担当授業のこととか,なんかそういった話題。

主に自分の身の回りのことと担当講義に関する話題。時々,寒いギャグ。

懐かしさが溢れ出る。

2013-02-26 21:46:33 | 工作・実習
僕が電子工作少年だったころ,誠文堂新光社発行の月刊誌『初歩のラジオ』と電波新聞社発行の月刊誌『ラジオの製作』が二大情報源だった。しかし,『初歩のラジオ』は一旦アマチュア無線専門誌に衣替えをして,その後すぐに休刊となってしまった。

『初歩のラジオ』にはゲームを始めとする子供心を刺激する電子工作の記事が満載であった。その一部が『カセット・ケース・クラフト』というタイトルの本にまとめられたわけだが,その最初の4本の記事はゲームの回路である。中には「干支シリーズ」と題するものもあるが,番号を見る限り干支シリーズがすべて収録されているわけではないらしい。

他にはどんな内容の回路が紹介されていたのかが気になったので,国会図書館の検索サービスで目次を調べてみた。といっても,雑誌のタイトル名で検索し,ヒットしたデータを一件一件しらみつぶしに調べるという地道な作業である。目次を眺めるだけでも楽しくて,つい時間を忘れて作業にふけってしまった。

それ以外にも雑誌に関する思い出話を書き綴ったブログを覗いたりしたのだが,情報交換のページからの抜粋を掲載しているものを眺めていたら,その欄を結構愛読していた当時の頃が思い出され,ノスタルジックな気分な溢れ出てきた。

検索にヒットしたサイトで懐かしく思い出したのは,嘉穂無線(当時はカホ無線と表記されていたと記憶している)というパーツ専門店である。さっそく検索してみると,九州唯一の電子部品専門店と銘打って健在であった。今度九州に行く機会があったらぜひ寄ってみたい。ここも僕にとっては憧れの聖地のひとつなのである。

カホ無線のことを思い出したついでにエレキットというシリーズのキットのことを思い出した。僕が子供時代に足しげく通った名古屋は大須のアメ横第1・第2ビルのお店にもエレキットはたくさん置いてあった。いくつか買って作ったように記憶している。

「エレキット」で検索したところ,Wikipedia に,カホ無線からエレキット事業部が独立して,現在ではイーケイジャパンという名の会社になっていることが判明した。

こういった情報がネットでいともたやすく入手できることも含めて,時代の流れを強く感じた一日であった。

しまった。懐かしさにかまけて,どこの図書館にも置いてないが子供のころ好きだった本を2冊,Amaz○n の中古書販売で購入しただけで,ろくに何もしない一日になってしまった。しかも2冊で1万5千円って・・・。一ヵ月近く悩んだうえでの買い物だが,古本屋さん,足元見過ぎだろう・・・。ホント,つくづく自分はいいカモだと思う。
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