Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

ハッピーバースデー・トリップ顛末記@虚しくイスタンブールから成田に戻って最終回!

2017-02-21 08:00:00 | 2017バースデー旅行

ビールも仕入れ、レストランから持ってきたお料理もあるしゆっくりホテル飲みしよう
成田へのフライトは深夜2時の為、ホテルを夜の10時過ぎに出ればよい。
無駄にトルコリラがあるので、タクシーをチャーターしてグランバザールやアヤソフィア
などがある旧市街地に行きボスボラス海峡を見てみたい気もしたけれど、
天気が天気だし、万が一、途中で何かあって時間に戻れるとも限らないしで
仮眠をとったりグタグタするほうを取った。

十分に買ったつもりのビールが足りないと言い、夜になって夫はまたスーパーへ。
人通りも多かったので、そんなに治安は悪くないという印象だそうです。
その時にフロントで空港までのタクシーを予約してもらいました。 

時間通りにタクシーが来たので空港まで←イスタンブールのタクシーは黄色でした。
夜10時過ぎてもイスタンブールの道路は混んでいました~
空港までの途中で検問があり、それで渋滞していたんだ。
映画で見るテロリストのような軍隊?ポリス?
黒いタートルネックのセーターのネック部分を目の下まで伸ばした感じ?
それに黒いニット帽を目深に被ってるの。ねっ、分かるでしょテロリストのイメージ
ってそんな感じよね?自動小銃もってるし。
善良な日本人が乗ったタクシーは、一瞥を送られただけで無事に通過~
ここからはスイスイだったわ。

あの寒々しいアタチュルク空港のまわりを写真にとるの忘れた~
入り口のセキュリティーを中から写した写真。

左側が入り口なんだよ。右側が出発フロア側ね。ちょっと分かり難いか('◇')ゞ
成田行きがどこのチェックインカウンターかを表示する電光掲示板があるじゃない?
受付開始と教えられた11時を過ぎても東京・成田行きのカウンター表示は無いのよ。
まだ決定していない時の表示「TOKYO・NARITA A,B,C」この「A,B,C」はABCの
カウンターのどれかって表示。まだ決まってない表示。
決まってるフライトは「B1~3」とかって出るんだよ~
預けた荷物の行方も気になるし、チェックインカウンターに行きたかったの。
B列のカウンターにどこ行きかの表示も出ていないのに乗客の列が出来ている所があった。
日本人は見当たらなかったんだけど、係りの人に聞いてみたらここだという。
なーんだ表示されないで開いてたのか・・・海外空港あるある・・・ 

この時までひょっとして中に入る前に預かり荷物の確認があるのかも?と思っていた。
チェックインカウンターに行き搭乗券を見せると、そのままセキュリティーに行ってくださいと
言われただけだった。
成田でバッゲージ・クレームで無事に荷物に再会できることを祈るだけだった

セキュリティーも空いてました。
しかしパスポート・コントロールを抜けるとターミナル内は混雑していた。 

また真っ直ぐにラウンジに入り、今度は遅れないように注意しながら・・・
ホテルを出る時に夫は自分のタブを私のバッグに入れてくれと言った。
そしてやはりラウンジでタブを見る事は無かったので、私は自分のスマホの時刻にいつも1時間足して
時間を間違えないようにしていて、日本に着いて「あのタブ、私のバッグに入れたのは
直ぐに取り出しやすいとかではなくて、タブを預けるからそれとスマホ両方を私が使って
チェックしろって事だったの?」と 夫に聞いた。
すると夫は悪びれもせず「そうだよ」と言った

こんどは1時間前にゆっくりとラウンジを出ようとすると、出口でご年配の日本人男性が添乗員の
女性に注意されていた。
ラウンジ内では日本人と殆どあっていない。初日に品の良さそうな私達とは対極のご夫婦が
寛いでいるのは確認したが、それ以外の方には会っていない・・いらしたのね~
どうも待ち合わせ時間に遅れているという事らしい。
男性はラウンジにいる事を事前に伝えていたのだろう、そこに添乗員が遅い男性を心配して
迎えに来たらしい。
かなり注意されていた・・・でもさ、まだ搭乗時間までは充分あるよ?
そして東京行きのゲートに行った時も、おそらくそのツアーの参加者の方々だろう・・・
「あの人だけじゃないのよ、もう一人まだ来ないのよ」等と話しており、
そうか~このくらいでも白い目で見られちゃうんだ~と切なくなった。
まあね、私達の様にミス・フライトしちゃったら添乗員さん大変な責任だもんね~
集団行動は厳しいね

そういえばただビールを飲んでいるだけだと思った
夫は人間ウオッチングをしていたらしく、ラウンジ内にも私服で銃を持った警備が
2人いたと言っていたけれど私は全く気が付かなかった~

搭乗時間となり、乗り込んだ。夫とは別々の席だった・・・その位混んでいた。
私達は先に乗り込んだので、後からお隣が来ることになる。
お相撲さんの把瑠都の様な体格の米国人が乗り込んできて、私の横を通り過ぎた。
ホッとした
夫は夫で「隣に来ないでくれよ~」と願っていたらしいけれど、しっかりお隣で
がっかりしたそうだ。
日本に奥さんがおり、彼はトルコで単身赴任で奥さんに会いに行くんだって。
色々、教えてあげて仲良くなったらしいけれど、
この経験が無駄に英語への自信へと夫を導いたらしい

