日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

7月17日FM貝塚から放送

2010年06月28日 | Weblog
カラオケばやりの世の中である。時間と金の余裕がある、中高年層の人々が歌うことでストレスを解消し、今まで生きてきた様々の過去の出来事を振り返りながら歌の妙味に浸ることは、精神衛生上も良いことだ。
近頃は素人さんの歌唱技術も上がり、時にはプロメジャー歌手の上を行くような人も時時見かける。プロとアマの垣根は狭まった。

昨日はカラオケ大会に久しぶりに出て、聞いてみた。素人さんが作詞作曲している部分もあるが、演歌について言えば、もう出尽くしている感があるので、誰が作っても似た様な詞に似たようなメロデイが付くのは、ある意味、仕方がないことだ。

僕は今回ジャンルを変更して大衆歌を発表することにした。手始めに「岸和田だんじり祭」
を作り、地元のメジャー歌手に歌って貰う事にした。子供時分からだんじりを引いてなじんでいるから、太鼓の音さえもちゃんと判別が付く。楽器のドラムか、それともだんじり太鼓のなる音かの違いが分かるというのは、やはりだんじりの音や雰囲気が身に染みついていて、これは岸和田の人のみが判別出来る事で、普通は楽器のドラムとの違いなど分かるものじゃ無い。だんじりが丸ごと血肉化されている証拠だろう。

歌手は僕が関西地区カラオケ大会で作曲家三木たかし氏とで代表選手の審査をした時に見つけた人である。もう25年以上も前のことだから、かなりの高齢であるが、歌に対する情熱や体内に持つパワーは常人のそれではなく、驚くばかりである。
声の張りと若さは50(代)で十分通用するが、暦歴は70に一歩手前である。
この年にしてこの歌声というのは、精進のたまものであり、厳しい訓練に耐えてきた精神力にある。普通の人出来ることではない。 僕の経験では声楽家でも65才を過ぎると声は微妙に音が下がり、震えがでるものだ。よほどのことがない限り歌って貰う事はない。

7月17日土曜日1時から3時までの間に「FM貝塚」から放送するから時間のある方は聞いてほしい。サイマルだから、どこからでもパソコンで聞けるのが嬉しい。

唄の出来映えもさることながら、これほどの高齢にもかかわらず、高音がピシッと決まって、言葉明瞭に歌っている彼女の歌声を聞いてほしい。リスナーは彼女の歌声は50(代)の声だろうと思うに違いない。
先日レコーデイングしたが、立ち会った人は皆驚いた。年齢に偽りありだという声も出たが正真正味69才である。ついでに作曲家の僕は74才である。このコンビでこれだけパワーのある作品が作れるというのは、寿命が延びた証拠だろう。 いま過去に作った演歌やポップスのカラオケ作りをしているが、100曲ほどできあがった。一度に100曲の発表は無理である。歌手だけでも2,30人必要だからだ。