日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

滋賀県知事選挙

2014年07月15日 | Weblog
滋賀県知事選挙

滋賀県で行われた知事選挙では、卒原発を掲げた候補が当選した。
前知事の唱えた卒原発は最も現実的なものであると受け止めていたので多くの県民は此の候補を応援するだろうと思っていた。

政府は世界で一番安全な基準だと言うが、それは言葉だけの事である。
もしそれが本当だとしたら、中味をつぶさに説明して国民の納得を得るべきだ。また例え基準が世界最高レベルのものだとしても、事故が起こらないという保障は何もない。一旦事故が起こればどうなるか。福島の現状を見ると一目瞭然である。

国民の安全を考えるならば、一刻も早く原発を中止して、代わりのエネルギーを本腰を入れて探すべきである。原発再開を求める限り大体エネルギー探しは加速しないだろう。

マラリア

2014年07月14日 | Weblog
       マラリア

バンコクではゲストハウスで彼と出会った。目指すはカンボジア・シエムリアプ、アンコールワット 。陸路でいくか、空路でいくか迷ったが、やはり空路を選んだ。
代理店の話では、陸路ではカンボジアのビザこみで1650から1750バーツだという。飛行機だと、カンボジアエアーが往復で5500バーツ。約1時間の飛行である。
ぎりぎりまで迷ったが空路にした。理由は体が楽だということだ。
陸路だったら、アランヤプラテートまでは列車で行き、国境を超えポイペトに入ってからは、トラックの、荷台に乗ることになる。おまけに、道路状況はいつも変わる。橋が壊れて通れなくなっていたり、道路が冠水して通じなかったり所定時間はあくまで未定で、ベストコンディションのときのことで6時間、運が悪いと10時間以上かかって真夜中になることもあるらしい。
そんな話を耳にしていたので、ワイルドで面白いじゃないかと胸が騒がないでもないが、今回はこれを見送って、彼は陸路、僕は空路ということに決めた。空路でプノンペン、に入り、そこからボートでシエムリアプに行き、アンコール・ワットで落ち合うことにした。どうせ狭い町のこと、1週間も滞在すれば、どこかで会うだろう、と言って別れた。

シエムリアプ
滞在中、彼を見かけなかった。ひょっとしたら、予定変更でシエムリアプに来ていないかもしれないし、遺跡の大回りコースを楽しんでいるのかもしれないと思い
僕は僕なりの計画に従って行動した。来る日も来る日もせまい町でありながら彼には会わなかった。

シエムリアプからプノンペンに向けて出港する高速艇は満員だった。
この日は夜来の、雨が上がらず 降り続いている。今朝もまだ降っていた。
そこでボートの屋根に登って旅を楽しむはずの人が、皆、座席の方にいるので、座っていても、足を延ばすことすらできなかった。
僕の座席は、最後尾の2人掛け116だった。 となりの、席の人が来ないので、これはしめたと思ったら、僕の名前を読んだ奴がいた。
「おう。君か。会わなかったねえ。どこにいたの? 君の席は何番だ?ええっ。なに?117。それじゃ僕の隣の席だ。荷物はどうした。?貨物室?」
「よかった。僕マラリアを心配しているんです。」
「えっ?それはいったいどういうことだ。?」
「体が、熱っぽくてだるい。それに体がフラフラして、頭がぼーっとしていて、いつもの感覚と違うのです。ガイドブックには、タイ国境地帯は要注意と書いてあります。」
「それでチョット聞くがね。下痢はしないか。そうか。睡眠は何時間ぐらいとっているの、悪寒はあるの。?」
「今はないです」
「ということは、ここ、2、3日中には あったということだね。ふるえが来たのは。いつだったの?」
「夕べです。夜中にかなりきついのがあって、どうなることかと心配しました。
チョット、熱を見てくれませんか。」
「確かに熱い。それに、白目がピンク色になっている。確かに体のどこかが変調をきたしているのだ。」
ぼくはあわててガイドブックで、マラリアのことを書いたページを開き、指さして、彼に読むように促した。
ガイドブックにはかなりきついことが書いてある。耐性パワーの付いた蚊には
強烈なのがいて、脳にきて死に至るケースだってあるという。
「君の症状は、君しかわからない。プノンペンに着いたら病院にいった方がよい。
宿ではクーラーは厳禁で、フアンもオールナイトはダメ。休養して体力を、回復させることだ。体力がないと病気に負けてしまうから発病するよ。素人の僕の見立てではマラリアではないと思う。連日3時間しか、ねないで、睡眠不足を重ねると、それだけでも体力は消耗する。熱はこの程度だったら微熱。37度台だ。食欲があり、ムチャな事をせず、静養するぐらいでどうだろう。それでもこれは素人考えなので、病院で、チェックだけは、しておいた方がいいよ。悪性になったり、進行して、もう後へは下がれないというだけの事態だけは避けなければ」
「ありがとうございます。そう言われてだいぶ、元気になりました。雨も上がったことだし、屋根に登って景色を楽しみます。僕の席に、水のボトルを置いていきますから」
「気を付けて。すこしでも不調を感じたらすぐ戻ってくるように。わかったね。」