深夜に無事に出発した飛行機の第1食目~

1食目、2食目ともにお肉はチキンだったので、いつもは食べないパスタにしました。
メインはチーズマカロニね。 サイドメニューはフムス(ひよこ豆のムース)と羊飼いのサラダ。
フムスはお豆の甘さが出て、少しデザートのような感じで、どうとらえて良いのか不思議な感じ・・・
白ワインにはあったけれど。
意外だったのはこのチーズマカロニが美味しかったこと!!
事前の予想に反して完食してしまった(;^_^A深夜よ、深夜・・・ラウンジでケーキを3個も食べているのに
スイーツはドライアプリコットのムース。
これも文句なく美味い
これにパンも付くのだけれど、熱々、外側パリパリで美味しくてそれも完食・・・

お腹がパンパンでご就寝~

ユーラシア大陸の極東辺りまで来たので映画鑑賞~
「君の名は」が無いので、アニメでは無いものの同年代くらいの、今よくあるストーリーっぽい
「四月は君の嘘」を鑑賞。
広瀬すずちゃんのセリフが、まるで漫画のセリフでなんだかな~って感じなのに、
まあやっぱり、こういう泣かせようストーリーは泣くように出来ているんだな 

まあさ、実際にこういう子がいたら悲しいよね・・・「君に届け!」ってね~
因みにすずちゃんは天才バイオリニストで、山崎賢人は天才ピアニストです。
ただこれは、最近立て続けに公開された若い恋愛物の映画と違い主題歌がな~イマイチだった。

そうこうするウチに韓国らへんで2食目。

メインはチキンの串焼きって書いていたけれどピカタっぽかったな~
このなんの変哲のなさそうなライスはバターライスでチキンのお出汁も染み込んで意外に美味しかった。
チキンもね。
サイドディッシュにハーブヨーグルトっていうのがトルコっぽいよね~
どういうタイミングで食べたらよいのかわからん・・・
スイーツはイチジクのチョコムーム、これもウマ~
ANAのスイーツはピエール・エルメに変わったらしいけど、本当に美味しいんだろなANA
(なぜかしらけんか腰

お隣の方はなかなか面白い御職業の方だった。
まだ30代くらいの男性だったけれど、中古のクラシック・レコードを販売しているんだって~
それで、そのレコードの良いものが揃っている英国やソ連に買い出しの帰りらしい。
ターキッシュは初めてだけれど、機内食が美味しいという事で話は一致した。
最近はアエロ・フロートが美味しいらしいよ~時代は変わったね。
2週間前に東京を発った時も、ほぼ満席だったらしい。 

成田に着き、バゲージクレームがクルクル回りだしドキドキしちゃった。
なんとなんと中程で我々のバゲージが出てきたばんざーい
中身はボロしか入ってないけれど、外側は結構な価格だからさ~ 

帰る機内で何度も後悔したな~後悔してもどうしようもないのに後悔した
が、同時にこれは美味しいとも思った。
私や夫が死んでお葬式の時に、この話は必ず出るだろう
このくらいの逸話をどーんと子供達に残してやったわ

lineで逐一、この事は家族に報告していたけれど、お嬢は「パパと
二人で海外に行って、何もなく帰ってくるとは思ってなかったけれど、
まさかイタリアに行かずに戻ってくるとは思いはしなかったよ~」って当たり前だ。
そんな事だれも思っちゃいなかった。

夫は夫で無駄に英語に自信を持ち、長時間のラウンジでのウオッチングや
イスタンブールのターキッシュエアーの方々の優しさなどモロモロで
久しぶりに楽しい時間だったのだそうだ。
ヴェネチア行きもまるで乗る気じゃなかったのに、今は興味が出てきたんだそうだ。
長時間のフライトやラウンジは禁煙なのがネックだったらしいが、それも気にならなかったのが
収穫で楽しい時間だっという思いの方が強いらしい。

大変な損害だったけれど(金銭的に)なにかこういう失敗は必要だったんだろうと思う。
私の人生は、こんな失敗だらけだけれど、幸運の収支がゼロになる為には、
今後は色々なその損害の分は幸運という形で戻ってくるしかないだろうと考えている

まあハッピーじゃないバースデーだったけれど、ハッピーじゃないとも言えないバースデーでもありました~ 

 


 

 


ハッピーバースデー・トリップ顛末記@イスタンブールのローカル・レストランに行く。

2017-02-20 09:08:20 | 2017バースデー旅行

ホテルのお部屋備え付けの冷蔵庫にはビールがなかったので、
お腹も空いていないけれど、レストランに行ってローカル料理でも食べ、
ビールを飲もうと思った。

ホテルスタッフに聞いたおすすめレストランに向かった。

ホテル近くには食べるところは何件もあり、
特にこの様なお店が多かった。

あら~中のお兄さん、めっちゃ見てるわ~この時は気が付かなかったけれど、
このあたりで日本人は珍しいんだろう。
ここもケバブ屋さんかな???ケバブって日本人が想像している塊のお肉だけを
指すのではなく、小さく切っていてもグリルしてあればケバブっていうそうよ。
付け合わせと、トルコのクレープの様なものに挟んで焼く中の具材かな???
こういうお店も、お野菜を豊富に並べてありました。
とても寒いのにお野菜は活き活きしていて赤や緑が鮮やかなのでした~

