Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

味噌味で食べる真田そば@刀屋

2012-05-16 08:38:18 | 長野旅行

晴天の中、上田の街を自転車でサーっと回ってイイ具合に
お腹も空いてきました~ぁ。
上田市内にお蕎麦屋は数々あれど、どこが美味しいのかイマイチ
わからない。
それならかの食通で鳴らした池波正太郎先生の味覚を信じて
真田太平記執筆中によく通ったという「刀屋」さんへ行きました。

 かなりの行列が出来ている
浅草の有名店顔負けの行列です 日がカンカンに照りつける中、待つのは
けっこうシンドイ(||´Д`)o
小一時間ならんで、中にようやく通されました~ぁ

まず、ビールだビール じゃあ、ツマミだツマミ

カモネギを頼んだ。今の季節は玉ねぎなんだそうだ。

で、主役のお蕎麦ですよ、そこは。ワタクシメは池波正太郎大先生も
召し上がったという真田蕎麦を頂きました。

器の中には、味噌、花鰹、ナメコが入っており、出汁で薄め、
蕎麦つゆを好みの濃さになるまで入れるってタイプ。
新しいでしょ???
これがね、なかなかイケルのよ。想像したよりサッパリ頂ける。
味噌だと案外薄い出汁になるの。想像よりも・・・・・
お醤油味の普通の蕎麦汁はなかなか美味しいです。鰹の風味も良い。

しかしお蕎麦の盛が半端ないここのお蕎麦は、小、中、並、大、とあり、
私は中にしたのだけれどこれよ



ドッヒャ~じゃあ並ってどんだけよ???小で東京の普通より多いのですよ!
ご覧のように麺は太い田舎風。
十割なのかな?ゴツゴツって感じでボソボソって感じ?この表現マズそうじゃん
夫は長野の元屋よりこちらが美味しいって言ってたけれど。
私はやっぱり細くて喉越しが良いほうが・・・
でも、お海苔がのかったお蕎麦を食べるのは久しぶり。
この日は天麩羅を頼まなかった。だって、前日までに天麩羅は食べ過ぎた
ちょいと食傷気味。でも、運ばれて行く天麩羅は盛が良くて美味しそうでした。

食べ終えて帰りの時間も迫ったので駅に向い、お土産などを物色。
みーんなが飯島商店に吸い込まれていくので、私達も吸い込まれました。
とってもレトロな老舗。中では名物のみすず飴の試食やりんごジュースが
タダで配られ、長野人の太っ腹な所を見せていました
美味しいジャムなどを買って、

駅に行くと上田の駅のトイレでビックリウオシュレットになってる

JRのトイレで珍しくないですか?私は2年ほど前、北海道の千歳駅で
トイレに入りトイレットペーパーが付いていない事にびっくりしましたが、
(昔は東京のJRの駅はついてなかったような?)上田にはペーパーどころか
ウオシュレットまで!

で、無事に新幹線に乗り

お腹は空いていないけれど、やはり駅弁を一個だけ買い・・・

イマイチの味で残念

で、一応こんな物を買ってきました。

日本酒や美味しいジャム、醤油豆、今さらの塩麹勧められたからさ~。
どうして塩麹がここまでもてはやされるのか???
美味しい栗おこわも。

やっぱり長野は良いところでした(≧∇≦)b来年は高知あたりに
進出しようかな

 

 


真田幸村の上田に向かう。

2012-05-15 08:38:10 | 長野旅行

上田には別所温泉駅からしなの鉄道上田電鉄別所線で向かいます。
別所温泉駅はとてもレトロな可愛い駅。

 この沿線の駅はペパーミントグリーン。

 もちろん鉄オタがいっぱい
満員の乗客を乗せて上田に到着!

上田での時間はあまりとれない。Rが次の日、朝早くの飛行機で福岡に
戻らなければならなかったし、予約の時点ではどこに配属されるかすら
わからなかったので、新幹線は2時台にしていたのだ。

上田と言えば、あの真田幸村の里ですよ!駅前から真田色一色。

実は今回の旅行の前には川中島を見たい、幸村の里にも行きたいと
図書館から本まで借りてきて、戦国ムードいっぱいだったのに、結局、
二泊三日で、車無しでは無理だった・・・でも電車にも乗りたかったし

真田幸村といえば、イケメンキャラ実際も顔は定かではないけれど、
とても素晴らしい人物だったようで。もちろん大阪の陣で大活躍家康に人参を
ぶら下げられても、なびかなかった武将の中の武将
本当は幸村ではなく、信繁っていうのね。この幸村の父がまた素晴らしい武将で
関ヶ原の戦いでも、少数の戦力で家康を窮地に追い込んだ智将としても名高い。

大阪夏の陣で多大な功名を上げるも、四天王寺境内で見方を介抱しているところを
襲われちゃったんだよね~ でも長崎に逃げ延びたとかいろいろな説がある。
秀頼様~菊ちゃんの秀頼は良かったね~←関係ないか

