Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

バルセロナの食べ物編 パエリアはやっぱり食べなくっちゃね!La Consentida

2015-07-31 08:31:35 | 2015イベリア半島西と東の旅

今回バルセロナに行ったのは妹のたっての希望でサグラダ・ファミリアとパエリアを食べたいと
常々言っていたからだ。
日本人のスペインのイメージは食べ物だったらやはりパエリアだろう。

ただスペイン全土でパエリアをスペイン人が日常的に食べるわけではないらしい。
バレンシアとかこのバルセロナ特有の料理らしい。
行く前に、いろいろ美味しいパエリアを食べられるお店を調べたら、どのお店も賛否両論。
ビーチ沿いにパエリアで有名なレストランが何件かあった。

空港から乗ったタクシーの陽気なお兄ちゃんも、その中の一つ「セッテ・ポルタス」が
いいんじゃないかと言っていた。日本のガイドブックにも載っている老舗有名店だ。
「高いんじゃない?」と聞くと「注文次第だよ~パエリアを食べたいなら、パエリアとハウスワインだけに
するとかだと、そんなに高くないよ」との事だったが、アパートから少々離れていたので、
グラシア通りの大きなレストラン「ラ・コンセンティダ」 に行く事にした。

ここは年中無休、昼夜営業という事でスケジュールにいつでも押し込めるだろうと思ったからだ。
ネットでバルセロナの事を調べると必ず引っかかる「バルセロナ・ウォーカー」というサイトでも
「観光客向けのレストランだがパエリアは美味しい」と書かれていたし。 

真ん中にあるモスグリーンっぽいお店がラ・コンセンティダです。間口は狭いけれど中はとっても広く、
予約の必要はありません。

観光客向けとあってスペイン名物料理はなんでも揃っています。
ピンチョス・タパスもあり外国人観光客はそれらを食べていました。

日本のツアーでも使われているらしく、日本人の団体客もお食事していました。
300人のキャパがある割にスタッフが少なく、私達のテーブル担当はなかなか捕まりませんでしたが、
サービスは悪くないスタッフでしたよ。

ネット情報に則りあまり美味しくない前菜は、サラダのみにしてパエリアを2種類注文。

サラダはバルセロナのイカは間違いないだろうという事でイカサラダ。
やはりイカは美味しかった

バルセロナのパエリアは一人前が多いと聞いていたので担当のお兄ちゃんに
「一人前づつ!」というと「一人前は小さいよ~」と言われどのくらい?ときくと手で大きさを
示したのでやはり一人前にしました 

シーフード・パエリア。

ミックス・パエリア。

どちらも見た目は変わらない。やはり4人で2人前でちょうど良かった!

本場のパエリアはスープがまだ残っている状態なのね???
なーるほど・・・これはこれで美味しいね お米をパスタに見立ててるっていうのがよく理解できました。

ちなみにショートパスタのパエリアもバルセロナでは一般的みたいよ。
私はミックスが美味しかったけれど、シーフードの方が美味しいとその他3人は言ってたな。

そこそこ美味しいパエリアを食べてバルセロナでのミッション終了
美味しいと有名なタパス屋に行く予定だったけれど、見つからなかったので(おそらく定休日)
これがバルセロナでの外食の最後となりました。

ところで、このお店はこんなに大きいお店で日本のガイドブックにものってるくらいだから
タクシーの運転手も知っているだろうと思っていたら、知らなくて用意してあった地図・・・
カタカナ混じりのGoogleマップね・・・見せてもなかなか分からなくて苦労したわ。

スマホで地図を出して、それをもとにカーナビに入れてようやくたどり着けたけど
もちろん調べている間の料金とかはとられませんでした。

空港からのお兄ちゃんドライバーが陽気だったので、こちらの人は陽気だと思っていたけれど、
どうもその後のタクシードライバーは陽気ではなかった・・・っていうか英語が話せないのよ
なので英語が話せるお兄ちゃんは、いろいろ話しかけてきて、
他のドライバーはコミニケーション・ツールがなかったのだな~と・・・

