と言うことで、今日帰宅するとAmazonに頼んでいたヤツが届いていました。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS ZUIKO 50mm AUTO-MACRO 1:3.5
1/13s, f/5.6, ISO 1,600
フィルムカメラの遮光用スポンジ、モルトプレーンです。こんなモノまで売っている。Amazonってすごいですねw
ただ、こんなモノが1,260円もするのは、何となくぼったくりですがw
でも写真に映り込みがあるんだから、背に腹は代えられない。
で、これがモルトかー。っと眺めていたら…チョットだけ、カメラが触りたくなったんですよね。
やめとけ俺。そんな事始めたら寝る時間が無くなるっ!!
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS ZUIKO 50mm AUTO-MACRO 1:3.5
1/10s, f/5.6, ISO 2,500
で、カメラの裏蓋を外し、マジマジと見てみると、モルトがあるはずの溝には、モルトのカスがわずかに残っているだけ。これでは遮光効果はないし、何より、これからも剥がれるであろうモルトがフィルムに悪影響及ぼすのは一目瞭然。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS ZUIKO 50mm AUTO-MACRO 1:3.5
1/10s, f/5.6, ISO 2,000
また、この蝶番部分には、もう跡形もなくモルトが無くなっていますが、ここにもモルトが必要…
というか、映り込みの原因のほとんどはここから光が漏れていたのだと思われ…。
これを踏まえて
http://aki-asahi.net/store/html/OM/light-seal/002.jpg
この画像を見て、どこにモルトを貼るのか考える。
考えていたら、なんか作業がしたくなってきた。こう言うのはノリだよ、ノリ!
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS ZUIKO 50mm AUTO-MACRO 1:3.5
1/10s, f/5.6, ISO 2,500
精密ドライバーのマイナスで、残っているモルトをボリボリ掻き出す。本当は爪楊枝なんかでやるらしいが…。ただそれだと能率悪そうでw
爪楊枝を使ってモルトを全部取って1時間かかったなんてブログも見たし…
ただ、能率はいいけど、傷が入っちゃうねw
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS ZUIKO 50mm AUTO-MACRO 1:3.5
1/10s, f/5.6, ISO 1,000
さらに能率を上げようと、シール剥がし(溶剤)を吹きかける。一応布膜にはかからないようにマスキングをして吹きかけたんだけど、フィルム室とか結構入ってしまった。
さあ、こうなると、たとえ徹夜になっても作業はやめられないぞw
とりあえず、不要なシール剥がしは拭き取っているうちにモルトは溶け始めた。よし、さらにほじくるぞ!!
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS ZUIKO 50mm AUTO-MACRO 1:3.5
1/10s, f/5.6, ISO 3,200
とりあえず、こんなモノ。
取れないモルトは取れないものとして割り切った。だって、どうせこの上に新しいモルトを貼るんだしw
さ、これで一段落したし寝るかな…。
ってそんな訳ないしw
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS ZUIKO 50mm AUTO-MACRO 1:3.5
1/8s, f/5.6, ISO 3,200
モルトを溝の幅に切って、埋めていきます。モルトの裏面はシールのようにノリが付いていて、簡単に貼ることが出来ますが…
こういう溝に入れ込もうとすると、底面にノリが付くのではなく、側面に引っかかったりしてなかなか作業は進まない。まあ、スポンジなんで、引っ張りながら(細くしながら)溝に入れて緩めてやって、元の太さに戻すを繰り返して、なんとかキレイ(初心者にしてはまあまあ…かな?)に出来ました。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS ZUIKO 50mm AUTO-MACRO 1:3.5
1/6s, f/5.6, ISO 3,200
側面もこんな感じ。ちょっと真っ直ぐ切れていないけど。これは、採寸せずに、実際に当ててみて、はみ出す分をハサミで切ったりしたから。
こんな、細かいものを採寸しないなんて、ホントノリだけの作業。
まあ、モルトはたくさん残るはずだし、やり直しは何回だって出来るわってノリで。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS ZUIKO 50mm AUTO-MACRO 1:3.5
1/10s, f/5.6, ISO 2,500
と言うことでモルト交換完了。
所要時間1時間30分。そのほとんどがモルト剥がしと、清掃でした。
早速フタを取り付け、閉めてみる。おお、このしっかり感。裏蓋のどことなく頼りなかった感じがまったく無くなった。
これは良いんじゃない?
で、開けてみようと思ったら、今までパッカーンと開いていたのが、隙間が空くだけで、そこに爪を引っかけて開ける様になってしまった。ま、これが本来のしまり具合なんだろうな。
うん、こういう作業をすると、さらに愛着がわいてくる。思わず三菱の愛着力のCMソングを口ずさむw
http://www.youtube.com/watch?v=zdHtnNbZajE
お、なんか写欲もチャージされたような気がする。さて、シェイクダウンは何のフィルムを入れようかなぁ?
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