップを常時表示しながら手元でテトリスって事も出来るのだ。さすがカタール。
映画などはやはりそこはあの圧倒的なプログラムを誇るエミレーツには劣ります。
日本語字幕物は極端に少ないです。 

離陸から1時間後(深夜2時と言う事になります)軽食が出されます。
ドリンクもその時に初めてサーヴされます。
ドアが閉まると直ぐにキャンディーとお手拭きの配布あり(飴って珍しいよね日本以外で)

メニューが配布され3種類から選ぶ感じ。ドリンクはなーんとエアフラのように
シャンパンがあるの。

メインの鱈の蒸し焼きトマトソース。 後はシーフードサラダとモッツアレラのサラダ?
福もちは和食についていたものを貰ったんだよ。

 

鶏肉のなんたら・・マッシュルームとかなんとか・・・こちらのデザートは抹茶ムース。

和食の画像がない!・・・見た目がなんだけど・・・まあ中東だしな美味しいだろう
イスラムの国なのでもちろんハラールに則って調理されておるそうだ。
一口・・・「」 私は鱈ね!まあ鱈だな・・・副食も同じような味だな・・
見た目がかなりのチキンを味見させてもらう・・「」だった鱈の方がまだ正解だった・・

いやいやまだ一回目の食事!これからこれから!だってエミレーツだってエティハドだって
美味しかったもん 

そしてフライト途中でもちろん飛行機で食べるカップ麺ファンの

私はカップ麺を食べました。ギャレーにはボリュームたっぷりのサンドイッチもありました。

これが一般に売られているカップ麺と同じサイズなの!!!ビックリ・・・酸味と
わずかにスパイシーな特筆すべき美味しさの無いヌードルでした 

ドーハ着陸2時間前位?に朝食がサーヴされます。
今回の機内食で一番美味しいかったお粥。

しっかり味がついていて食べられました。エティハドの繊細にして出汁感たっぷりな和食とは
一線を画します。
パンケーキはクレープみたいな感じでした。

まあ、まあ、まあ・・朝食なんでこんなもの・・・後、スクランブルエッグとソーセージの定番も有り。

さあ、お腹も満腹でいよいよハマド・インターナショナル・エアーターミナルに到着。 

中東の空港にありがちなボーディング・ブリッジはぎんぎんに冷えまくっている。
そしてセキュリティをあっさり通り 、他の方のブログで見た巨大熊のぬいぐるみ風オブジェの
ある空港中心部へ。

お約束の高級車ロトも・・・ここはランボルギーニのなね。

 

まだまだ建設途中で工事進行中、これは飲食店かな?

無駄にワケのわからんオブジェが多いのが特徴。ラウンジなどはまだ開業して
いない所が多く、ここではプライオリティ・パスのラウンジ利用は出来ませんでした
(インフォメーションで確認しましたが、まだないとの事ファースト用上級会員用は既にあります) 

空港施設そのものは巨大なものですが、商業施設はこじんまり・・・がっかり・・・

ドバイには今のところ、まったくかないません。無駄に広いので各ゲートまでは遠いです。

モスクやサイレント・ルーム(リクライニングの椅子がある休憩所)などは完備。
トイレなども各所に多くありますが出発ゲートのエリアには全くコーヒーを
買える店、飲める店もありません・・・

WI-FIはフリーが施設内に飛んでいますが、接続が不安定 
全く、どこの公共施設にも飛んでない日本よりはイイって程度。
遅れもなくヴェネチア行きの飛行機に乗り込みます