アパートメントの近くに美味しいパン屋さんがあって、大きなバゲットが1€、クロワッサンも1€、
タックス込か分かんなかったので「いくら?」ときくとお姉さんは「ドゥエ」 と。
私が「2€?」ときくとやはり「ドゥエ・ユーロ」と・・・ カタルーニャ人なんだね~ 

 


バルセロナの食べ物編 RAMEN-YA HIRO ラーメン食べちゃった♪

2015-07-30 08:15:00 | 2015イベリア半島西と東の旅

海外での楽しみ方は人それぞれ。
私は海外のラーメンやうどんをあえて食べるのが楽しみの一つ。
このブログを始めてから、ラーメンを食べたくても夜だったり休みだったりで今回初めてラーメンのご紹介
サンディエゴいらい海外で食べる楽しいお寿司にも興味津々だけど。
人によっては「なんで~海外に行ってまでラーメン  お寿司」ってな人もいるだろうけど、
だからなんですよ~日本食が恋しいとかとは違うわけよ、あ。え。て。。なんだな~

バルセロナに着いてフリーWi-Fiなんで調べていたらここが引っかかった。
日本で食べるラーメン並に美味しいらしく、歩いていける距離でもある事だし行くしかない

「ラーメン屋ヒロ」でございます。

行列店という事で張り切って12時30分に到着。あれ???誰もいない・・・
店内では開店準備をしている。従業員の方が現れ開店時間が書いてあるドアを示した。
なんと1時30からだって~ 
炎天下で待つには長すぎで、どこか公園で時間をつぶそうと考えたけれど公園が無い!
カフェも無い!!!近辺をチンタラして30分前に戻ってきて日陰で待機。
5組くらいが我々の後に並んだかな・・・
1:30を過ぎる事10分!ようやう開店いたしました~ 

アウトサイドにもテーブル席があり、ほとんど旅行客かな?ラーメンが人気なのがわかるな~
2割程度日本人客。

このメニューをご覧になってお分かりのように海外において、いや欧米において破格の安さではないか
日本と同じレベル。醤油が7.5€だもの。

サッポロビールで乾杯し、私はシーフード 

バルセロナのシーフードは美味しいので間違いないだろうとふんだのだ。
間違いなかった~日本にあったら時々行くな。
麺もきちんとラーメンの麺で美味しいのよ。魚介類のお出汁が美味しい 

味噌。

きわめてノーブルな味。チャーシューは美味しい で、スペインでナルトですよナルト

つけ麵も・・・

一昔前のつけ麺タイプ、酸味があるタイプね。暑いバルセロナの夏は酸味があるほうがいいかもね。
海外で美味しいラーメンの普及に頑張っている店主に感謝ですね! 

 


グエル公園は面白かった~けどバルセロナ暑すぎ💦

2015-07-29 08:15:11 | 2015イベリア半島西と東の旅

別にガウディに興味があるわけでも建築に興味があるわけでもないけれど
バルセロナって街はガウディ以外に見るべきものがないのも事実なのだ
(あくまで個人の感想です

スペインの首都であるマドリッドはプラド美術館しか見どころがないというから
それよりはまあいいか・・・(人間的にもカタルーニャ人のほうが親切だとか) 

サグラダ・ファミリアを見て後はモンセラットの偉容と黒マリアでも見るべ~と考えていたけれど
モンセラットまで行くエネルギーもないのでグエル公園見学で決まり

グエル公園とはガウディが監修した住宅街なのだけど、売り出した結果1棟しか売れなかったんだって~
売れ残っちゃったんで、公園になったんだね。
まあ売れなかった理由は私にはよくわかるけれど・・・ 

まずはグエル公園のメインエントランス、あの有名なトカゲのモニュメントで記念撮影。

えーーつトカゲじゃないって~ドラゴンだって~無理があるべ・・・と誰しもが思う。

不動産屋に案内され「ここが住宅の入り口です!」と案内された人々の戸惑いはわかるな・・・
で、こんな家に住めと 

ホビットかよ~ それとも魔女になってトカゲや蛇、カエルの目玉が入った大鍋をかき混ぜるとか???

