ちょっと前、ロードバイクに積んでいく撮影機材は、一眼レフ+パンケーキレンズなんかが良いのでは?と書きました。
もう本当にレンズをポチろうかと思ったのですが、5DMk2辺りをフロントバッグに入れ、いくらかはタオルで防振対策をして運んだとしても、やっぱ段差などを越える衝撃で壊れちゃうんじゃ無いか?
いやいや、キヤノンの上級機、そんなモンでは壊れないでしょう?
などと色々考えていたら、パンケーキ買った挙げ句、5DMk2は自転車では持ち運ばない…なんてオチが見え隠れしてw
だったら、底値っぽいEOS Mあたりを狙っちゃおうかな?と思うも、やっぱファインダー無しはつまらない。
うーん、と思ったら、なんか「高級コンデジ」ってのが視野に入りだしました。
例えば…
こんなの。Canon Powershot G1 X
キヤノンの製品で「1」が付く商品は、キヤノンがプライドかけてリリースする商品です…って、俺が昔持ってたCanon PowerShot Pro1のレビューしたときに書いたっけ。
これが、光学ファインダーを持っていたり、イメージセンサーが普及型の一眼レフに匹敵する大きさという…結構バケモノ的なスペックで。
結構欲しいんだけど… ひとつだけダメダメな所が。
寄れない
最小撮影距離が、レンズの端から20cmとか…。もっとグッと寄りたいのにね。
そういえば、この手の高級コンデジには思い入れのある機種が…
Nicon COOLPIX P7000
え?なんで思い入れがあるかって言うと、これ、俺がチョイスして職場用のデジカメとして買ったカメラです。
発売当初の2010年ではコンデジとしては最大級のイメージセンサー、高級なガラスを使った贅沢なレンズ、そして高感度。
そう、すべては良い写真を撮るために。(それこそ、ドシロウトがシャッターだけ押せば、そこそこに出来る様に)色々他社製品と性能を比較しての決定です。
え?なんでさとうかずひろがニコンなんだよ?
そんな印象を持たれる方もおられるでしょう。そんなの、当時のキヤノン一辺倒だった俺が一番感じていましたw
でも、このころ、「画素数は上げられるけど、画質のために敢えて上げない。」という数字に出ないとこにこだわる…って姿勢が一番ハッキリしていたのが、ニコンだったなぁと。
でも、満を持して購入したこのデジカメ…。うちの職場では全然評価されずw
「まずこれ、重いんだわ。」 …そりゃ、高級ガラスをふんだんに使ったレンズなんで。
「画素数少ないし。うちの家のカメラの方が多いし。」 …画素数=画質じゃないんだけどね。無駄にファイルの容量を増やすだけで、扱いにくくなるだけなんだけどな。
…そんなモンなんでしょうね(悲)。
でもこのカメラ、本当に良い写真が撮れて、特に少し暗いかな?でもストロボは顰蹙か?ってところでノーフラッシュで撮っても、ビシバシシャープな画像が出来て、下手な一眼+高級レンズよりも仕事するなぁ、おいって思っていたのに、2年もしない間に、超軽量、小型なデジカメに変わられて…。選んだ俺、ションボリです。ホントに「お偉いさんにはそれが分からんのです。」ですよ。
あーあ、使わず引き出しの肥やしになるぐらいなら、俺が買い取りたいぐらいだったのに…。
特に2cmまで寄れるマクロがすごいんで。
さて、こうして色々高級コンデジを見回して、以下の条件を満たすのが、俺には良いのかなと思えるようになりました。
・ファインダーは必要。気分が上がる。
・出来れば、レンズのリングでズームしたい。
・イメージセンサーは大きめ、画素数は少なめ。1画素当たりの光量を多くしたい。
・カメラの見た目も気にしたい。
そうして候補に上がったのが、これです。
フジフィルム X10
と
フジフィルム X20
X10の後継機がX20。見た目ほとんど一緒です。レンズも一緒です。細々したところでの性能はX20が優れているらしいんです。X20の解像度はX10より上らしいです。ただ発色はX10に軍配が上がるとか。
まあ、両方を知っていて、比べなければ大きな違いでは無いと思うんですけどね。
今の相場はX10は2万円ちょい、X20は3万円ちょいという感じです。
でも、X20にはX10に無いあるものが…
ぐう!これぞカメラって感じの銀黒ツートン!反則だよなぁ…。
ホントどっち買おうか悩む。
ちなみに、このカメラ電源の入れ方が特殊。
なんと、レンズを回して、電源オン。ズームはリングでしたいと思っていたけど、電源オンまでリングでするとは。
なんか、電源入れる作業が、テンション上げる儀式になりそう。
ちなみに、このカメラは被写体まであと1cmと言うところまで寄れます。これまた、俺のストライク!って感じでw
このカメラのイメージセンサーの大きさは2/3型ってヤツですね。ちょっと大きめで優越感です。
うーん、善は急げか?急がば回れか?
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