Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

フィウミチーノは不親切な空港。

2012-10-21 08:53:56 | フィレンツェ・ローマ旅行

とうとう日本へ帰る日がやってきました

昨日、頂いた薔薇はまだ綺麗に咲いているのに・・・


お迎えが来るまで時間があるので、少々お散歩。
コンドッティ通りにあるあの有名なカフェ・グレコへ。

さすがの老舗、カメリエーレの接客もとても良い。

作業中でも、ポーズをとってくれる事を忘れないローマの人。

 ニコニコだったのに、この決め顔

夫がつねづね、日本はライフライン整備で道路がボコボコだけれど、
石畳のヨーロッパはどうなっているんだと行っていたので、
ライフラインの取替の模様を写したのです
一個一個、石を取り、また敷き、そこに砂をまき、散水し・・・ご苦労様です!

空港まで車でしたが、やはり午後からでもそこそこ道が混んでまいしたね~。
45分以上かかった???

空港に着くとチェックインですが(モバイルチェックインが出来なかった
ここでアテェンション・プリーズ

そうです、ここで税関にタックス・リファンドのスタンプを貰わなければ
なりません。
私の場合はモールでしか、買い物をせず、そこでリファウンドを受けたので
税関でスタンプのみ!その後は、空港内の青いポストにそれを入れるだけ。
買った品物はスーツケースに入れ、手荷物にはしない。←ここ重要です

妹はモールの分とその他。その他はここでタックス・リファウンドの手続きを
しなければならない。やはりスーツケースに入れて手荷物にはしない。

この手荷物にはしない場合、チェックインカウンターで荷物に、
「成田行き」のシールをペタッとしてもらい
スーツケースを受け取り税関へ!普通はここで荷物を預けますよね

ここからが、わかり難く、皆様右往左往。
中国人の女の子にまで質問攻めにされちゃった私も「メイビー」で
答える。

まず、既にキャッスリファウンド受けた人、まだの人この税関に行きます。

白い電光掲示板のところね!
この中に自分の買ったものを持って、各税関の人にスタンプをもらう。
私はすぐ見せられるように、中から出していました。
しかし、全く見せる必要はなく、書類を見せ、そしてスタンプ。
後は、ポストに入れるだけ・・・
で、出てからゆっくりスーツケースに買ったものを入れました。そして
またカウンターに行って、荷物を預けます。
もちろん、既にスーツケースの中に品物が入っている場合は
税関横にターンテーブルがあるのでこの時点で預けてもOK!

まだタックスリファウンドを受けてない人は、この税関を出てからすぐ隣のここ。

一番奥ね!現金なりカードなりで税を戻してもらいます。
これがね~、中国の人がいっぱい買い物をして並んでいるので
時間がかかるのよ~。凄くかかった。
これは、セキュリティーチェック後でもできますし、成田でもできます。
なので、あまりに時間が無かったら、スタンプだけもらって後は日本で・・
でも良いかもね。

妹は、ビックリするくらい時間がかかってた~
おまけに、すぐ見せやすいように、私のように買ったものを出していたら、
スーツケースの中に入れなさい!って言われたって言うの
私はなにも言われなかったけれど・・・
それが中に入らず、凄く時間がかかったんだってわけわからん・・・

基本、フィウミッチーノの中は英語での表示がなさすぎ
イタリア語なんてわかんないもん
もちろん、アナウンスもイタリア語。英語のアナウンスあったっけ?
あまりにもイタリア語的な英語で聞き逃したのかも・・

そしてセキュリティーチェックの場所もわかり難い・・・
おまけに全ての航空会社利用者が集まるので淒い人!時間がかかりますよ~。
お蔭で、入国時に日本では高いオリーブオイルが
セールになっていて帰りに買おうと思っていたのに、
全く、買い物の時間が取れなかったっていうか、
ギリギリで飛行機に乗りました~。
おまけに、下でチェックしたゲートが変わっていたし・・・

 特に中国の方は多いし荷物をいっぱい持っているので、
けっこう、引っかかり、時間がかかる

帰国便は若干古く、狭い気がしたな~。

和食。

最後なのでイタリアンを頼んだら、持ってきたのは・・・

和洋ミックスイタリアンが切れてないので、メインは和食。
小鉢的なものが生ハム、チーズ、オリーブ・・・なんか合わない
どうせなら和をアレンジせずほうれん草とサーモンのほうが良かった。

朝食はまたまたシンプル。でも機内食では珍しくクロワッサンが美味しかったよ。

途中で出たアイス。

 うまうま・・・

さすがのアリタリア。食事の時に妹のトレイにウエットティッシュがなく
キャビンアテンダントに聞くと「アイ・ドン・ノウ」と言われたらしい

行きで帰りように取っておいた「テルマエ・ロマエ」などを見て
飽きる事もなく日本に到着。やはり直通はイイね~

長々と続けましたイタリア旅行記これで終となりまーす
帰って早、一ヶ月近く・・すでにまたイタリアに行きたくなっちゃった

 

