Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

鬼怒川温泉の美味しい栗おこわ饅頭。

2011-02-23 08:27:58 | 湯西川旅行

前回、書いたKEMOKO家と湯西川の少なからぬ因縁とは
湯西川は平家の落人の村として有名らしい。どこに、行っても
平家、平家、平家・・・観光の目玉になっている。

かく言うウチの夫はいつも自分は平家の末裔であると主張しているのだ。
義母の実家は確かにそこに根付いて何百年も経つ家ではあるが、
ルーツは平家の落人だというのだ。常々私はその説はおかしいのでは?
と睨んでいる。源平合戦の時平家の本陣があった場所なのだが、
平家終焉の地、壇ノ浦から目と鼻の先なのだ。源氏から逃れようとしたら
そんな本陣のある所に逃げ込み住みついちゃう訳がないと思うんだけれど

事の真相は壇ノ浦から命からがらに逃げ込んだ平家の武士を助けた
功労で「平家って名乗ってもイイヨ~」って事になったのではないか?
だって苗字はいかにも農民でした!って言う事を証明しているような
平家っぽくない苗字だし、古文書もないらしいし、これといった仕来たりもない。
夫は「平家の家老職だったらしい。市史にも載ってるんだぞ」と
言うが、あの時代に家老職なんてまだ無いでしょう

しかし旅館に置いてあった「全国平家落人伝説」と言う本を読んでいたら
義母の地域の記載もありそこの地域の始祖6家の一つにその苗字を見つけ
ビックリホントだったのかな~とも思ったが、考えたらなんせ800年も
前から住んでいるのだから自己申告しちゃえば後から来た他の家は
反論できないよね。ここ湯西川にしたって本当に落人かどうかは神のみぞ
知る・・・不思議なのは壇ノ浦で滅亡した平家の残党を源氏がこんな
東の国まで追って来るかしら?東北にもかなり落人村があるらしいけれど。
まぁロマンですな、ロマン。言った者勝ちのロマン。

と長くなりましたが、とにかくフリー切符なので鬼怒川温泉で降りてみた。
その理由の一つはこれ

「栗おこわ饅頭」これがだ―い好きなの京都のお菓子で
食べて、アンコ嫌いの私が心から美味しいと言えるお饅頭。
鬼怒川温泉にもあるのを発見した時は感動したもの・・・
中はね、アンの代わりにお赤飯が入っているの。美味しいんだから
私的二大饅頭はこのお饅頭と群馬で食べた焼き饅頭だな。
どちらもアンコが入っていない

帰りはスペーシアを予約したので、その時間までお昼を取る事に・・・
日光はお蕎麦の街らしく、そこそこのお蕎麦が食べられる←ソコソコかよ

以前も行った事がある「大吉庵」実はネットで美味しいと評判の
「二八そば」と言うお店があり駅から遠いけれどわざわざ行ったら
臨時休業ってなので戻って駅から近いこちらへ・・・

お店は凄く混んでいました!ご年配の店員さんなので段取りも悪く
これまた周りのご年配のおば様のお客は文句タラタラ・・・
子供が「お年寄りはお年寄りに厳しいね~」
お蕎麦を食べたのに駅で駅弁を買い込みスペーシアで無事帰路に
つきました   湯西川温泉旅行記 完。

 


湯豆腐が美味しい会津屋豆腐店  湯西川温泉

2011-02-22 08:15:23 | 湯西川旅行

朝食をお腹いっぱい食べ、チェックアウトの前に露天風呂に入り、
思い残す事無く旅館を後にした。
帰りのバスの時刻を確認し、向かったのはお豆腐屋さん。
前の日に湯西川探訪をしていた時に見つけたのだ
その日は休業日で食べる事ができず、朝食で湯豆腐を食べた
ばかりなのに懲りずに湯豆腐を食べる事で意見は一致

会津屋豆腐店は名前の通りお豆腐を作っているのだが、そのお豆腐をお店で
食べられるのだ。メニューは冷奴と湯豆腐のみ。

時間が早いので心配していたが10時には開店するらしい。
すでに先客が一組。この方達もきっと旅館でお豆腐を食べたはず・・
4席ほどあるが、全ておコタ~この色合いといい田舎の親戚の
お家に遊びに来ているかのよう~。

天井もイイ感じに黒光り

湯豆腐を2人前注文すると最初に出て来たのは・・・

美味しそうなオカラと自家製っぽいたくあん漬&薬味。そして真打ち登場!

