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数検1級を受けてきた。

2008-04-13 21:50:52 | 食べ物,アニメ,資格試験・検定,株
最近ご無沙汰していた検定試験の話。

東京ビッグサイトにて,13:10-14:10(1次),14:40-16:40(2次)の合計3時間,数学検定1級を受けてきた。

数検を受けるのは今回が初めて。
大学で数学を教える身である以上,数検1級くらいは軽く受からないと生徒に示しがつかない。
そんなプレッシャーも(勝手に)感じつつ,夢は1級一発合格なのだが,なかなか手ごわかったので,夢はかなわないかもしれない。

1次試験は簡単だったので,ほぼ全問正解だという自信がある。7問のうち,7割程度正解すれば合格らしいので,0.7×7=4.9 問,つまり7問中5問正解していれば合格できる勘定になる。
ただし,答えのみを記入するので,計算間違いをしていたら零点になる。
そういうミスがあったとしても,合格圏内に入っている確信がある。

一方,2次試験はなかなか難しかった。7問中,2問必須,2問選択の計4問に解答し,6割程度の得点で合格らしい。
つまり,ボーダーラインは 0.6×4=2.4問,つまり2問半の正解ということになる。

まず必須問題を1時間以内に片付け,2問の選択問題をじっくり選ぶという戦略で臨んだが,必須問題が2問とも解法の指針が立たなくて焦った。

あれこれ迷っているうちに,10分が経過した。

これではいかんと慌てて選択問題から解きやすそうなものを探そうとしたが,どれもそれなりに手ごわそうで,なかなか手が出せなかった。

そうこうする内に必須問題の一つの解法を思いつき(というか,よく知っている問題だったので,思い出したというべきか),必須問題を1問片付けた。

残りの必須問題は (1) と (2) の小問に分かれており,(1) はすぐに解けたが,(2) はどうしてもわからない。(試験が終わって5時間ほど経つ今でもわからない・・・。)

見切りをつけて,選択問題のうち,3問に目をつけて,うち2問について,どうにか答えまでこぎつけた。

しかし,(1) と (2) という小問のある選択問題のうち,(2) の答えが間違っていることは帰りのバスの中で気付いてしまった・・・。
試験終了間際に解き方がわかったので,慌てて間違った答えを書いてしまったのだ。
見直す時間があれば訂正できたかもしれないので,惜しいことをした。

というわけで,自信があるのは必須問題 1.5 問分で,自信のない選択問題 1.5 問分と合わせて3問正解相当となるかどうか,極めて怪しい。
計算結果に自信がないので,改めて検算するより,Maxima にお願いしようかな,と考えている。
合ってるかどうかすごく知りたいが,間違っていることを知りたくはないという,複雑な心境である。

今の所,2次試験に合格する確率は半々もしくは弱冠不合格寄りか,といったところである。

過去問3回分が載っている問題集2冊で10日ほど勉強してきた。
1次試験は,合計6回分の過去問題を一通りやった。
時間を計って取り組んだので,制限時間を意識して解く良い訓練になった。
また,計算ミスなどのケアレスミスが多かったので,注意しなければならないという心構えが出来た。

2次試験対策にはあまり時間が取れず,合わせて4回分の過去問のうち,必須問題のみ解いただけだった。
結果的にはその勉強の成果が今回の1次試験で発揮できたわけだが,2時間の制限時間内に2次試験問題の4問を仕上げる,という訓練が不足していたことが,今回の敗因だったと思われる。

帰りのバスから豊洲キャンパスが見られたら最高だったのだが,どんな建物か知らないので,目に映っていたかもしれないが,わからなかった。
まあ,飯田橋駅の有楽町線ホームで,線路にいたネズミ2匹を目撃しただけで満足である。
野生のネズミを見たのはこれが生涯二度目。初めて見たのは川越の商店街だったかな。

小雨も降り,妙に肌寒い一日だったが,面白い問題に夢中になって取り組めて有意義に過ごせた。
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