 

 

 

 


La Cantinolaで美味しいお食事@via calabria

2012-10-20 09:14:29 | フィレンツェ・ローマ旅行

ローマは、浅草と同じ。
観光地である為、おいしいレストランを探すとなると、フィレンツェより
数倍難しい。
高いレストランならあるのかな?安くて美味しいが難しい・・・

「これなら日本のイタリアンと変わらないよね~」とかいいながら
虚しく食べるパスタ。
ローマでは歩き回って、疲れてホテルに帰るとなかなか調べて
あるレストランまで行く気も起こらない。

しかし、最終日はローマにも美味しいところはあるはず!
一念発起し、トリップアドバイザーでも高評価、ホテルからもあるける
「ラ・カンティノーラ」に行った。
徒歩圏内に日本の大使館もある為、メニューにはところどころ、たどたどしい
日本語の説明が

やはり、7時位なのでまだお店は空いていた。

アンティパストの盛り合わせ€11を頼むと・・・

最初にこれが来た。

うーん・・チーズとパンとオリーヴか・・・やはりローマは高い。
前菜の盛り合わせと思ったけれど、チーズの盛り合わせだったのかしら?
などと話していると・・・

これやら、

あれやら・・・えーっ、これで€11 フィレンツェと違いシーフードもある

9月だし生牡蠣も。

一個€1.2。この時期は貝が痩せているでもとても美味しい牡蠣でした!

カルパッチョを食べ・・・

ボンゴレ・ビアンコを。これがね~最高に美味しいの。
見た目は日本でも食べられそうだけれど、湯で具合といい、パスタの
芯まで染み込んでいる貝のエキスといい、フィレンツェでも
食べたけれど、これは最高だった

これは、確かペスカトーレ。具材は多くはないのだけれど、
このソースはスカンピのソースで、こんな美味しいパスタは
初めて
日本で食べるワタリガニのパスタってなんだあれ
こうで、なくっちゃ今でも考えるだけで・・・・

食べ終わるとこんなサービスも。

レモンチェッロとビスコッティーニ。
それに薔薇を一本づつ。憎いサービスでしょ?
大変にリーズナブルで、レストランに紹介されて行った高い、普通の
所の半分!もちろんハウスワインもね。

日本の美女に囲まれオーナーもご機嫌
かどうかは・・・けれど酔っ払いと快く写真撮影
このレストランに行くためだけにローマに行ってもいいな~。


スペイン広場とスパニッシュ・ステップ。

2012-10-19 08:16:35 | フィレンツェ・ローマ旅行

「ローマの休日」でアン王女はこのスパニッシュ・ステップで
ジェラートを食べていました。
けれど、今はここでジェラートを食べてはいけません!

 はい!この人だかりですから!

何度となく、通りましたがいつでも淒い人!早めの午前中ならこんな感じ。

階段中央にいるのは大仏ではありませんよ間違えないように・・・
この階段を上りきった所がトリニタ・ディ・モンティ広場。
その後ろの教会がトリニタ・ディ・モンティ教会。このオベリスクからは
S・マリア・マッジョーレ大聖堂のオベリスクが望める。
巡礼者の目印。今でもオベリスクは目印としてとても役立っています。

この写真が今回の写真の中で一番のお気に入り
偶然とはいえ、影がいいでしょ?自画自賛

トリニタ広場からはコンドッティ通りが望めます。一大ブランド通りです。

宿泊したホテル側からスペイン広場に続く階段。


正面、やや左に見える建物はキーツ・シェリーメモリアルハウス。
茶色っぽい建物ね。
あのイギリスが生んだ大詩人、ジョン・キーツが25歳で亡くなるまで
住んでいた家です。
知らなかった~、キーツがローマに住んでいたなんて
UKロック好きなら、避けては通れないキーツ←そこかーい!
それほどまでに、いろいろな分野にキーツの詩は影響を与えています。

因みにこの階段の右手にスペイン大使館があったので、スペイン広場。
しかしこのトリニタ・ディ・モンティ教会はフランスのルイ12世によって建てられたので、
下の部分をフランス広場と呼んでもいたらしいけれど、いまはスペイン広場と統一。

アテェンション・プリーズ!アテェンション・プリーズ!

今回、このスパニッシュ・ステップで絵に書いたように、あのミサンガ売りに
引っかかっている日本人カップル発見(;゜Д゜)!
この情報過多の現代で仮にヨーロッパ初体験としても、
なぜに、彼らは「ミサンガ売りに注意!」という文言が目に入らなかったのか
通りすがりながら「エーッ、相手にしちゃってるよ・・」と目に入っただけなので、
その後、どうなったかはわかりませんが・・・

因みにミサンガ売りとは、親しげに「ミサンガをプレゼント」とか
言いながら腕にミサンガを巻きつけ、その後、法外な金銭を要求する
かなーり、有名な商法です


ポポロ広場とピンチョの丘。オススメ、スポットです!