ホテルから5分くらいだろうか?
おそらく、この辺りでは繁華街に当たるだろう通りにそのお店はあった。

Mevlana Pide」メブラナ・ピデって読むのかしら???
ピデってトルコ風ピザの事です。 

お昼の1時を過ぎていてもとても賑わっておりました~
本当に人気店なのですね~
1階はお持ち帰り専用で、2階に通されました。
3階まである広いお店でしたよ~ 

席に通され店内を見回すとサラリーマンが多いようでした。
イメージ的にトルコっていうと頭にターバン巻いている男性が多いようなイメージでしたが、
イスタンブールに滞在中、誰一人そのような男性は見かけませんでした
あら?私はトルコとインドのイメージを混同している???
普通にスーツの男性が多かったし、女性もまあ普通のファッションでしたが、
厨房の中で働いている女性は、とってもトルコのお婆さんっていう感じのお婆さんでした。
って・・・どんなんよトルコのお婆さんって?

さあここからが大変、英語が通じないので英語を話せる1人の若い店員さんが来るまで
待たなければなりません。
お店は3階まであって大入りですから、そうそうすぐにはつかまらないようです。
店員さんは沢山いるのですが(すべて男性)その待っている1人以外、英語が通じないのです。
もちろんメニューもトルコ語オンリー。
周りの皆さんはスープ、サラダ、ピデを食べておりました~
女性のグループはお誕生会を開いているようです。
バースデー・ケーキが運ばれていきました。(どうも会社の同僚って感じだった)

ようやく英語のお兄さんがオーダーを取りに来てくれました。
ビールが飲めるぞ~
「ビール!」というと怪訝な顔つきに・・・
あら・・・発音が悪かったかしら・・・もう一度いうとビールは無いと。
周りはお水でお食事を取っている方ばかりでしたが勤務中だからかと
思っていましたが、初めからビールというかアルコールはおいていないのでした~
ホテルに帰って調べると、トルコのレストランってアルコールおいてないのね。
観光地などにはワインを置いてあるお店もあるけれど、そこはイスラムの国。
無いのが普通なんだそうです。
しょうがなくお水とコーラ・・・
ビール大好き夫はテンション、ダダ下がりでした

そしてお食事を選ばなくっちゃ。
写真入りだったから多少分かりやすかった。
取りあえずトルコらしいお料理を頼もうと・・・というかトルコらしいお料理しか
ないんだけどね
まずはトルコのピザであるピデ・・・一般的な物を聞いてそれにした。
周りを見ていると1人で1皿ピデを食べているのだが、その量が半端ない
ピデを1皿というとお兄ちゃん、また怪訝な顔。。。
「1人1皿?」と聞くので「二人で1皿!」と納得いってない感じだったけど
納得いかせた(≧▽≦) 
で、後は何かお薦めかと聞くとケバブ類を指さす。
その中から一番高いケバブの盛り合わせをまた1皿頼んだ。
「Karisk kebap」って「カルシュック・ケバブ」と読むらしく「カルシュック」とは
「ミックス」という意味なんだって。日本円で言えば約800円。
ピデは500円くらいという事になるかしら?
でもランチはセットがあるようでした。 

店内はとても良い匂いが漂っているのだけれど、この匂いがどう考えてもビールだろう・・・

ピデが運ばれてきました~

タップリなサラダも付いてきた。
観光地などではトマトとチーズというようなピザっぽいのもあるようだけれど、これが一般的なようです。
まわりも、このタイプのピデを食べていました。
お肉は羊のミンチ?だったと思う。
皮はとても薄い。
イタリアのピザと比べると、実に素朴な味がする・・・粉の味がわかる?ピザ生地。
美味しいですよ、でもお水は合わなかったな~

ケバブの盛り合わせも~

このクレープのような物の下にはたくさんの小ぶりなお肉とお野菜の炒めた物が敷き詰められており
若干ピリ辛のとても美味しい味付けでした。

骨付きのお肉は羊ではないような?見た目はラムチョップの様に見えるけど仔牛かな~???
そして付け合わせの万願寺唐辛子そっくりさんが、やはり美味しい 

大量に乗っかっているクレープの様なもの・・・やはりとても素朴なお味なの。
お肉やお野菜を包んで食べました。

しかしね~ほんと、お水じゃ進まないわ・・・
コーラはまだ許せるとして。
夫はビールを飲みたくてたまらない様子。
お水ではこれ以上、食も進まない様子。 

そこでどこかでビールを買い、持ち帰ってホテルで食べようという事に。
で、英語ができる唯一のお兄ちゃんにスーパーマーケットがこのあたりにあるか
聞いてみた。
意外な答えが返って来た「あるよ」???そう「あるよ」だけ
恐らく私は「この近くにスーパーマーケットがあると知っている?」って
聞いたのかもな~
そこは「教えてね」って言うべきだった

