フランスの宗教戦争を終結させた王として、国内でもっとも
親しまれているアンリ4世の頭部のミイラが400年振りに発見
されたと新聞の記事にあった。
フランス人は大変歴史好きで真相究明のためには墓をあばく
事さへ厭わないという事だ。きっかけは、研究者のもとに匿名の
手紙が届けられ、そこには「私の保管している首がアンリ4世の
ものと伝え聞いている」とあり、手紙主の自宅から褐色に干からびた
頭部を病院に持ち込み詳細に分析しこのたび９９．９以上の確率で
アンリ4世のものであると正式に発表された。
アンリ4世は１６１０年に死亡。パリ郊外の教会に安置され、１７９３年
フランス革命の混乱の中で掘り返され、頭部を切断されたんだって
首はその後200年間骨董屋等を転々としてフランス国内をさまよって
いた事になる
歴史の疑問を最先端技術で解明するグループを
フランス市民は「墓場のインディージョーンズ」と呼んでいるとある。
フランスは政教分離の伝統が強く、宗教と非宗教を毅然と分けて
考えられ、遺骨は宗教的感情を引き起こす物では無く、あくまで
歴史の記録と考えられている。 ・・・・以上 日経3月6日付けより。
亡骸に固執するのは日本人等、儒教的仏教国民だけらしいものね～。
あちらの小説や映画でもドクロはインテリアのように飾られていたり
するものね～ぇ
この記事にはもうひとつ興味深い話があったのだけ
れど、長くなったので明日にでも・・・
業平に泉湯という銭湯がある。天然温泉のお風呂屋さん
よく行く方の話によると天然温泉は体の芯から温まり、普通の
銭湯のお湯とは温まり方がぜーんぜん違うとの事。その泉湯の
前にあるのが「もつ焼き 松竹」なんと今年で創業５２年という
古ーいもつ焼き屋さん。80代のおばあちゃんとお嫁さんで切り盛り
している。お婆ちゃんは優しーいおばあちゃんで、お嫁さんは
深川からこちらに嫁いできた純下町っ子。チャキチャキっとした
親しみやすい方です
こちらのメニューは品数がいっぱいと言う訳ではありませんが
もつ焼き屋さんで外せないものは揃っています。
先ずはビールと煮込み・・・と言いたいところですが、煮込みの写真を
忘れてしまった常連さん達との話が楽しくついつい・・・
松竹で皆さんが一押しされるのが、やはりレバ刺しでしょう！
俗に言う「角がたつ」と言うヤツですね
ウチの近所の超有名店「わかば」
より個人的にはこちらのレバ刺しの方が美味しく、甘く感じます。
ここは豚レバですから、よっぽど自信がなくては出せない逸品です。
またまたこの近くには牛のレバ刺しでの超有名店「まるい」もありますね。
他のお店では焼いたレバーはあまり好きではないので注文しないのですが
ここは別格！
レアなレバーが嫌味を全く感じさせない。
もちろん、タン・ハツも美味しい。一皿4本４８０円。2種類4本でも焼いてくれます。
焼きはお婆ちゃん担当。素材が良いので、どれも塩でいけます。
ここももつ焼きマニアの中では有名なお店なので、いつもいっぱいで入れない事も。
平日は5時からですが、土曜日だけ4時からの開店。日、月が定休日です。