2012-10-18 08:21:40 | フィレンツェ・ローマ旅行

「senso unico」イタリアでよく見る表示です。
「センソ・ユニコ」私が住んでいる土地柄「センソ」=「浅草寺」
なので、なにかお堂のようなイメージを持っていました。
あちら、こちらで目にするセンソ・ユニコ・・・ローマでは特に目にします。
なんなんだセンソ・ユニコ
どんな素敵なアメージングなものなんだユニコアイ・ワナ・センソ・ユニコ

そんな妄想はいとも簡単に打ち砕かれました・・・
姪が歩きながらiPhoneで調べたらなんてこたーない「一方通行」だとさ・・・

さて、ポポロ広場は北からの巡礼者を迎えるフラミニオ門のある現在は
ポポロ門と呼ばれる日本で言えば関所ですね。その内側の広場。

この立派なオベリスクが巡礼者を迎えたのでしょう。
なーんと!このオベリスクは紀元前1200年にエジプトで造られた物です(@_@;)
ヒエログリフもハッキリ見えますね~。
このポポロ広場からベネチア広場まではコルソ通りが通じています。

ここには双子の教会サンタ・マリア・デッル・ポポロ教会があります。
ポポロとはPOPOLOそうです!市民=民衆ですね!
ポポロ教会はローマ市民の献金で建設されました。

ここからピンチョの丘に登りましょう

私の好きなスポットです。ピンチョの丘からスペイン広場近くトリニタ教会まで
ローマを一望しながらのお散歩はとても気持ちの良いものです。

サンタ・マリア・マジョーレ聖堂が見えます!

大好きなヴィットリアーノの勝利の女神&お馬も見えます!

右の外れにはサン・ピエトロも見えるじゃありませんか!

姪が「ねえ、ねえ、シスターがサボってるわよ」・・・と・・・

油を売っているのではないと思うのですが・・・

ローマで見る柿の木が新鮮です・・・

イタリアでもカキはカキと言います。


トレビの泉やらローマのメトロやら・・・なんやら・・・

2012-10-17 08:23:24 | フィレンツェ・ローマ旅行

ローマと聞いて、真っ先に思い浮かべる事といったら、トレビの泉、
スペイン広場&ステップ、真実の口・・・まあこれ、ローマが題材に
なっている映画の中に登場する有名どころですね。

トレビの泉。

右側は修復中です もうね、ごった返していますから・・・かろうじて流れる
水が見えていますけれど、コインなんが投げようものなら、
必ず、誰かに当たっちゃいます ですから、投げません。
この豪華なデザインはやはりベルニーニによるものだそうですよ。

こちらはあまり人はいませんよ、バルベリーニ広場の「トリトーネの泉」

これもベルニーニのデザインですよ・・・イルカの上に乗った半魚人
トリトーネがほら貝から水を吹き出しています。

ローマの街を歩いていると妹がスットンキョウな事を言いました。
「ローマってずいぶん、Macの広告が多いのね~」
「あの~、あれは~メトロのマークですけど~」
ローマは赤に白抜きの「M」がメトロの目印。とてもMacと紛らわしい。
で、こんなのもあります。

さすがMac!!!その紛らわしさを果敢に利用しこのような看板。
このアキンド魂には尊敬すら覚えます

因みにマクドナルドそのものはこのパターンが多い。

 シックでしょ???
日本でも渋谷の新店舗はこのようにシックですね。

でもメトロまがいのあの看板の近くのマックは日本と同じで赤、黄パターンでした。

 イタリアらしい・・・

ローマ・フィレンツェを旅すれば、このブログにも何度も名前が出ている
「ベルニーニ」の名前を目にしない訳にはいかない。

「ベルニーニはローマの為に生まれ、ローマはベルニーニの為に
造られた」とまで言わしめたジャン・ロレンツォ・ベルニーニ。
父親も著名な彫刻家。
サンピエトロやローマの主要な噴水はほとんどが彼の手で造られ、
主要建築などの設計も多数手がけ、街中にベルニーニが溢れている
このバロックの巨匠はルネサンスの巨匠ミケランジェロほど日本においては
知名度がないのは有名な絵画がないからか???

このベルニーニと紛らわしいのがバルベリーニ
バルベリーニはベルニーニのパトロンでした。ベルニーニのパトロンが
できるくらいの大富豪です。

その邸宅は今、美術館となっています。

このドラゴンやら、ライオンやら、なんやらの門柱はベルニーニに掘らせたのかしら???

バルベリーニはもともとフィレンツェの富豪でしたが、そこに目の上のタンコブが
そうです、フィレンツェと言えばメディチ家です。
ソリが合うはずもなくローマに移住したというわけです。
お蔭でローマはベルベリーニ家の蜂の紋章だらけ・・・