まあこの街区の散歩はミステリアスだろう・・・

このコリドーの上部はプランターの役目をしているんだって・・さすがガウディ発想が奇抜!

あーー前方に写っている赤っぽいTシャツのご婦人、私じゃないのでお間違え無く。
なんでもドコモかなんかのCM、キムタクだったらしいけれど、ここで撮影されたんだって。
知らんけど 

これも最上部はプランターね。冷静に考えれば構造上の力学的計算が想像できないよね?
人口を限りなく自然に寄り添わせて構造的にもバランスをとるって難しいよね?

この上を歩くと大きなテラスになっていて巨大な人間工学に則って作られたベンチになっておりました。

曲線がどこに座っても背骨に負担をかけない構造になっているっていうのがガウディ!
このベンチ・テラスの下はどうなっているかというと・・・

広い平面をこのような支柱で支えております。モザイク模様はなんと!!あの時代にすでにエコ!
家庭から出た燃えないゴミ・・・カップ・グラス・ワインボトルなどを使用しているんだって! 

もしここに住めと言われたら落ち着かないけど、探索するには面白いところでした。
でもね~バルセロナは暑かったよ~内陸のように 40度超えじゃなく、天気予報では
28度とか言ってたけどウソだよ~東京の35度くらいの体感。蒸し暑すぎるの~べたつくの~
バルセロナは爽やかさの無いカリフォルニアって街でした。

 


バルセロナの食べ物編 これは楽しいピンチョス♪Bilbao Berria

2015-07-28 08:34:58 | 2015イベリア半島西と東の旅

スペインでの楽しみといえばタパス・ピンチョスを出すバル
スペインはバルにさえ行っとけば、日本人なら十分ディナーとしても満足なんじゃないかな?

世界有数のレストランを数多く持つスペイン。とくにカタルーニャはエル・ブジなどに代表される
美食のメッカ・・・というイメージがあるけれど、
あの料理は特殊だよね?非常にビジュアル的にも和やフレンチを思わせる凝ったものが多く
一般的にスペイン人が食べているものとかけ離れているような気がする。

で、スペインの一般の料理というとあまりピンと来ないし、そんなに日本人の好みに合うとも思えないんだな~
バルセロナなどはとにかく、新鮮な魚介類が豊富なので素材が生かされるシンプルな味付けの、
逆に言えば手が加えられていない物を食べておけば間違いない気がした。 

でもバルは別
これは世界でも有数の食のアミューズメントパークや~

とにかく安い、見た目が楽しい、明朗会計 日本でもタパスやピンチョスを出すバルもあるけれど、
種類もこれだけ並べてこそバルだよね! 

バルセロナでも観光客、地元民に人気のカテドラルの前の広場に面したところにあるお店に行ってきました。

「ビルバオ・ベリア」というお店です。

お店の前からカテドラル方面を眺めるとこんな感じ。

老若男女、家族連れから常連のご高齢のお一人様まで引きも切らず・・・

明朗会計 見にくいかもですが、左上にピンチョス全品1.75€、右にはドリンク類2.65€とあります。
ビールは他のお店で2€以下で飲めましたから、これでも安いほうではないそうですが、 
メジャーな西欧諸国のお料理からみるとかなり安いですよね! 

