私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【染の小道2017】

2017-02-27 10:08:13 | イベント

【染の小道2017】

新宿の西部を流れる妙正寺川沿い、落合、中井で和装が似合う

イヴェントが開かれた。

今年で9回目、和服ファンをはじめ外国人観光客など大勢の人が

川沿いをそぞろ歩いていた。3日間で16000人程の人が訪れる。

妙正寺川の川面には色とりどりの「反物」が架かり、そよ風に柔らかく

たなびいていた。川沿いの商店街には着物に使われる染の技術で

作られた「のれん」が飾られ道行く人たちの足をとめていた。

江戸が育てた手描き友禅や小紋など、伝統を受け継いだ染色技法が

今も受け継がれている。昭和の30年代には300軒ほどの染色関連

業者が集まっていたそうだ、今でも80軒ほどの業者が伝統を受け

継いでいるそうだ。レンタル着物でない自前の着物姿の見学者も多く

イヴェントに相応しい雰囲気を醸し出していた。

 

「反物」はプロのものは勿論だが、近くの小学生や大学生などアマの作品が

賑やかに並んでいた。

川面には「反物」の陰模様が浮かんでいた。

鮮やかな色合いが目を楽しませてくれる。

着物に使われる染色の技術で染められた、店舗の鮮やかな「のれん」

中には何があるのかな?

確かな技術に裏打ちされた美しさ

若者の着物姿がよく似合う「染の小道」

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【野老澤雛物語】所沢町なか雛祭り

2017-02-23 10:18:58 | 季節

【野老澤雛物語】所沢町なか雛祭り

岩槻や鴻巣と並び、所沢がひな人形の産地とは知らなかった。

また、「所沢」の地名は、野老(トコロ・ヤマノイモ科の植物)が群生する

湿地の意味ともいわれ、古くは「野老澤(ところさわ)」と称した。

これも初めて知った。

町の中心部に「野老澤町造商店」があり、江戸後期から現代にいたる

までの、お雛様や市松人形が並ぶ、江戸時代の「おきあげ」や百徳着物が

飾られている、初めて見るものが多い、ご婦人方が親切に説明してくれた。

 

江戸時代の雛飾りだが、お妃様(お姫様)がお歯黒というのは珍しいそうだ。

明治時代のお雛様

大正時代のお雛様

江戸時代「おきあげ」・・・説明書きには、端切れを生かして立体的に仕立てた押絵で、

参勤交代の土産に持ち帰られて、士族の婦人の手内職として伝わり、やがて婦女子

のたしなみとして広く親しまれるようになった、と珍しいものだ。

江戸時代のお人形さん

百徳着物(ひゃくとくきもの)・・・5歳までに3人に1人以上が命を落としていた時代

・・・生まれた子供のために、ご近所の子育ちの良い家や、子孫が多い長寿のお年寄り

たちから貰い受けた着物の端布を集めそれを縫い合わせて着物を作った。

その着物を子供に着せたり、お寺さんに奉納すると「丈夫に育つ強い力」が生まれると

信じられていた。

この着物を再現したご婦人の説明だと、古い端切れを200枚ほど集め縫い合わせた

そうだ、完成まで半年かかった・・・大変な労力で2度と出来ないと音をあげていた。

昔の母親は、子供のために大変な労力を使っていたのだなと頭が下がる。

「国策雛」・・・昭和19年の戦時中、贅沢の出来ない時代のお雛様だ。

当時の印刷物にこのお雛様

一寸五分小一級 キメ風彩色人形 一体1円68銭

日本玩具統制協会と記されていた。

市内お茶の「井筒園」の店頭にに飾られていた。

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【世界らん展】~蘭にときめく~

2017-02-16 10:48:44 | 季節

【世界らん展】~蘭にときめく~

今年も「世界らん展」に行き、ときめいてきた。

オーキッド・ゲートは宝塚歌劇と蘭が織りなす華やかな空間だ!ゲートを

抜けると待ち構えるランたちが物凄い迫力で迫ってくる。

今年も世界各地から約3000種、約10万株が集まった。

正面奥には今年の「日本大賞」作品がドカッと座り大勢の人々を惹きつけ

ていた。深紅色の花弁の立ち姿が素晴らしい!

毎回見るたびに驚くのだが、今年も大きく華やかに咲くランを見て作者の

高い技術と探究心に感心する。

 

全ての花弁に勢いがあり、真っ直ぐに伸びた茎に支えられ見事に

バランスのとれた立ち姿だ!

ディスプレイ部門で最優秀賞をとった作品「花火」

こんな花火が夜空を染めたら素晴らしいだろうな~        花火屋さん頑張って~

優秀賞:英国王立園芸協会特別賞

この種の中では、これほどサイズが大きく、多くの花をつけたものは珍しいそうだ。

優良賞:~春蘭~

何とも可憐な蘭だ!鉢、葉、花のバランスが三位一体で、葉は花に被らず優しく湾曲し

花が真っ直ぐたっているのが素晴らしい、との評だ。

日本のいけばな三大流派である「池坊」「草月」「小原流」も、負けちゃいられないと・・・

特別企画の初参加だ!               これは池坊の作品である。

これは「小原流」の作品。

女優でもあり、フラワーアーティストでもある”志穂美悦子”のフラワーディスプレイ「阿吽」

が一際かがやき、多くの人を惹きつけていた。

フレグランス部門最優秀賞

柔らかくて上品で、優雅な香りが広がる。ジャスミンやローズ、麝香に

アプリコットの甘い香りがバランスよく調和している、との評だ。

近づいて嗅いで見た、優しい香りが漂っていた。

フラワーデザイン部門最優秀賞「かけら」

鏡と蘭を融合させ、斬新さが群を抜いているのだそうだ!

何とも可愛らしいランだろう。

皆でそんなに睨み付けないで!

カトレアはいつも優しく可愛らしいね!

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【東京国際キルトフェスティバル】

2017-02-02 20:22:34 | イベント

【東京国際キルトフェスティバル】

今年もキルト展に行ってきました。観覧者の大半が女性・・・一寸

恥ずかしい気もしますが、今更なにを・・・

毎回20万人以上の人が見にくるそうです。

見るたびに女性の繊細さと根気良さ、それに感性の素晴らしさに

驚いております。

今年は特に欧米人の女性が多く見受けられました、写真を撮ったり

メモしたり、日本女性の作品の素晴らしさに見入っておりました。

またジュニアの成長が著しく、大人顔負けの作品が目を引きました。

日本キルト大賞作品「牡丹」  立体感溢れる豪快な作品は流石大賞じゃ!

ハンドメイキング賞「嫁ぐ日に・・・」 気品あふれ嫁ぐ日まで大事に飾っておこう・・・

ジュニア部門1位作品 「ウミガメ君旅に出る」

中学生の作品だ!海の中が鮮やかで賑やかだ!良い旅が出来そうだ!

プロのキルト作家の作品の一部「風神」 う~ん唸らせる。

額絵キルト部門1位作品「わくわくドキドキ」 ニューヨークマンハッタンの風景だ!

イタリアの絵本作家レオ・レオニの絵本から・・・楽しい絵本キルトたち

キルト大賞2位の作品・・・デザインと言い色合いと言い気品を感じる作品だ!

オリジナルデザイン部門1位作品 「咲き誇るグロリオサ」

特別企画鷲沢玲子の「オズの魔法使い」 広いスペースにオズの世界が広がる

人気スペースで、大勢の人が列をなしていた。

和の部門1位作品 「棚田を吹き渡る風」

和の部門2位作品 「燦々」

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