Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

計画停電の余波

2011-03-15 23:26:24 | 日記

昨日の福島第一原発の2、4号機の破損、異常な放射能測定値
について管総理、枝野官房長官による会見が行われた。
それを見ていて、枝野官房長官が額から汗が止めどなく流れて
来るのを目にし、「これは・・・かなり危ない事になっているんじゃないの?」
とかなーり心配になってきた。
口調は落ち着いてはいるが生理現象は嘘をつけない。
今のところ原発は落ち着いてきているが、あの会見は国民に
必要以上の不安感を持たせたのは間違いないだろう。

しかし海外メディアから日本政府も東電もぜーんぜん信頼されて
いない。今までの隠ぺい体質。それに加えて管総理の歯切れの悪い
国民に安心感を与えるべく会見がどんどん不信感に変わってしまうのが
原因だろう。

しかし、東電の輪番制停電のシステムは誰が考えたのだろう?
毎年9月1日には関東大震災を教訓に東京都と関東圏の県が共同して
大規模な地震時のシュミレーション訓練が行われている。
これは、東海大地震に備えてのシュミレーションでもあるのだが、
今回のように発電施設の停止を想定にいれているはずだ。
その中から経済活動の低下を最低限に抑えるべきハウツウを
編み出しているのだと思っていたが、そうではなかったのだな。

都内での電車も間引き運転が多くなり、通勤通学の移動手段に影響を
及ぼしている。いつものように浅草に買い物に行ってびっくり!
いつも観光客でいっぱいの浅草が閑散としている。

これって、仲見世が店じまいする夜の光景と同じではないか!
お買い物の時は仲見世はいつも混んでいるので、横切るだけなのだが
今日はこのように空いているので、ついでに観音様に地震が早く
治まり、原発がこれ以上困難な状況にならないようにお参りして来た。

東北関東大震災の当日に五重塔から100kgの飾りが落下したらしいが
今日はその修復もしていた。

長ーいクレーンにビックリ!
それにしても、この地震の影響で、どこのお店も暇らしい。
飲食店の方も電車の不安があるので、常連さん以外のお客さんが
まったく来てくれず、予約も向こう1カ月のキャンセルが相次いでいるそうだ。
もちろん被災地の方を優先するのは当然として、それと並行しながら
この地震の影響での経済のさらなる沈下を止めるべく、対策を講じなければ
本当に日本は大変な時代に突入してしまう。世界経済にも当然
影響を与える。政府の手腕が問われるのだ。


季節の到来物 イカナゴの釘煮

2011-03-15 08:26:48 | 日記

大震災の詳細が少しづつ見えて来て、奇跡的に救出された方も
いれば、相変わらずの不明者の人数には想像を絶する。
毎日このような映像をボーッとしながらただ眺めるように見ている。
そのような毎日を送るうちに、なんだか自分自身の中に罪悪感の
ようなものが、確かに生まれて来ている。
楽しく過ごす事、安全に暮らす事、ぼーっと生活する事全てに。

しかしそのような気持になってはいけないと自分の中の人は知っている。
日本全国が今前向きな希望を少しでも創出しなくては
復興など出来ないのだから。

日本人は太古の時代からどれだけ、この様な経験を繰り返し、
海外の人々が今回、感嘆しているこの様な状況になっても被害民も
また国民も感情を露わにすることなく、怒る事もなく、冷静に
粛々と受け入れられる国民性へと変貌したのだろうか?
そしてもくもくと、希望を見出して来たのだ。

TVでの信じられない映像に思考能力を無くしている私は、自分の
生活に疎かった。週末にスーパーに行った夫が店内の棚の
あまりの品物のなさに唖然としていた。飲料水、インスタント麺
、袋菓子のはてまでないそうだガソリンだけでは無かったのか~。

お嬢その1から電話が来た「紙おむつを買おうと思ってドラッグストアに
行ったのだけれど凄い行列で何もかもないのよ」へーなんで、東京で!
つづけて、「トイレットペーパーとかも売れ切れよ」あらー
この様な状態になって急に暇になったウチの就活生が浅草を視察して
くれることになった。その結果やはりトイレットペーパーや水はないらしい。
そうなると、呑気にしていたのに急に「買わなくちゃ~」とあせったが
もう遅い。
全ての物流は東北最優先だそうだ。しょうがないか。

そんな重っ苦しい毎日に少し、心が和む物が届いた。
毎春楽しみにしている「イカナゴの釘煮」だ。

これは私の義弟のお母さんが毎年作って下さるものだ。これがね~、
美味しいんだな~
おそらく、市販品であろう山椒入りも大変美味しかった~
ウチの夫等はこれさえあれば、ビールの肴はバッチリだ。
WIKIで調べるとこれって小女子と同じ物なんだふうーん・・・

このお母様の作って下さる佃煮は甘さ加減と生姜の風味が
絶妙なんだな~。
それにしても、そうか・・・西日本からの宅配便は動いているんだね。