y=f(x) のグラフを平行移動したり,拡大縮小したり,軸や点に関する対称移動をすると,そのグラフに対応する関数はどのような式で表されるだろうか。
これらの操作の大きな特徴は,逆の操作がきちんと定まっていることである。
たとえば,x 軸方向に p だけ平行移動する,という操作の逆は,x 軸方向に -p だけ行う平行移動になっている。
さて,数 x を平行移動したり拡大縮小したりした結果を σx と書くことにし,数 y についてもある操作を行った結果を τy と書くことにしよう。
すると,このような変換を行った後のグラフ上の点 (x,y) に対し,(σ-1x,τy-1) はもとの y=f(x) という曲線上にあるわけだから,
τ-1y=f(σ-1x)
が成り立つ。
そこで左辺に y だけ残すと,
y=τf(σ-1x)
となり,一見,σ-1とτがずれているような感覚に襲われるが,それは y について解いたからそうなっただけのことである。
これらの操作の大きな特徴は,逆の操作がきちんと定まっていることである。
たとえば,x 軸方向に p だけ平行移動する,という操作の逆は,x 軸方向に -p だけ行う平行移動になっている。
さて,数 x を平行移動したり拡大縮小したりした結果を σx と書くことにし,数 y についてもある操作を行った結果を τy と書くことにしよう。
すると,このような変換を行った後のグラフ上の点 (x,y) に対し,(σ-1x,τy-1) はもとの y=f(x) という曲線上にあるわけだから,
τ-1y=f(σ-1x)
が成り立つ。
そこで左辺に y だけ残すと,
y=τf(σ-1x)
となり,一見,σ-1とτがずれているような感覚に襲われるが,それは y について解いたからそうなっただけのことである。
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