風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

雪の美術館

2015-09-13 | 北海道の夏 8年目(2015)

まるでヨーロッパのお城のような建物。
旭川方面に行くたびに、その途中にある塔を眺めながら「なに?これ」の疑問が?
夫はバブル期のゴルフ場のクラブハウスだと言い、私は宗教に関係ある建物?と、その想像を働かせていたが、
「雪の美術館」だと言うことが判明。
北海道だからこその雪の美しさが見られるかも・・と、お天気のいい日に行ってみた。



教会のような雰囲気の玄関を入る。



入館すると、いきなり螺旋状の階段をグルグル降りる。
よーく見ると、この螺旋は円ではなく六角形。
雪の結晶の六角形を表現しているようだ。



氷の宮殿。
まさに「アナと雪の女王」の世界。
ガラスの向こうの世界はマイナス15度ということで、ガラスで隔てているものの、こちら側も寒い。
うっかり上着を持って行っていなかったので余計寒い


 
壁全面だけでなく天井にまで雪の結晶で飾った部屋や、雪に関する本やビデオが見られる部屋など、
雪の世界が続く。
雪の結晶には同じものがない中で共通点は六角形ということは江戸時代でも分かっていたらしく、
着物の模様に雪の結晶を表しているものが結構あるようだ。

雪の結晶・ダイアモンドダスト・霜の花などの説明ビデオを見ながら、
昨年の2月に北海道に滞在した時に感動しながら眺めた雪の世界を思い出した。



小さいながらも、こんな素敵なホールもある。


  
ここのレストラン「スノーナ」でランチ
夫は「ハンバーグカレー」コーヒー付き(1,400円)
私は「オムライス」コーヒー付き(1,200円)


 
オムライスの上に雪の結晶に切り抜いたハムを乗せていたり、
ポテトサラダを雪だるまの形にして海苔の目をくっつけたり、小さな遊び心が楽しい。



コーヒーカップもシュガーポットも(オムライスのお皿も)素敵だな~と思ったら大倉陶園製。
大雪山系の風景画を描いた特注だそうだ。


今日は平日ということもあり入館者はチラホラでゆっくり回ることが出来たが、
昨年はディズニー映画の影響もあって賑わったのではないだろうか。
ファンタジー溢れる場所なので、女の子を連れていくと喜ぶだろうな~