2人前で良かったよ~。一つ一つのお豆腐が大きいの!1人前600円。
冷奴は450円だったかな?
真ん中に青唐辛子などが入った特製タレ。このタレを味見してみたところ
鰹も効いて美味しかった~

薬味のとろろ昆布や削り鰹、ちょっと辛味のある梅等を付けて食べます。
京都の南禅寺で食べた湯豆腐よりおいひー!
そこまで期待して入った訳ではないので、うれしい誤算でした。
湯豆腐にハマりそう
きっと窓辺のこんな景色とお部屋のあったかーい雰囲気がお味を
より一層際立たせるのでしょうね。

炬燵から出たくなくなるくらい、マッターリしちゃって・・・我が家には炬燵が無いので
この炬燵マジックはノスタルジック
ここのお店はこんな一角にあります。

この後、前日に味見をしたどぶろくを購入する為に、酒屋によったところ
どぶろくをいっぱい御味見させてくれるお婆ちゃんが作りたての甘酒を
外にいる人達にまで声をかけて振る舞っている。
もちろん私達も頂きましたが、牛乳が入っているかのようにまろやかで
美味しい甘酒!蜂蜜を隠し味で入れているんだとか・・・

その時買ったのが・・・このお酒。

5種類くらい味見をしてどれも美味しかったけれど買ったのはこの2本。
帰りのバスは満席で立って駅まで向かいました。
湯西川温泉駅には道の駅も併設されていて、以前行った時にはその中の
温泉に入ってから電車に乗りましたが、この日は入らず電車に・・・
この道の駅で前回、山菜を買おうといろいろ見ていたら、なーんと全て
といっていいほどの山菜の水煮がMade in china茸もね~
せっかくの道の駅なのだから地元の物を置いて欲しいな。
よって何もここでは買わなかった。フリー切符なのでこの後お土産屋さんが
いっぱいある鬼怒川温泉駅まで行きました。

旅の最後はまた明日


湯西川温泉での朝食。

2011-02-21 09:34:15 | 湯西川旅行

いまいちだった夕食とうって変わって、朝食は美味しかった!
旅館の朝食が大好きなのです。
夕飯も大事だけれど、私にとっては朝食は同じくらい大事。
以前テレビ東京から旅番組に関するアンケートが来て
「旅館選びのポイントは朝食が美味しい事がとても大事なので
旅番組ではあまり朝食を取り上げないので、是非取り上げて
ほしい」と書いたら程なくテレ東では朝食も取り上げるようになり
ビックリ視聴者の声って大事なんだと痛感。

湯西川の旅館は殆どの所でバイキング形式の朝食が多いようです。
以前は部屋食が良かったけれど、ここは結構落ち着いて食事が
できるので、バイキングでも問題なかった。食卓も囲炉裏風の
食卓で雰囲気が良かった

やはり山菜のお惣菜が殆ど。どれも美味しかった。おじゃこや私の大好きな
大根おろしとキノコを和えた物もたっぷりでうれしーい!

最近の旅館は朝に必ず湯豆腐が出てめいめいに小さなお鍋が
付く事が多いですよね?その度にまたか~と思っていたのですが、
ここの湯豆腐はとても美味しくおかわりしちゃいました!



とろろも納豆も温泉卵も持って来ちゃって、ご飯を何杯お替りすれば
よいんだ!と言う感じでした・・・
ご飯は、白米、五穀米、お赤飯があった。お赤飯が美味しかった!
筑前煮が田舎風でおばあちゃんのお家で食べたらきっとこんな感じ!
と思わせる美味しさ。きっと鶏肉が美味しいのだろうな~。
(私には田舎料理を作ってくれる田舎のおばあちゃんがいなかったので
全て想像です・・・子供達も田舎のおばあちゃんの感じって言ってました
私達の想像のお婆ちゃんは素晴らしい

朝食のバイキングは好きな物を好きなだけ食べられるので良いですね。
旅館で夕飯のバイキングは感心しないけれど・・・
とにかく前日の夕飯で下がったテンションを挽回してくれる朝食でした