意見を求められるならば、彼はやばい。あれば若者特有のいけいけどんどん
向こうみずも甚だしい。この感覚では、決して健全なバックパッカーにはなれない。
人が金で済ませるところを、金を使わないで、自分の気力体力知識、経験などをフル稼働させて、旅する者の名称それが、バックッパッカーである。
ついでに言うなら、自分との戦いである旅のだいご味はバックパッカーにしかない。彼はコントロールする前に体を全て若さに委ねている。それに耐えられるときはいいが、行き着くところまで行くと簡単に回復できない状態になる。
それでも誰に助けをもとめる訳にも行かず自分一人で呻吟することになる。
そんな心細い事はない 。

彼と僕は宿は同じだった。バックパッカーの間では有名なキャピトルだ。部屋は隣りだったので、その後の体調を聞いてみた。体のふるえ、熱 目の充血 どれも心配の種だった。そこで僕は船がプノンペンについたら病院に行くようにアドバイスした。

船着き場からホテルいくまでのバスで通ってモニポン通りの右手に見える大きい病院に駆け込んで検査をしたほうがよいとアドバイスをしたが、彼は病院には行かずじまいだったらしい。僕は少々腹が立ったが、他人のことだからそれ以上繰り返してしつこく言わなかったが、この程度の病状ならほっておいても、どうということはないと言う彼の判断には、感心した と言うより腹が立った。青年の体力パワーには圧倒されっぱなしだが、僕は心の中では僕の方が上手に旅をしていると勝ち誇ったような気分になった。
ところで、1週間もいて、アンコールワットくらいしか見るところのない、あの狭いシエムリアプでどうして出会わなかったんだろう。二人はどうして旅の最後の船の席が隣同士で 出会うことになったのであろうか。彼も不思議だと言ってたし、僕もそう思う。旅に出るとこのように、まるで運命的な 約束事ででもあるかのような出来事に出くわすことがある。不思議だな。 不思議だな。やっぱり 不思議だ。

城崎にて

2014年07月13日 | Weblog
城崎にて

小説の神様と言われた志賀直哉の作品である。
今までの読み方は、ストリーのおもしろさのみを追求して、句読点の打ち方や,文脈の精緻さなどを抜かして、読んでいた。

だが最近文章を書くようになって見ると、読み方が違ってきた。僕ならどう書いたかという点をフレーズごとに比較勉強するようになった。同じような文章の運びでも、こうも違うものかと感嘆したところが何カ所もある。この辺の差は勉強によって埋められるものだろうか、それとも、天性の何者かがあるのだろうか 。
何気なく読んでいた文章が、今では一字一句勉強のネタになる。
こういうを作業して初めて此の作家の偉大さが解り始めた。

読書

2014年07月12日 | Weblog

読書

本だらけで置き場がない。目が悪く読みにくくなった。といっても寝る前には何かを必ず読んでいる。これは習慣になっているからなかなかやめられない。

本の内容によっては、頭にこびりついて睡眠を妨げるものがある。
と同時に面白くワクワクして興奮し、読み続けることもある
が、寝付くことを考えると難しい本を読むことも良い。頭が疲れるのか、よだれを垂らして知らず知らずのうちにねていることも多い。
読書は眠くする作用もあるし、寝付けないことの原因にもなる。

