富岡製糸場
富士山に続き世界遺産登録を狙う富岡製糸場。
製糸場のほか近代養蚕農家であった田島弥平旧宅、全国、海外に
技術を広めた民間養蚕教育機関である高山社跡、日本最大級の
蚕種貯蔵施設だった荒船風穴、これらを構成資産とする「富岡製糸場
と絹産業遺産群」が平成26年のユネスコ世界遺産委員会での
世界遺産登録を目指して今活動している。
連日大勢の見学客で説明するボランティアも大忙しだ。
【東繭倉庫】1階は事務所と作業場として使い、2階に乾燥させた繭を貯蔵した。
【女工館】日本人工女に、器械による糸取の技術を教えるために雇われたフランス人
女性教師の住居として建設された。
【操糸場】繭から生糸を取る作業が行われていた場所で、創業当初はフランス式の繰糸器
300釜が設置され、世界最大規模の製糸工場だった。
【ブリュナ館】指導者として雇われたフランス人ポール・ブリュナが家族と暮らした住まい。
自然石に達磨さんやフクロウを描く工人”求心”さんお人柄で、作品も実に
微笑ましかった。
製糸場近くの商店街、名物”カリント饅頭”珍しい饅頭でとっても美味しかった。
この店のお上さんが元気者で、ついつい土産に幾つも買い込んでしまった。