外に出て道行く人に聞こうと思ったけれど、英語出来そうな人があまりいない。
と、その時このお店の向かいにスーパーマーケット発見
中に入り、海外の一般的なイメージで店内を回るとズラーっと並んでいるであろうアルコール
コーナーがない
一周してレジの近くに行くとそこに小規模にビールやワインが置いてあった。
ビールは3種類くらいしかない。
1缶6トルコリラくらいする。これ高いよね?
さすがイスラムの国・・・アルコールはこういう扱いなのか。
しかしようやくビールにありつける
氷雨の中ホテルへと急いだ。

 

 


ハッピーバースデー・トリップ顛末記@えっ?ホテルは満室?in イスタンブール

2017-02-19 08:17:46 | 2017バースデー旅行

取りあえず今後の方針が立ったので少し安堵し紹介してもらった
ホテルに向かう事とした。
空港の外に出るとタクシーやシャトルバスがたくさん止まっていたけれど、
どこが正規のタクシー乗り場かわからない・・・
空港のいくつもあるエントランスには軍かポリスか分からないけれど自動小銃を
下げて警備しているいかつい男達が立っていて、
鋭い眼光で前方を睨んでいるのだけれど、他に適当な人がいないので
「タクシー乗り場はどこですか?」と聞いてみた
不愛想に手で方向を指したが、言葉で言ってくれなくちゃ正確にわかんないじゃないね~

もしもそれが白タクとかなら嫌だしね~
しょうがないので適当に運転手が外に出ているタクシーの所に行き、
書いてもらったホテル名を見せるとわからないという。
ひょっとして英語で書かれていたからわからなかったのかな~???
別のタクシーに見せると知っていると言ってくれたので乗車。
そのホテルは「WOW HOTEL」っていうホテル名なのだけれど、本当に5分ほどで
到着した。
コンベンションセンターもある大きなホテルだ。
敷地内に入る手前にタクシーの検問もあり、ホテル内に入る時も荷物検査のあるセキュリティー万全
ホテルだった。
空港の周りは新市街になるのかな?何にもない殺風景な所だった。
中に入るとレセプションの前にはたくさんの予約客がいて、私の番になり、
「一部屋ありますか?」と聞くと「予約は?」と聞かれないというと
満室ですと断られた~
「えーーつ、そんな~先ほどターキッシュエアの方が問い合わせてくれたんですよ、
そして空きがあるって教えてくれたんですよ~」
っていうと「そのような電話を誰も受けていないけれどウチにはもう一つ隣に
ホテルがあるからそちらじゃないかな?こちらは5つ星であちらは4つ星
歩いてすぐですよ」というので、そちらの4つ星ホテルに行く事に。
そちらも満室と・・・

まあね~エアポートホテルを除いて一番空港に近いホテルなので人気なのね・・・
ターキッシュの方から勧められてから、ずいぶん時間も経っていたしね。
外は冷たい雨が降っているし・・・周りには何もないし・・・イスタンブールの地図もないし。。。
向かい側にバーガーキングがあり、そこで対策を考えようとすると
夫は行きたくないという
かと言ってどうするというアイディアも浮かんでいないようだ。
じゃあとにかく空港に戻り考えようと・・・ツーリスト案内も空港内にはあったし。
ホテルにちょうど到着したタクシーを捕まえて空港へと戻った。
因みにホテルまでのタクシー料金は8トルコリラくらいだったよ。日本円で約240円くらいと安い。
タクシーで5分くらいと言っても、とても歩ける距離ではないからね。
都内の車で5分と田舎の車で5分の違いの様な感じね。 

氷雨の降る中、再びアタチュルク国際空港で降りた。
ここで夫が一服したいと言い出し、空港のビル前に並んでいるベンチに座った。
寒いし喉は乾くわでコーヒーを飲みたくなり自販機で買おうとしたけれど、
コインはわずかに足りなく、紙幣は小額紙幣のみが使える自販機で断念。
しかし有人の売店があり、そこでコーヒーを買ったのだけど(1トルコリラ)
売店のコーヒーでも美味しかったな~トルココーヒーは美味しいんだよ。
空港内にツーリスト案内はあるのだけれど、空港内に入るにはまた荷物検査がある事を思い出し
面倒になった。
そこでアプリで落としてあるbooking.comでホテルを検索。
すると、ここからタクシーで10分程度の所に評価も高いホテルが日本円で4,800円で
セールになっていて残室が「1」だったので即、予約。
今度は安心してホテルに向かった。(12トルコリラ程度でした)
「テンポ・スイーツ・エアポート」というデザインホテルだ。
やはり新市街なので、なんていう事のない観光気分には絶対にならない地区にある。
地下鉄でも空港から1本らしいけれど。
レセプションの男性や荷物担当の男性、とても親切でフランクなホテルでホッとした。
外観はちょっと・・・というような外観だったがなかは素敵でしたよ。
ロビー~

5千円しないお部屋~

これに朝食も付いているの。私達は朝食の時間まで滞在しなかったので食べてはいないけれど。
広々したお部屋でベッドのサイズも大きいし、お水のペットボトル500ml×2、1L×1、ネスプレッソマシーン、
お茶各種が備えてあった。

