私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【大相撲秋場所・場外】

2019-09-23 10:21:02 | スポーツ

【大相撲秋場所・場外】

両横綱が休場し、一大関が休場、残る二人のカド番大関も不甲斐ない

中、若手が力強い相撲を見せてくれ秋場所を盛り上げてくれた。

御嶽海が優勝決定戦を制し二度目の優勝を飾り、怪我で関脇に落ちた

貴景勝が12番勝って大関に復帰、場所を沸かせた秋場所だった。

関脇以下の力士はそれぞれの車で、国技館力士入り口近くに降り

歩道を横切り館内に入っていく、その距離10mほど、時間にして1分も

かからない、大勢のファンが詰め掛けているなか、警備員の制止を小耳に

はさみながら、力士たちの思い思いの浴衣姿を撮って来た。

 

櫓太鼓の音は無かったが、力士の幟が秋空に向かって立ち並んでいる。

”よーし” 優勝への意気込みを感じさせた「御嶽海関」。

休場明け、大関復帰を感じさせた「貴景勝関」何時も表情を

変えないね~

人気の「遠藤関」、背中に龍が纏わりついていた。

私が最も期待する若手のホープ「朝之山関」・・・殊勲賞おめでとう!

新入幕で2桁勝利はお見事!東京都出身の「剣翔関」。

敢闘賞も受賞した、ご立派!ご立派!

ベテラン「隠岐の海関」最後まで優勝争いに絡みよく頑張った。

敢闘賞獲得はお見事!浴衣が良く似合う力士だ。

連日館内を沸かせた「炎鵬関」、動きが早く後姿を撮るのが

精いっぱいだった。

初日の横綱白鵬戦の金星は大したもんだ。

6連敗の後の8連勝は価値があるぞ、三役復帰だ!ガンバレ!

突きの「阿炎関」小結維持は立派なもんだヨ。

「正代関」今場所は苦しかったね、後姿も寂しそうだよ・・・

来場所期待するね。

千秋楽での勝ち越しは男の意地だ!鯉たちも喜んでいるよ。

やっと「琴勇輝」らしい相撲が取れるようになってきた。

勝ち越しおめでとう。

若手が台頭してきたが、元大関のプライドが窺われる取り口は流石

と、思わせてくれる「琴奨菊関」。まだまだやれるぞ!

早く幕内に上がって来いよ!

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【富山・路面電車に乗って】

2019-09-14 11:51:41 | 旅行

【富山・路面電車に乗って】

富山市は、富山駅を中心に路面電車が縦横に走っている。

明治初期に建てられた廻船問屋が立ち並ぶ、岩瀬大町・新川通りの

ノスタルジックスポットを歩いた。

通りは旧北国街道沿いに並び、岩瀬は江戸前期の寛文年間(約320年前)

に港町としての形が出来た。

岩瀬は加賀藩の領地で御蔵があり、北前船で米や木材などを大阪や江戸に

運んでいた。

現在の岩瀬の廻船問屋群のある街並みは日本遺産ともなっている。

岩瀬運河に並ぶ小型漁船、その上を路面電車「ライトレール」が走る。

この路面電車、結構なスピードで走り一寸驚いた。その後背に立山連峰が・・・

通りの入り口にある「磯料理・松月」

訪れた文人が”富山湾は 天が松月に 与えた 生簀だ”と書いている。

落ち着いた佇まいの玄関・・・今日も高級車で乗り込むオエラさんが見えた。

”東風は竜宮城の使者、ホタルイカを送り  薫風は海の麗人、白エビを吹き寄せ

あいの風は出生魚、福雷魚のキトキトを運び 立山おろしは富山湾の王者、鰤と

甘エビを呈する”

「松月」の料理は、春夏秋冬魚つくしである。

食べて見たかったが”今日は団体さんで一杯です”と断られた・・・残念!

公園には北前船が飾られていた。

銘酒「満寿泉」の店構え、改装され綺麗になった。

蔵は改装中だった。

中庭の枯山水・・・往時の商人の繁栄ぶりが窺われた。

粋な黒塀に、黒松が覗く・・・贅沢な屋敷だ。

荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、岩瀬に繁栄をもたらせた

北前船の寄港地 船主集落  往時をしのばせる異空間だ!