そんな、時間のない私達に上田は優しかった。無料のレンタサイクルが駅前に
あるのだ!で、自転車を漕いで向かったのは上田城。

実に素晴らしく綺麗な所でございました。
で、真田神社で武運にあやかろうとお参りしました。

忍者ハットリ君も使用したかもしれない、抜け井戸。


これは戦の時に大活躍した井戸でお城から向こうのお山に抜けられたらしい。



県立上田高校は上田藩主屋敷後に立っている。きっと名門なんだろう。
レンタサイクルでこんな街並みも周り・・・

真田太平記を執筆中の池波正太郎が通ったというお蕎麦屋に向かいます。


花屋の朝食。

2012-05-14 08:39:58 | 長野旅行

花屋での朝食は、部屋か食堂かを選べますが、連休の為か
食堂指定になっていました。
最初から、ここの食堂がレトロで良い雰囲気だという評判で
食堂にしようと思っていたのですけれど。

なんか、ほら山小屋風?上高地の帝国ホテル風?

信州ときたら、必ずこれね、りんごジュース

で、こんな感じでセットされてる。

お鍋はお決まりの湯豆腐。さすが花屋さんで、お海苔は山本屋の物でした
で、この鮎の甘露煮が美味しいの~甘すぎず、本当に柔らかくて・・・
ご飯も、茸のお味噌汁もお替りしちゃった

見た通りの里芋の煮付け。

卵料理は、温泉卵、オムレツ、出し巻きから選べます。
この出し巻きは今まで食べた出し巻きの最上位に入る美味しさ

上田の老舗、飯島商店の三宝柑のゼリー。

電車に乗る前に、少しお寺を周り・・・

樹齢千年くらいの杉が!

常楽寺や安楽寺という平安時代からの古刹を後に駅に向かいました。


花屋の夕食。

2012-05-13 08:10:10 | 長野旅行

昨日はお昼までは、風薫るザ・5月というお天気だったのに、
お昼過ぎから俄に突風が
丁度、横浜在住の知人と話していて、雷の閃光が凄いと
悲鳴を上げていたのだけれど、ほどなくこちらにも雷の音だけは届いた。
その後は、また、何事もなかったのかのような穏やかな夕方だった。

さーて、旅館に宿泊した時の最大の楽しみは、お風呂と夕飯。
ここ別所温泉は秋には松茸が有名だそうですが、今は山菜の季節。

お品書きには9品もの山菜が使われるとある
ここの宿の唯一の欠点は、地酒に力を入れていないこと
なので、お酒は適当に冷蔵庫からだしました

先付け。

前菜

ノビルちゃんがカワユイお肉は桜肉・・・信州牛を期待していたのに・・

このお椀のお出しは美味しかった。

長野名産、もち豚鍋。これは、必ず出るみたい。

ご覧の通りのお造り。

で、山菜の天麩羅がどーんと

山菜とそばの実に鯉などが入った蒸し物。

キノコも美味しかったし、蒸し物もグーなんだけれど、この辺でどうしようも
なく、お腹がいっぱいになった・・・これで美味しい日本酒があればな~。

筍ご飯もよい味付けお櫃にたっぷり入っているので、破裂しそうな
お腹に無理に押し込める・・・貧乏症だな、食べ物に関しては。

デザートも意地でも食べる・・・

ほうじ茶のムースもクルミのケーキも美味し方けれど、もうだめだ~


別所温泉「花屋」に泊まる。

2012-05-12 08:12:08 | 長野旅行

厳選に厳選を重ね、別所温泉での宿泊は「花屋」に決定!
ネットでの評判が良かったし、それに昨年の美ヶ原温泉での旅館「金宇館」と
同じで大正ロマン漂う旅館という所が魅力でした(もちろんお料理もね!)
この別所温泉は信州最古の温泉だそうで、千年前からの歴史ある温泉。

ここの花屋さんは今まで行った旅館の中で接客という意味では最高の
旅館でした
従業員の皆様、おそらくは若旦那様、番頭さん、女将さん全てね。
イケメン、長身なのに素晴らしい気遣いの若旦那様
そのお母様であろう女将さんのまあ、お上品な事とてもチャーミング
旅館の女将然としていなくて、親戚中で一番良家の叔母と話している感じ
経営者の人格が素晴らしいから従業員も素敵なのね・・・
仲居さん達も若く可愛らしく、イヤミがなく気が効くって感じかな。
リピーターが多いのも納得

全43室の花屋さんは有形文化財になっているんだって!

なんか、文化財ぽいでしょ?広ーい敷地に43室だもんね、ゆったーり。
古いんだけれど、建物の中もとても綺麗で手入れが行き届いてます。

こんな渡り廊下で部屋やお風呂が結ばれている。
お部屋一つ一つが一件のお家みたいな感じ・・・

入口を入るとこんな感じ・・

ほら広縁の椅子もレトロでしょ

 化粧室も別についていて広いお部屋。

縁側からお庭に出られるの!

お部屋からお庭に出るとこんなに広いお庭

野草が咲いていました。

お風呂はアンティックな大理石の内風呂と露天風呂があります。

ステンドグラスがザ・大正ロマン。浴槽も大理石。
お湯は硫黄泉で飲むとゆで卵の味が 本当に湯上りは肌がツルッ、ツル
夕飯が楽しみ~