バスルームもシャワーのみでしたが清潔でしたよ~

ただしアメニティは貧弱・・・まあこの価格ではしょうがないでしょうね。

ホテルのある地区はこんな感じ~

ケバブ屋さんやローカルのレストラン、その他のお店がある、観光客があまりいない地区でした。

喉が渇きビールが飲みたくなり冷蔵庫を探すとビールはなくソフトドリンクだけでした~
さすがイスラム国・・・

フリーWi-Fiなのでつないでイスタンブール事情を調べると、この地区から観光地である
旧市街へは最短で50分以上かかるという事がわかり、雨も降っており
アヤソフィアやブルーモスク見学への意欲は途端に無くなってしまった 

スマホはWi-Fiフリーの場所で使うようにしていて必要に応じてドコモの海外1DAYパケットも利用している。
しかしこういう事態になるとシムフリーがいいな~と思う。
いつでもどこでもスマホが使えると便利だよね~
この日だけホテルの予約もしなきゃだったので、1DAYパケにしたけれどトルコはなんと
1,980円もするんだね~
 


ハッピーバースデー・トリップ顛末記@too cozy...全てのフライトがキャンセル???

2017-02-18 07:38:33 | 2017バースデー旅行

私は今回の旅行の直前にある番組を見ておいて本当に良かったと思っている、いや感謝すらしている
それはイタリアはローマに嫁いだ日本人妻の番組だった。
なんと素晴らしきイタリア人目から鱗だった。

イタリア・・・ローマだけかもしれないが、レストランでウェイターがグラスなどを
ガシャーンと営業中に割るとする・・・そのような場に出くわすと日本では
ほぼ全ての日本人が心の中でブーイングだろう。
それが、かの地ではブラボーで客達は拍手を送るのだそうだ。
嫌味の拍手ではなく「それはラッキーの前触れだよ!」という事らしい。
なんたる発想の逆転
失敗が一瞬にしてポジティヴに変わりだれも非難されないわけだ。
これは「メメントモリ」以来のイタリア人万歳だ
何か良くない事が起きた時にどれだけ助けになる発想だろうかと初イタリア訪問を
前に予習の意味合いで夫にもその番組を見せていたのであった

さてタイムバーック~

素晴らしいTKのラウンジでくつろいでいた我々夫婦。
ファイナルコールのアナウンスなしという事で、何度か電光掲示板を確認した。
次のフライトが8:50発なので7:00になったらメイクをしようと思っていた。
夫もまた一服したいので、早めにゲートに向かいたいと言っていた。 

でその7時の少し前に掲示板を見に行くとヴェネチア行きの302番ゲートがオープンと
表示されていた。
かなり早くゲートがあいた事になる。
メイクも終わりそろそろ8時なのでゲートに向かおうと再び掲示板を見に行くと今度は
「closed gate」になっていた
はて???出発時刻まではまだ1時間もあるのにどゆこと????
とにかく急いで302番ゲートに向かう。
その途中、途中、にある掲示板からは、今度は8時台のフライト情報はきれいさっぱり消え去り、
9時台以降のフライト情報のみになった。
ラウンジからそこそこ遠かったな~(ヴェネチア行きゲートはラウンジに入ってから決まったので
事前に302番ゲートの確認はしていなかった)
ノロノロと急げないジジイに「早くしてよ!先に行っているからね」と言って先を急いだ
私の目に飛び込んだのは302番ゲートの前に列をなし機内への案内を今か今かと待っている
アフリカンな人々
その中の数パーセントは民族衣装をまとっていた。
あきらかにヴェネチアに行く人々とは異なった客層・・・
そう・・・302番ゲートはすでにアフリカのどこぞの空港名が掲げられていた 
ミスド・フライト・・・オーマイガッーーーーーーーー

えっつ???まだ十分に時間はあるよ???何故に???
アタチュルク空港内には時計がとても少ない。あっても小さくドバイの時計の様に
キンキラなロレックス製で時を主張しているわけでもない。
電光掲示板の一番上にDeparture timeと表示されそのすぐ右に現在時刻の
表示があるが非常に見難く私はスマホで時刻を確認していたのだったが、
時計を見つけて確認すると、私のスマホが示している時刻はちょうど1時間遅れていたのであーる

ラウンジでWi-Fiにも繋げ現地時刻が表示された。
夫もタブを持っており、私はWi-Fi設定をしてあげたのに彼は一度としてそれを見る事は無かった。
家にいるとタブ中毒の様に番組表、ヤフーニュースそしてFacebookチェックに余念がない男なのに
彼は大のビール党で居心地の良いラウンジでひたすらビールを飲める環境に大いに満足していたのであった。。。 

「トランジットは何時間」「ヴェネチア行きは何時」いちいち質問する夫。
私はいつものように、とても詳しい旅の栞を作っており夫にも渡しているのにだ。
それで私は質問攻めの夫にこういってもあったのだ。
「いちいち私に質問せず、自分で確認するようにして下さいね なんの為に栞があるの?」

他のメンバーとの旅行なら誰かがその間違いに気づいただろう。。。
しかし今は役に立たない夫と間違った時刻を刻んでいるスマホを恨んでもしょうがない。
とにかく、ヴェネチアに行かなくっちゃ~ 