本を読むことを考えてみると、活字の物語を自分なりにイメージの世界に置き換えて、その中にひたるというプロセスがあり、それが脳の活性化につながっているから、できるだけ本を読むようにしなくてはと心がけている。




ガン3兄弟

2014年07月10日 | Weblog
ガン3兄弟

一時期だんご3兄弟という歌がはやったことがあつた。
ちょうどその頃に老師のがんが見つかった。癌は肝臓の外側に3つ連なってできていた。
もし肝臓の中に3つもガンができていたら、すぐにお迎えが来ていたことだろう。
いくつもの有名な大病院で見てもらわれたが、結果は同じ診断で肝臓の外側にできた3つの癌だった。

いよいよその癌を取り除くという段になって、僕は開腹手術には絶対に反対だった。
「先生。回復手術は絶対に避けて下さい。ご高齢のために、体力が持たないことにでもなれば、大変だから。」
「わかった」と師は言われた
大病院の治療だが、師は医者がすすめる開腹手術を断られたが、病院の方では塞栓術を用いて、癌に栄養を与えている通路を塞いでしまった。そしたらその結果癌が干し柿のようにしぼんでしまい癌3兄弟は潰え去った。
「もう癌患者ではありません」と院長から告げられて、大手をふって退院された
あれから何年生きられたか。師は89歳の天寿を全うされて天上界に帰っていかれた。

yesterday

2014年07月09日 | Weblog
yesterday

1番
yesterday
面倒な問題はすべて
遠いことのように思えた
しかし今その問題が
ここに居ついてしまいそうだ
oh  私は信じる yesterday

これだけでは判らないかも知れないが、メロデイを聞いた人は此の曲を強く印象付けられる。
彼らも言っているようにメロデイさえきれいであれば、少々歌詞が悪くとも人は聞いてくれる。確かにビートルズが言うようにメロデイの美しさでは抜群だが、歌詞を何回読んでみても心が震えるようには感動しない。
歌になってしまうと歌詞をさておいてメロデイに重点を置くのが人心というものだろうか。

今年の夏は涼しいのか

2014年07月08日 | Weblog
今年の夏は涼しいのか

6月から7月初めにかけては日中30度位だったが、暑くて困るというぼやきはなかった。
30度位ならば、クーラーなし、扇風機なしでも過ごせた。今から1週間曇りか雨がが続くらしいが、その方が快適だ。
真夏の太陽がかんかん照りになると、日差しの中で、まず頭が感じる。特に毛が薄くなった額の上のほうは暑く感じる。けれど体中汗びっしょりということがないから30度位の気温は冬の寒さに身が縮こまるよりはマシだ。

極端な話、老人のせいかクーラーをガンガンかけるのはひと夏で10日あまりだ。
その他は何とかしのげる。
クーラーもう28度にすれば快適だ。




男 黒田官兵衛0

2014年07月05日 | Weblog
男 黒田官兵衛

「この世は思う存分生きた。あの世の事はなるに任せて。」

「人は殺してはいけない。生かして使え」

このような存分に生きたと胸を張っている人は何人いるだろうか。
あの世の事はなるに任せてと、言えるのは、生ききった人で初めて言えること。
凡人はそこまで悟らないまま未練を残してこの世を去るのであろう。

相手を倒す、殺すのが当たり前の戦国時代で、人を殺すなと言う。もちろん敵も味方もだ。これは仏の世界に足を踏み入れた人でこそ言えるセリフだ。

いつの世でもそうだが殺生はいちばんいけないことだ。10善戒の1番目に殺生が掲げられている。
邪魔ものは切れ、殺せの戦国時代にあって、仏の教えにかなったことを言う。彼はただの戦国武将では無い。ひょっとすると神仏の化身かもしれない。
歴史上では、この世の人だとは、思えない人間が時々現れてくるものだ

延命10句観音経0

2014年07月04日 | Weblog
延命10句観音経


延命10句観音経は般若心経と違って長くはないから、作曲するには都合の良いお経だ。
この作品を発表した演奏会場ではピアノの後奏のいちばん最後の最低音が鳴り終わって、ペダルから足を話した瞬間は物音1つしない無音の世界であった。
次の週間にウオーとどよめきと拍手の嵐が巻き起こった。

