日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

余計なお世話8-31

2013年04月05日 | Weblog
余計なお世話

お屋敷街は豪邸がかたまっている。側を通りながら塀の内側に咲く見事な桜を覗きながら歩いた。
そして思った。ここの住人は何歳ぐらいの人だろうか。
300坪はあるような広い庭の草取りはどうしているのだろうか 。
駅や近隣マーケットに行くには、少なくとも歩いて2,30分はかかるだろう。不便なことだ。病院はどこにあるのだろうか。歩いて何分くらいかかるのだろうか。こういうことは常に自分が住んでいるところと比較して思うことである。30年以上も団地住まいの便利さになれてくると、こういうお屋敷街に住んでいる人達は毎日の生活に不便だろうと同情する気になる。
高齢になったとき例えば、80才くらいになって、健康でも我が身をもてあますようになると、やはり生活に便利が、最優先になるのではないか。この大邸宅の相続はどうなるのだろう。相続はよく争族に通じると言うではないか。車があるとは言え、運転できなくなる年齢になると、どうするのだろうか。

余計な心配とお世話が次々に頭を持ち上げる。
馬鹿馬鹿しい。他人様のことだ。便利だろうが、不便だろうが、人それぞれだ。
そう考えながら塀越しにしだれる桜に、しばし見とていた。