まずターキッシュの職員を見つけなきゃ!と探すが、プラプラしてる職員って
なかなかいないのね
ようやく見つけ、かくかくしかじかと説明すると200何番ゲートの右隣にトランジット用の
ターキッシュ・デスクがあるのでそこに行けと。
直ぐに見つかりそこで又かくかくしかじか・・・「おおーそれは間違ってない時計を持つべきだね」と
言いながらパソコンをカチャカチャ、カチャカチャ・・・そしてまたカチャカチャ、カチャカチャ・・・
そんなに無いのか?ヴェネチア行き???それとも満席なのかヴェネチア行き???
そしてようやく男性職員は口を開く・・・
「このフロアの下の階に行くとセキュリティー・チェックがありそこでパスポート・コントロールを抜けて
からターキッシュのチケットカウンターがあるからそこに行ってください」と言われ、
その通りの手順をチケットにも書いてくれた。

一刻も早くチケットを入手しヴェネチアに行かなくっちゃ~と焦る私。
ところが階下に行く階段が見つからない 広い空港をウロウロしても全くありそで、ない・・・
エレベーターを見つけたので乗ろうとするとそれは上の階にだけ行くエレベータだったり。
直ぐに見つかるだろうと考えていたのだが、これは誰かに聞くに限る。
だいたい海外の空港で清掃スタッフは英語が通じない。。。案の定だった。。。
お店の人に聞くとフードコートの右だという。。。そのフードコートという単語ですら
聴き難く少しして「あっつフードコートね?」というありさまだった。

無事にパスポートコントロールに到着したと思ったらそれはイラク国民専用で、
その手前にあった我々用が目に入らず通り過ぎていたのだ、そしてまた戻る。
2人共に目に入らなかったのだろうか
おそらく夫は探してもいなかっただろう・・・私の後を追うだけだったのではないだろうか

そういえば成田からの便が到着し商業施設に向かう途中にここは目にしていた。
一度出国し、出発ターミナルにあるチケット売り場に行くわけだ。
パスポート・コントロールってポリスなのね?
お隣同士の男女の職員が私のパスポートをチェックしながらフランス語で
会話しているように思えたんだけど???
トルコは歴史上、英語よりもフランス語やドイツ語の方が通じると後から知った。

とにかくヴェネチアに一便でも早く行かなくっちゃ~チケット・オフィスに向かった。

再度、事情を説明しチケット・オフィスの職員がPCをカチャカチャ・・カチャカチャ・・・
私はこの時点でヴェネチアまでのチケットを購入する事になるだろうけれど、
イスタンブールからヴェネチアまでの航空料金はそんなに高額ではないだろうと踏んでいた。
それにこの後にもヴェネチアまでのフライトはあるのではなかろうか?
最悪1日1便だとしても明日の朝の便でヴェネチアに行けるのではないか?
夫の仕事の都合もあり日曜には日本に戻らなくてはならないので、わずかな滞在となるけれど
ヴェネチア出発便は夜便だし、そこそこ楽しめるだろうと考えていた。
その短期間の滞在で夫からは今回の旅行の了解を取り付けていたのだった。

このPCカチャカチャタイムがとても長く感じた
難しい顔をして職員はPCと向き合っていた。そして顔を上げて彼はこう言ったのであーる・・・
「マダム・・・このあなたの持っているチケットはプロモーションのチケットなので
この後の全ての区間がキャンセル扱いになります。1区間でもキャンセルすると全ての
区間がキャンセルになるのです」

げーーーーーーーーーーっ!!!

「have been cancelled...???all...???」「Yes...」

そんな事~予想していなかったよ~「ヴェネチア行きだけではなく、イスタンブールから東京への
チケットも全てですか?」
「残念ながらそうですマダム・・・」
「という事は新規にチケットを購入しなければならないという事ですか?」
「そうですマダム・・・おーマダム・・・そんなにガッカリしないで~」

この時、私の頭の中のソロバンがパチパチと音を立てていた(ソロバンできないけどさ
片道チケットは往復チケットより恐ろしく高額だ。なおかつ直前ともなると想像もしたくない料金だろう。
しかしながらこのままイスタンブールに居続けるわけにもいかないし、どんな価格を提示されようとも
東京までは買わねばならぬだろう。 

そして背後にただ立っているだけの夫に事情を報告。
「かくかくしかじか・・・と言っているから、とにかく日本へ戻るチケットは
確保しなくちゃね!」「そうだな・・・」
そしてまた職員の方に「東京行きのチケットを買います!」カチャカチャ・・・
「一番早い便は明日の2時のフライトです」はいーーそれでーー
オールキャンセルという予期せぬ事態にヴェネチアの事はすっかり飛んで、
東京行きだけは確保せねば~と思ったのだ。
ヴェネチアの宿泊代、現地ツアーの料金、ヴァポレットやエアポートシャトルの
ヴェネチア・カードを事前にネットで購入し後は現地で引き換えるだけだった物など、
しょうがない・・・宿泊代などは当日だけではなく前日でも100パー払わなくちゃなのだ

最低限の出費で抑えようと考えたわけだけど、今、考えると一応ヴェネチア行き含めて
試算してもらうべきだったと思う。とにかく頭が真っ白で東京行きだけは
確保したかったのだ。
イスタンブールの事は何も調べていないし、多少の不安も急に湧いてきたし、この地での
観光に残された日々を費やそうとは、その時に冷静に判断できなかったのであった。

