風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

初の砂金掘り体験

2015-09-10 | 北海道の夏 8年目(2015)
雨竜川の支流で「砂金掘り」の体験イベントがあるというので参加。
この場所では明治後半から砂金掘りが始まり、当時は一獲千金を夢見た多くの人が集まったらしい。
国を挙げての大掛かりな採掘が始まり、その後、終戦と同時に終わったが、
仕事として採算が合わないだけで砂金がなくなった訳ではない、という説明で、やる気満々と



長靴を履いて、滑らないように川に入り、川底の砂を掘り出す。
掘り出す場所は、流れの急な場所より、よどんでいる場所のほうがいいらしい。



揺り板やプラスチック製の浅いボールのような容器(ゴールドパン)に砂を入れ、
水を入れて揺り動かせては上の砂利を捨てていく。

中腰の姿勢は結構疲れるが、砂金を探すためなら頑張れる
どんな小さな粒でも見つけたい・・・
と、キラリと光るものが
でも、1ミリにも満たない0.5ミリ程の小さな小さな粒。
指に張り付けて、ティッシュに包もうとしているうちに消えてなくなった・・

用意のいい人はスポイトと小瓶を持ってきて、スポイトで吸い上げて瓶に移していく。
やはり下調べをして準備しておくべきだった・・・と反省。



おまけに、雨がポツポツ・・・そのうちザーザー
雨がっぱを着て頑張っている人もいたけれど、私は寒さもあってテントの中に避難して見るだけ。


 
昔の採掘業者が使っていたという道具(機械)を復元し、
デモンストレーションとしてその作業を見せてくれた。
砂を乗せて水を流すと、砂は傾斜に沿って流れ、段々になったマス目に重い金が残るらしいが、
ここでもテントの中から見るだけ。
一獲千金の夢も、雨と寒さにはかなわない



主催側がデモンストレーションに使うために掘り上げた砂。
この中に砂金があるはず。
今日は一粒も手に入らなかったので、この砂袋を持って帰って家で砂金を探したい・・・

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