Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

季節の到来物 イカナゴの釘煮

2011-03-15 08:26:48 | 日記

大震災の詳細が少しづつ見えて来て、奇跡的に救出された方も
いれば、相変わらずの不明者の人数には想像を絶する。
毎日このような映像をボーッとしながらただ眺めるように見ている。
そのような毎日を送るうちに、なんだか自分自身の中に罪悪感の
ようなものが、確かに生まれて来ている。
楽しく過ごす事、安全に暮らす事、ぼーっと生活する事全てに。

しかしそのような気持になってはいけないと自分の中の人は知っている。
日本全国が今前向きな希望を少しでも創出しなくては
復興など出来ないのだから。

日本人は太古の時代からどれだけ、この様な経験を繰り返し、
海外の人々が今回、感嘆しているこの様な状況になっても被害民も
また国民も感情を露わにすることなく、怒る事もなく、冷静に
粛々と受け入れられる国民性へと変貌したのだろうか?
そしてもくもくと、希望を見出して来たのだ。

TVでの信じられない映像に思考能力を無くしている私は、自分の
生活に疎かった。週末にスーパーに行った夫が店内の棚の
あまりの品物のなさに唖然としていた。飲料水、インスタント麺
、袋菓子のはてまでないそうだガソリンだけでは無かったのか~。

お嬢その1から電話が来た「紙おむつを買おうと思ってドラッグストアに
行ったのだけれど凄い行列で何もかもないのよ」へーなんで、東京で!
つづけて、「トイレットペーパーとかも売れ切れよ」あらー
この様な状態になって急に暇になったウチの就活生が浅草を視察して
くれることになった。その結果やはりトイレットペーパーや水はないらしい。
そうなると、呑気にしていたのに急に「買わなくちゃ~」とあせったが
もう遅い。
全ての物流は東北最優先だそうだ。しょうがないか。

そんな重っ苦しい毎日に少し、心が和む物が届いた。
毎春楽しみにしている「イカナゴの釘煮」だ。

これは私の義弟のお母さんが毎年作って下さるものだ。これがね~、
美味しいんだな~
おそらく、市販品であろう山椒入りも大変美味しかった~
ウチの夫等はこれさえあれば、ビールの肴はバッチリだ。
WIKIで調べるとこれって小女子と同じ物なんだふうーん・・・

このお母様の作って下さる佃煮は甘さ加減と生姜の風味が
絶妙なんだな~。
それにしても、そうか・・・西日本からの宅配便は動いているんだね。

 

 


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