そしてこの予期せぬ事態になった為、私は慎重にヒアリングした。
「can't」という言葉が多用されるのだか、いちいち「can not?」と聞き直したりとかね。

その時、お隣のブースのベテランっぽい職員の男性が、何やら私の担当の職員に
話している。
そのうちに担当職員がどこかに行ってしまった・・・

ベテラン職員「そんなにがっかりしないでマダム・・・大丈夫だから。
日本人の事はとても好きです、どうにか力になりたいので、色々な可能性を
試します、その為に今、彼はボスの所に相談に行っているのですよ」と言ってくれた。
「良い方への可能性はあるかしら?」
「アイ・ホープ・・・」
その後で知っている限りの日本語を披露してくれた(挨拶だけだったけれど

結局はやはりオールキャンセルは覆せなかったけれど、二人の職員が一生懸命に
良い方法を探してくれ、私を慰めてくれた事にどれだけ救われたことか・・・
夫もあれは本当にありがたい事だったと感謝していた。
イスタンブールから東京への片道は最初の購入金額よりも高かったけれど、
おそらくこれが日本発券ならばもっと高額だっただろうと思う。
やはり海外発券は安い。今になってヴェネチアまでのチケットを含めても良かったのにな~と
後悔しているけれど、それは今だから思える事なのだ。
「いいですかマダム?今度このフライトに遅れたら○○アメリカドルがかかってしまいます。
(おおよそチケット代の70%くらいで次の便に変更可能という事)なので今度は
11時にはカウンターがオープンしますからその時間に来てくださいね、今度は遅れないでね」 

そしていくらかの返金もあった。ベネチア間と東京までを使っていないので、
タックス分のリファウンドがあるというのだ。
それはトルコリラで支払われその日のホテル代には十分だった。

おまけにベテラン職員はホテルの心配までしてくれた。
私は当初、エアポート内ホテルに行こうと思っていてそれを話すと
直ぐに電話で確認してくれ満杯だといい、他のホテルを勧めてくれた。
ターキッシュエアーではターキッシュ側のキャンセルやデレイなどがあると次の便まで
ホテルを用意してくれるので、近くのホテルの事を良く知っているのだろう。
タクシーで5分ほどのホテルだという、今のところ空きの確認は出来たので
そこに行ってみてと紙にホテル名を書いてくれた。
地下鉄でも行けるけれどタクシーで行く方が迷わなくて良いと言ってくれた。
タクシー料金がどの程度かもわからないので、使う事が無いユーロから少しだけ
トルコリラに替えておいた。
この後はトラブルなどの相談カウンターに行ってくれと言われそこに行くと
チケットを発券してくれた。
そこで初めて自分たちの荷物がどうなっているのか?どこにあるのかの疑問が湧き、
尋ねると、今すぐにはどこにあるとは言えないけれど、ヴェネチアから直接東京には
行きませんと・・・そりゃあそうだ、、、ヴェネチアからまたイスタンブールに戻ってくるのだろう・・・

外は氷雨が降る寒いイスタンブールであった。

ところで!!!アンドロイド携帯に文句を言いたい

今までタイムゾーンが間違っていた事は一度もない!
私はスマホに世界時計というアプリを落としている。
それにスマホの設定は自動タイムゾーンにしてあるのになぜに誤表示を起こしたのだろうか???
それにいつもならドコモから海外ローミングと日本時間が両方表示されるのに今回はなぜか
表示されなかった。

日本に戻って世界時計を確認するとやはり1時間遅れている。

一番下のイスタンブールを見るとGMT+2:00になっているが、これは正確には
GMT+3:00なのだ
おそらく昨年から実施されたウィンタータイムへの移行中止、一年中サマータイムという
決定が反映されていないものと思われる。
ネットで調べると、昨年の12月にトルコの空港でgalaxyを持っていた韓国人旅行者が
何人か飛行機に乗り遅れたとニュースになっていたのだ!
galaxy側は早急にそのアプリをアップデイトするとその記事にはあった。
私はXperiaを利用しているのだけれどアプリの世界時計だけではなく、Xperia自体の
ソフト(タイムゾーンの)も是正されていないという事になる。
金返せ~Sony 

しかし今回の経験は、貴重な経験で全て自己責任だという事が身に染みてわかったし、
今まで飛行機の方の事情でキャンセルになったりデレイになったりで、
目的地に無事に予定通り到着できない場合は想定していたけれど、
自分が遅れてなんて想定していなかったのだった。
いつもトランジットそのものも多少の不安があり、それはとても些細な事で間違って
出国してしまったらどうしようなどというくだらない不安だ
今回、この様な事に遭遇してしまいながらも、どうにか解決できた事で、それも
1人で乗り切った事で、ある意味、度胸というか自信がついたのだった。

私はいつも私の背後に銅像の様に一言も話さずぼけーっと立っていただけの夫に聞いた。
「あのさ~私が必死で駆け回り交渉している時に助けてあげようと思わなかったの?」と。
夫はこう答えた誠に正論である。
「ママの方が旅行の経験は多いし英語も俺よりできるだろう?俺はね仕事でもそうだけど
自分の専門外の事はその相手に任せるの。
専門外のヤツが口をだしても、その事態を混乱させるだけだろう???」
この男のお蔭で誰を頼ることなく事を成し遂げた事が自信となったのではあるが、
一言「いろいろやってくれてありがとう」があっても良いのではないだろうか
そして夫はこうもいった「飛行機から降りてママが言った時刻が通路にあった時計と
違うな・・・とあの時思ったんだよ~」