僕はこのとき初めてブラボーがかかる以上に深い感動に酔いしれた。
あれ以降、西国33カ所の観音霊場では感謝の念を持って奉納することにしている



県議の号泣会見6-27

2014年07月03日 | Weblog
号泣会見

兵庫県議(47=無所属、西宮選出)が1日、泣きわめき取り乱す前代未聞の大荒れ会見を開いた。
泣いたりわめいたりする事によって、免責にでもなると思っているのか。
此の奇行、愚行は世界中の笑いものだ。兵庫県議と言うから選出した県民市民も大いに迷惑していることだろう。

香港・鳳凰網が報じたこのニュースに、中国のインターネットユーザーたちからさまざまなコメントが寄せられた。一部を拾ってみる。
「日本でもこんなことあるのか」
「俳優になれるな」
「日本の民度が高いという奴は名乗り出よ」
「中国だったらあなたでも大丈夫。クリーンな役人だ」
「たったそれだけの金でこんなに泣くのか? 情けないなぁ。中国に来て役人になれよ」
米国ほか、英、仏、伊などのメディアでも報じられているとか。
世界中で此の愚行が報じられ 兵庫県民だけじゃなく、日本国民も大いに迷惑している。
西宮市民の中には、市民をやめたいと思った人も居るだろう。
バカもいい加減にせえ!!!

初出馬の際も、大阪維新の会と関係があるわけでもないのに、『西宮維新』なんて看板を掲げて当選した。維新の人気に乗っかって当選しただけでしょ との噂もある。噂ではなくてそうとしか考えられない。あの時は「維新」といえば当選しそうな雰囲気だった。
近頃まれにみるバカ丸出しの地方議員の此のていたらくにあきれた。



看板

2014年07月01日 | Weblog
看板

今日は電車に乗って郊外に行った。
プラットホームから見える看板は医学関係のものが圧倒的に多く、目についた。
泌尿器科、眼科、レディースクリニック、内科、外科、小児科、皮膚科、胃腸科、耳鼻科、歯科、薬局、その他の業種の看板と比較するとその数は群を抜いている。どこの駅のプラットホームか忘れたが、1つだけ葬式屋の看板もあってこれには苦笑した。
こんなに医学関係の看板が多いとは、医者は金持ちばかりか?。金がなければ看板は出せないはずだ。そこで1人納得。
大都会ではどんな病気も腕さえ問わなければ医者には困らない。大都会はそーゆー意味ですごぐに安心だ。
今日は都会の駅の看板に目を向けたが、これが片田舎だったらどうだろう。
次は田舎の駅の看板に目をつけてみよう。



電力小売り、

2014年07月01日 | Weblog
電力小売り、

家庭含め完全自由化…競争原理導入
読売新聞 5月19日(土)3時7分配信

 経済産業省の「電力システム改革専門委員会」(委員長=伊藤元重・東大教授)は18日、電力小売りについて家庭向けを含め、全面的に自由化することで一致した。

 人件費や燃料費などに一定の利益を上乗せする「総括原価方式」も撤廃し、電力業界に競争原理を導入する。電力会社の発電事業と送配電事業の分離など電力自由化も加速する。一般家庭の電力購入の選択肢が増え、電気料金の引き下げにつながる可能性がある。

 家庭向け電力の自由化は、政府が今夏にまとめる新たなエネルギー基本計画に盛り込む。電力業界も受け入れる方向で、来年春にも電気事業法の改正案を国会に提出する。周知期間を経て早ければ2015年前後に実現する。

 電力の小売りが全面自由化されれば、消費者は電力会社のほか安価に電力を提供する新電力(特定規模電気事業者=PPS)や再生可能エネルギー専用の小売業者などから自由に購入先を選択できる。

 総括原価方式の撤廃で、経産省による料金値上げの認可制もなくなる。この結果、自由な料金設定が可能になる。

 電力会社の発送電分離などの電力自由化も加速させるのは、規制がなくなった後も、電力会社による事実上の地域独占が続き、電気料金が高止まりしないようにするためだ。 .
安定供給という名の下で、総括原価方式で守られる現体制を打破しなくてはならない。