日々雑感

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岸壁の母

2014年04月02日 | Weblog
岸壁の母

日本中で愛され続けている歌に、二葉あき子さんの岸壁の母がある。
御年80歳?とも思われる彼女の歌は音楽的(声楽)に考えてみれば、声の震えや音程の下がりなど決して褒められたものではないが、彼女の人柄と歌はそんなスケールでは測り切れない内容である。
終戦と言えばもう60年余り過ぎたが、この歌は常に彼女と共にあり、命を永らえている。この歌が大衆の心から消えるときは、たぶん彼女がこの世を去ってしまってからだろう。

詩も曲も彼女の歌い方を含めた歌も、それほど大きな感動を与え続けたのだ。
生死不明の息子の帰還を願って、岸壁に通い続けた実話は、母の執念としてそれだけでも感動ものである。
60有余年間、時間の風雪に耐えて、今でも歌い続けられるこの歌は、永遠なれ、と願わずにはいられない

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