男なんてものは会社に於いて出張などはたいがい誰かがおぜん立てしてくれるだろう、そして
現地に着けばお迎えが来ているだろうから、自分で何かするという事がないのだろう・・・

「トルコ人は親日家ってホントだったんだな~これ現地でしか感じる事ができないよね?
嬉しかったな~イスタンブールに旅行で来たと思えばいいんじゃない?」
 そして夫は家を出る時の事を思い出していた。
それは先に夫が玄関から出ていて、そこにお隣の奥様が通りかかって「ご旅行ですか?
どちらへ?」
夫は張り切って「ヴェネチアです」と答えていたので、私はたしなめたものだった・・・
「聞かれた時にはね~ちょっと・・・というのよ、それでも聞いてきたら初めて言うのよ!」
私は殆ど、海外旅行の時に、近隣の人に会うという事が無いのに 。
夫は「帰ってもしばらく外に出れないな~ヴェネチアなんて言わなきゃ良かったな~」等と言っている。
私は「男はツラいよ」の寅さん一家を思い出していた。寅さんシリーズ第4作「新・男はつらいよ」
で寅さんがおいちゃん一家をハワイ旅行に連れて行こうとして近所の方に壮行会まで開いてもらい
旅行代理店がお金を持ち逃げし、行けなくなってしまうがカッコ悪くて家に隠れているという話だ。

こんどは遅れる事が出来ない・・・さーホテルに向かおう! 
それにしてもトランジットで3時間少々ラウンジに滞在する予定が4時間チョイもいたなんてね 


 


ハッピーバースデー・トリップ顛末記@TKラウンジ・イスタンブールのパニーニが絶品!

2017-02-17 08:02:50 | 2017バースデー旅行

それではラウンジ内のフーズ&ドリンク~

お食事としては充分で味も良かったし、スイーツ好きにはたまらないラウンジだ。
トルコ・コーヒーは美味しいし、お茶も香り豊かな入れたてをいつでも飲めるし。
ただ、さすがのイスラム国家・・・アルコールに関しては品揃えがイマイチなのであった~
ビールはトルコのエフェスというビールだけ。もちろん缶ビールのみ! 
ソフトドリンクと同じケースに入っております。

ワインに至っては機内と同じでトルコワインのみで、シャンパンがありませんでした~
スコッチなどの種類も少なかったと夫は言っておりました~(日系のビジネスラウンジ程度)
最初に行った時は朝食タイムでした。

ビュッフェ形式ですが、フルーツ、お食事、アペタイザー それぞれのブースがいたる所にあります。

 

上の写真の上部に写っているのは蜂蜜の丸ごと・・ハチの巣状のものでした。
チーズはトルコ産の物のみです。

ギョズレというトルコのクレープの様な伝統食のコーナー。

左の樽にはこれまたトルコのヨーグルトドリンク「アイラン」です。
ヨーグルトに塩が入っているドリンクなのよ。
そしてギョズレは薄い小麦粉で作った皮にほうれん草とカッテージチーズのようなチーズを
挟んで焼いたものです。

イタリアピザの原型ともいわれているトルコ式ピザのコーナーもあります。
こういうその国独特のお料理の手作りコーナーは良いですね 

朝なのでフルイングリッシュ・ブレックファストのコーナーもあります。

オムレツは注文してから焼き上げるタイプで、時間になると行列ができていました。
これからヴェネチア便で朝食が出るでしょうから食べませんでしたけれど・・・

そして美味しかったのがパニーニ

いつでも焼き立てが食べられますが、これがとにかく外側がパリッと中の具材との割合も
バッチリで美味しかった~バターを使用しているのかな?パンの風味がまた良くてね~
イスタンブールのラウンジを利用する事があれば、ぜひ食べてね 

プレッツエルのお隣にはトルコのバター。タッパに詰めて持って帰りたかったよ

トルコ産のオリーブも色々な種類が~

そしてスイーツ好きにはたまらないスイーツコーナー~

パイ類ね~

そしてお待ちかねのデメルのケーキコーナー~

本場デメルのザッハトルテは甘すぎる気がしたけれど、ここのケーキはどれも甘さ控えめで美味しかった~

その他にも常に焼き立てデニッシュが用意されていましたが、残念ながら食べてはいない。

夜になると多少メニューが変わります。

ベジタリアンな前菜コーナー~ どれも美味しかったですよ。

 パスタや焼きそばの麺コーナー これはかなり遅い夜の時間帯だったので(帰路)売り切れも多かったです。
ただ基本的にキッチンが併設されていて出来立てを作りつづけているんだけどね。 

チキンとラムのケバブコーナーもありました。

ケバブコーナーではお野菜もグリルしてくれるんだけど、この万願寺唐辛子のようなお野菜が
とーっても甘くて美味しかった 。
ターキッシュのラウンジは地産地消ってコンセプトかしらね?
これってラウンジでは珍しいのではないでしょうか? 

夫などは、全くトランジットの長さを感じず寛ぎ感全開でした・・・・・・・