かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

虎ヶ岳~茶臼山周回縦走

2008年02月10日 | 山歩き
数年前から虎ヶ岳~烏帽子岳~茶臼山の縦走コースの情報は聞いており、気になっていた。朝から天候の模様眺めだったが歩いてみることにする。
当初は行ける所までいって折り返すつもりだったが、烏帽子岳に着いたときに端から端まで全コースを歩きたくなった。
往路はタクシー、バス、光駅から島田駅まで電車等の手段もあったが麓を歩いて渓月院下の駐車地に戻った。
今回のコースは歩きで7時間半、歩行距離をカシミールで確認すると山道10km、舗装道11kmの合計21kmの行程になる。また茶臼山道入口から舗装道を3時間余り重登山靴での歩きは少々辛いものがあったが、なんとか暗くなる前に駐車地に着いた。多少の疲れもあったが久し振りに歩き甲斐のあるコースを歩き、満足感が体中にあふれた。次回同じコースを歩くとしたらアプローチシューズを履くことになるだろう。

コースタイム
渓月院下P(10:00)→岩嶽展望台(送電鉄塔10:40)→虎ヶ岳(10:25~12:00)→烏帽子岳(12:20)→横穴(12:45)→葉山(13:35~13:40)→茶臼山(14:30~14:45)→茶臼山道入口(15:00)→定光寺(17:00)→渓月院下P(18:15)
全行動時間:8時間15分(休止を除くと7時間20分)

渓月院の入口前(門前橋)に車を止め、歩き始める。

渓月院コースはお寺の前から入ることになる。

最初は人工林を歩くが、すぐに雑木に囲まれた道になる。

雑木林の明るい尾根道

送電鉄塔のある岩嶽展望台、南北方面が見渡せる。

道は整備も行き届き、気持ち良く歩ける。ただ、縦走路途中にはいろんなところからの下山道分岐やちょっとした巻き道もあるので注意を要する。うっかりコース取りを間違えたら思ってもいないところに下ることになる。

鶴羽山と光市街と海と

虎ヶ岳山頂標識、今回歩いたピークの中では一番高いので盟主のピークになる?

先日登った熊毛の烏帽子岳

山頂では70歳と60代半ばのご夫婦づれと山談義、70歳のご夫婦は山経験も豊富で、全国の山を登られている。昨年は北アの剱岳に夫婦で登られたとか・・・いやはやその元気さには脱帽する。

山頂にはコーヒー瓶の中に登頂メモ帳がペンと共に設置してある。地元の方に記帳を依頼されたので、苗字とホムペ「かずの里山ハイク」とちゃっかり宣伝も含めて書いておいた。

烏帽子岳山頂直下の標識、茶臼山へ5250mとある。

烏帽子岳山頂、展望もいまいちで誰もいなかった。急いで茶臼山へと向う。

鶴羽山と島田川と光市街と瀬戸の海

明るい尾根道で陽だまりハイクを楽しむ。里山ハイクの真骨頂だ。

やや見通しの良い葉山でつかの間のコーヒータイム

葉山を過ぎると大木も多くなり、周囲の見晴らしも良くなる。

登山道脇の彩

鶴羽山と光市街と室積海岸、先端に峨嵋山が見える。

シダに囲まれた山道

茶臼山頂より歩いてきた山を振り返る。

笠戸島と波光たなびく瀬戸の海

瀬戸の波光

茶臼山の展望は360°、コーヒーを飲みながら景色を楽しむ。ここでも5~6名の方と山情報を交換する。今日は地元の方が多かった。

気持の良い景色が広がる。地元の方に愛される所以だろう。

茶臼山頂からは大海山、火の山連峰がちら見えする。

大華山と下松、周南市街方面

虹ヶ丘ゴルフ場と光市街と虹ヶ浜

数年前ネット仲間と登った琴石山、明日は柳井市のイベント登山でしるこの接待があるらしい。

歩き、展望とたっぷり楽しめた一日だった。