今回バルセロナに行ったのは妹のたっての希望でサグラダ・ファミリアとパエリアを食べたいと
常々言っていたからだ。
日本人のスペインのイメージは食べ物だったらやはりパエリアだろう。
ただスペイン全土でパエリアをスペイン人が日常的に食べるわけではないらしい。
バレンシアとかこのバルセロナ特有の料理らしい。
行く前に、いろいろ美味しいパエリアを食べられるお店を調べたら、どのお店も賛否両論。
ビーチ沿いにパエリアで有名なレストランが何件かあった。
空港から乗ったタクシーの陽気なお兄ちゃんも、その中の一つ「セッテ・ポルタス」が
いいんじゃないかと言っていた。日本のガイドブックにも載っている老舗有名店だ。
「高いんじゃない?」と聞くと「注文次第だよ~パエリアを食べたいなら、パエリアとハウスワインだけに
するとかだと、そんなに高くないよ」との事だったが、アパートから少々離れていたので、
グラシア通りの大きなレストラン「ラ・コンセンティダ」 に行く事にした。
ここは年中無休、昼夜営業という事でスケジュールにいつでも押し込めるだろうと思ったからだ。
ネットでバルセロナの事を調べると必ず引っかかる「バルセロナ・ウォーカー」というサイトでも
「観光客向けのレストランだがパエリアは美味しい」と書かれていたし。
真ん中にあるモスグリーンっぽいお店がラ・コンセンティダです。間口は狭いけれど中はとっても広く、
予約の必要はありません。
観光客向けとあってスペイン名物料理はなんでも揃っています。
ピンチョス・タパスもあり外国人観光客はそれらを食べていました。
日本のツアーでも使われているらしく、日本人の団体客もお食事していました。
300人のキャパがある割にスタッフが少なく、私達のテーブル担当はなかなか捕まりませんでしたが、
サービスは悪くないスタッフでしたよ。
ネット情報に則りあまり美味しくない前菜は、サラダのみにしてパエリアを2種類注文。
サラダはバルセロナのイカは間違いないだろうという事でイカサラダ。
やはりイカは美味しかった
バルセロナのパエリアは一人前が多いと聞いていたので担当のお兄ちゃんに
「一人前づつ!」というと「一人前は小さいよ~」と言われどのくらい?ときくと手で大きさを
示したのでやはり一人前にしました
シーフード・パエリア。
ミックス・パエリア。
どちらも見た目は変わらない。やはり4人で2人前でちょうど良かった!
本場のパエリアはスープがまだ残っている状態なのね???
なーるほど・・・これはこれで美味しいね お米をパスタに見立ててるっていうのがよく理解できました。
ちなみにショートパスタのパエリアもバルセロナでは一般的みたいよ。
私はミックスが美味しかったけれど、シーフードの方が美味しいとその他3人は言ってたな。
そこそこ美味しいパエリアを食べてバルセロナでのミッション終了
美味しいと有名なタパス屋に行く予定だったけれど、見つからなかったので(おそらく定休日)
これがバルセロナでの外食の最後となりました。
ところで、このお店はこんなに大きいお店で日本のガイドブックにものってるくらいだから
タクシーの運転手も知っているだろうと思っていたら、知らなくて用意してあった地図・・・
カタカナ混じりのGoogleマップね・・・見せてもなかなか分からなくて苦労したわ。
スマホで地図を出して、それをもとにカーナビに入れてようやくたどり着けたけど
もちろん調べている間の料金とかはとられませんでした。
空港からのお兄ちゃんドライバーが陽気だったので、こちらの人は陽気だと思っていたけれど、
どうもその後のタクシードライバーは陽気ではなかった・・・っていうか英語が話せないのよ
なので英語が話せるお兄ちゃんは、いろいろ話しかけてきて、
他のドライバーはコミニケーション・ツールがなかったのだな~と・・・
アパートメントの近くに美味しいパン屋さんがあって、大きなバゲットが1€、クロワッサンも1€、
タックス込か分かんなかったので「いくら?」ときくとお姉さんは「ドゥエ」 と。
私が「2€?」ときくとやはり「ドゥエ・ユーロ」と・・・ カタルーニャ人なんだね~