北前船廻船問屋「森家」…国の重要文化財に指定されている。

「森家」の隣には「岩瀬銀行」が金庫番のように建てられていた。

「森家」の母屋のオイには囲炉裏が切られ、吹き抜けの簗・差物・帯戸の豪壮な

構成は実に見事だ!北前船の模型が飾られていた。

道具蔵の扉には、家紋と龍虎の鏝(こて)絵が施されており、

東岩瀬の海商の典型的な住宅のたたずまいを見ることができる。

通りには気の利いた休みどころも多く、途中立ち寄った和菓子屋の水羊羹が

のどを潤してくれた。ここ「今枝福助堂」の三角どら焼きが名物と聞き、土産に

持ち帰ったが、お母ちゃん殊の外喜んで食べていた。

日本海側にはまだまだ知らないノスタルジックスポットが幾らでもある。

元気でいなくちゃ・・・頑張ります。

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【越中八尾・おわら風の盆】

2019-09-06 21:15:26 | お祭り

【越中八尾・おわら風の盆】

是非見たかった「風の盆」天気予報を見ながらの決心だった。

JR越中八尾の駅から歩くと4・50分はかかる、それも坂道続き

駅前でタクシーに乗り町中まで、今日は午後7時から演舞が始まる

ため、町中の人出はまだまばらだった。

時間つぶしに坂の町を行き来し、古い町並みが祭り気分になっている

景色を見歩いた。

一寸洒落たお宅が目につき覗くと、ご主人が”上がれよ”と誘ってくれ、

生ビールに富山名物の白エビと豆鯵の唐揚げ、おまけに地元でも

なかなかお目に掛からない、白エビの刺身まで出る歓迎ぶりだ!

八尾の人は本当に親切だ!有難う!

メインストリートは人がまばらだ。

この狭い道が夜になると、三味線と胡弓の音が哀愁込めて響く・・・

ご馳走になったお宅・・・風の盆一色だ!

7時から始まった演舞場。

八尾高校郷土芸能部の生徒が、練習の成果を披露していた。

高校生らしく元気な張りのある声の、おわら節と三味線、胡弓、太鼓の音が揃い

会場の拍手を浴びていた。

おわら風の盆は、旧町と呼ばれる町が10町あり、井田川を挟んだ対岸の「福島」を

入れて11町で行われる。

演舞場では、「今町・鏡町・福島」に八尾高校の4組が演舞を見せてくれた。

男踊りは見ていて心地がいい。

大人たちに導かれるように、子供たちが続く。

男の子たちは法被を着るが、女の子はそれぞれ自分の浴衣を着て踊る。

「男踊り」は、案山子踊りともいわれ、その所作は農作業を表現している。

「女踊り」は、四季踊りと言われ、編笠を深く被るのが特徴だ。

おわら節の唄い手と共に、地方(じがた)が、おわら風の盆の雰囲気を作り上げる

、三味線、胡弓、太鼓の伴奏と囃子方のお囃子である。

胡弓が入るのは民謡では珍しく、この楽器が悲しげな、むせぶような響きを加える。

又、唄と唄との間に唄とまったく違う合いの手と間奏曲を演奏するが、これが

何とも言えぬ哀調を醸し出すといわれ民謡では珍しい。

演舞が終わり花道を下がっていく。

各町の町ながしが始まった。

フラッシュたいたら怒られた・・・

男の踊り手の衣装は、黒の法被に猿股と黒足袋である。

黒の法被は・・・木綿じゃないよ”絹の羽二重”だそうだ!

三味線を弾くお姐さんに、一人踊りを披露するお姐さん。

プロの踊り手さんのように見えた、自信に満ちた踊りっぷりだった。

 

おわらの歌詞の基本は7・7・7・5の26文字で構成する

甚句形式である。

「軒端雀が また来て覗く 今日も糸繰り 手につかぬ」・・・野口雨情

「私ゃ野山の 兎じゃないが 月夜づきよに 逢いに来る」・・・野口雨情

コメント (2)
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