旅行記は明日も続く・・・


かまくら祭りに行って来ました! 湯西川温泉 その3

2011-02-21 08:20:08 | 湯西川旅行

温泉地でお料理が期待できるのは、やはり海側だよな~。
湯西川はどこの旅館も囲炉裏端で食べる方式をとっています。
それは、それで風情があって良いのだけれど、結局、雰囲気ね・・
取りあえず質素な物でも囲炉裏だと都会人は喜ぶだろうという
思惑が感じられる。

もちろん懐石料理やらフレンチをまったく望んではいない。出来るなら
田舎料理が良い。そこでしか食べられないもの。
山奥だからイノシシとか野趣あふれる物が良いな~。

ニジマス、地鶏、一升べら味噌(鶏のミンチにお味噌を混ぜた物
米のお餅を焼いた物←これが湯西川の名物らしいがもち米のお餅
のほうが好き・・・

暗いので綺麗に取れない。キノコと湯葉が多い。
とりあえず揃えました的な品々。

湯葉、サーモン、コンニャクのお刺身。湯葉とコンニャクは美味しかった!



大根や生麩、キノコの炊き合わせ←フツー。

最初から出ているお蕎麦。「先に召し上がって下さい」って、そうね、
のびちゃうもんね・・・

お鍋は牛しゃぶ。ここに来て牛しゃぶはいらないよ~。お肉は柔らか
かったけれど、野趣あふれる地鶏鍋とか猪鍋とかが良かったな~。
別料金を出せば食べられるけれど・・

山の物が食べたいという息子のリクエストで別注文の鹿のたたき。



伴久ではこれがメニューに組み込まれていたのに。

イチジクのコンポートのデザート。

デザートの前にご飯とキノコのお味噌汁がでたが、これが一番美味しかった!
ご飯は大きなお釜で炊いているので美味しいらしく、お味噌も手作り
というかんじで田舎っぽくて満足。
全体に以前の本家伴久旅館のほうがいくらかは食事内容が良かったかな?
豪華な物はいらないけれど、素朴な手作り感がある物を求めているのだけれど
ちょっと違うんだな~。
青竹に入れて囲炉裏で燗ををした日本酒は美味しかった
朝食は次回に続く・・・

 

 

 

 


かまくら祭りに行って来ました! 湯西川温泉 その2

2011-02-20 12:07:41 | 湯西川旅行

湯西川温泉は栃木県日光市にあります。が・・ひと山越えれば
福島という関東とはいえ、東北のほうが近い。電車の場合は
鬼怒川温泉駅から新藤原まで行き、そこから会津田島線で
湯西川温泉駅で下車。鬼怒川温泉駅からバスだと1時間という
秘境です。約800年前に源平合戦で敗れた平家の落人が
安住の地に選んだという山奥の温泉地。
実はKEMOKO家とは少なからず因縁が・・その話は後日・・・

以前は本家伴久旅館というところに泊まったのですが、
今回はかめや 平家の庄という所に泊まってみました。

ロビーにはお雛様がいっぱーい。

私達のお部屋の名前はなぜか天皇の名前で急に偉くなった気分!

上り口もなかなかオサレな感じ・・・で、お部屋の中は・・・

火の無い囲炉裏があり、いいんじゃないですか!
さっそく浴衣に着替えます。ここは選べるタイプではなくふつーの浴衣。
選べるタイプは800円もするの!フツーで良いっす、フツーで・・・

浴衣でくつろぐ、ウチの若旦那。
お部屋は伴久よりもイイ感じでございました。さっそくお風呂へ。
ここの旅館は貸切露天風呂が20種類くらいあり、1グループ2000円の
チケットを別売で購入し鍵をもらえるシステム。



貸切露天風呂にはこーんな寒そうな渡り廊下を進む事に・・・


ここのお風呂は無駄にいろいろなオブジェを置いてあるお風呂が多し。


顔はひんやり、体はポカポカ・・癒される~。


眼下は綺麗な川が流れている。またまた癒される~。

たっぷり温泉に浸かり疲れも取れたところで、夕飯どころへ向かいます。
お食事はまた明日続く・・・