どんどん人が来るので、案内のお兄さんにアピールして、すぐに席を確保してもらいました。


ドリンクをオーダーして、後はピンチョスを好きなだけチョイスするだけ 

あまりにもカラフルで楽しくて目移りしちゃいます( *´艸`)

始め串の部分を持ってお皿に取っていたら中のお爺ちゃんが「パンの部分を持つんだよ」って優しく教えてくれました。

まあ、正直パンの部分は余計なんだけどね 

新鮮なマグロ~ 柔らかな牛 ハモン・セラーノとなんか 冷たいビールが進む~

やっぱりイワシも外せません

ピンチョスはデザートも沢山種類があるの。その中でも最高に美味しかったカタナラ

クリーム・ブリュレのスペイン版ですね!人生最高くらいに美味しいカスタードでした~
バルセロナは・・・だけどバルはまた行きたいな


バルセロナといえばサグラダ・ファミリアいやスペインといえばサグラダ・ファミリア!

2015-07-27 08:16:00 | 2015イベリア半島西と東の旅

「なんだよ、つば九郎」「なんだよケムク

ケムはバルセロナの蒸し暑さに少々やられておりました~

スペインといえば今やアルハンブラ宮殿を抜いてこのサグラダ・ファミリアはスペイン第一位の観光名所となっております。
なんせ妹が一度は見たかったという、ほぼ平均的日本人の妹がそういうのですから多くの日本人もそう思っているのでしょう
私といえば・・・まあ有名だから見ても損は無いわね~ていど

今回、この教会を見学するにあたって現地ツアーに参加しました。理由は入場まで並ばなくて良い事、他の歴史的な観光地で
ガイドがいなかったので重要な所をいっぱい見逃し後からいつも後悔する事 ツアーガイドつきの重要性に気が付いたわけです。
他の名所と抱き合わせて効率よく回りたいという事。
サグラダ・ファミリア、グエル公園がセットになったこのツアーは午前と午後を使うので価格もそれなりでしたが、
思ったよりもバルセロナの観光施設入場料金が高い事を考えるとまあ妥当かなと思いました。 

そんなまあまあな気持ちの私が実際にサグラダ・ファミリアを見た感想・・・
「あれ???もっと大きいと思ってたよ~」「初めて新国立競技場の全容を知った時の様な感じかな~」

ゴシック建築って映像より凄く大きく感じない???ドイツ、フランス、イギリスなどで有名なゴシックの建物を
見ると「おおーーーーーーー」ってなるし、フィレンツェのドォーモなんか何度見ても「おおーーーーーーー
ってなるもん。 
いや実際はこの教会も大きいのよ、だってモンセラットを模したんでしょ?山だよ山。
なんだろう?その建物が発するオーラの大きさの違いか? 

細部を眺める・・・

「うん?なんか・・・ざ・・・つ・・・雑、ザックリ」そうエラボレイトじゃないのだ
昨年もイタリアでこれでもかというくらいエラボレイトな仕事を見てきたのでどうしても雑感がぬぐえない・・・
雑なので聖人の一つ一つにもイマイチありがたみを感じられないのだ 

しかしこのデザインに挑戦したガウディには拍手を送ろ~って偉そうだよ~
こんな事はガウディにしか考えられない。一つ一つの仕事は雑でもすべての設計は綿密な計算の
元に行われているので、それに対しては感心する事、大! よーく考えられている。

ここも概要はガウディの故郷のモンセラット、そして内部はやはり海底なんだそうだ。
天井を支える支柱はヤシの木とか・・・

 

今年初めに完成したばかりのステンド・グラス部分。ほやほや~

主祭壇部分。

天井。

ほら~他に類を見ない天井でしょ?

この後、エレベーターで一番上まで上りました。(エレベーター料金も取られるんだよ・・・)

トーレ・アグバールという水道局の変わった形のビルも見えますよ。

この高さからバルセロナの街を眺めるとお分かりと思いますがモダニスモがなければ至って普通の街 

サグラダ・ファミリアには果物のモニュメントがいっぱいあるの。近くで見る・・・

帰りはエレベーターを使わず歩いて降りたんだけど、日本に帰る日までふくらはぎ近辺が痛くて
階段降りるとき苦労したわ~
なのでこれから行く方!降りもエレベーター使ったほうがいいと思います!