私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【”22 川越まつり】

2022-10-21 11:06:08 | お祭り

【”22 川越まつり】

新規感染者が減少し始めコロナの山も過ぎたのでしょうか。

3年振りの川越祭りに行ってきた。市政施行100周年と重なり、通りは時間が

過ぎるほど人混みが増してきた。

山車に提灯が灯り、居囃子の演技をじっくりと見ようと勇んで行ったが、人混み

で蔵造りの街並みまで行けなかった、過去に例をみない混雑ようだ!

スポットライトを浴び、豪華な山車をバックに舞う「鳶のはしご乗り」は

是非見たかったが、前進できない混雑の中から垣間見るのが精いっぱいだった。

陽が暮れ始めたころ、山車ではお囃子に乗ったヒョットコ面が剽軽な動きを

見せていた。

八幡太郎の山車が「先触れ方」と「露払い」を先頭に行列を従え動き始めた。

菅原町のお嬢ちゃんが、手古舞姿でポーズを取ってくれた・・・可愛いね!

菅原町の山車は「菅原道真」、菅原道真の人形が夜空に浮き出ていた。

「家康の山車」と「龍神の山車」の”曳っかわせ”が賑やかだ。

仙波町の山車の曳き手の皆さん、衣装も立ち居振る舞いも恰好良かったよ。

「仙波二郎の山車」の人形は、鎌倉時代の武将で仙波二郎安家だ。

ここは最高の見物席だ!下ではお面が売られていた。

「鈿女の山車(うずめ)」の居囃子が滑稽だ、見物客から歓声が上がっていた。

新富町の可愛らしい手古舞さん。

「重頼の山車」川越にゆかり深い川越太郎重頼の人形が飾られている。

連雀町「道灌の山車」と元町一丁目「牛若丸の山車」の曳っかわせが始まった。

最近キツネのお面を着ける若者が増えてきた。

こちらのお面は、一寸値が張るね~

仲町の山車「羅陵王の山車」、人形は古代中国の英雄、羅陵王である。

新富町一丁目「家光の山車が」が、人混みの中で小休止だ!

 

川越祭初日の見所は、氷川神社の神幸祭で始まる。

各町自慢の山車が市街地に飾り置きされる。夕暮れ時から無数の提灯で、

艶やかに彩られた山車が、江戸囃子も賑やかに曳きだされる。

”蔵造りの町並みに、江戸まさりの山車がゆく”のキャッチフレーズが

空前の混雑に邪魔されて、川越祭り最大の山場である蔵造りの家々を

バックに山車が燦然と輝く姿を見ることが出来なかった。

祭に人波は仕方がないが、度を越すと名物の芋菓子を買うことも儘ならず

一寸残念だった。

 

 

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【”22 箱根駅伝予選会】

2022-10-17 17:55:29 | スポーツ

【”22 箱根駅伝予選会】

陸自立川駐屯地から昭和記念公園のゴール地点まで21.0975㎞

ハーフマラコンコースで、43チームが参加し、1月の本大会に向けて熾烈な

戦いが繰り広げられた。 

レース順位 1位が4年振りの大東文化大、3位が2年振りの城西大、6位立大

は55年振り28回目の本選に臨む、明大、早大、日体大の常連校も予選通過、

国士館大が10位に入り、11位の神奈川大は34秒差で泣いた。

上位10校が本大会出場の切符が与えられる。

市街地から昭和記念公園内に入って来た、ダントツの武蔵野学院大のカマウ。

日本人のトップ集団が続いて入って来た。

続々と・・・この地点が14㎞付近だ。

大東文化大の選手が集団で駆け抜ける。

残りあと1㎞付近、トップは武蔵野学院大のカマウが先頭で通過。

二番手は、拓殖大学4年のラジニ、やや苦し気に通過する。

レース順位第1位の古豪大東文化大のエース、大野と久保田選手の懸命な走り。

レース順位2位の明治大学富田選手と早大のエース井川選手。

個人では、日本人2位の井川と3位の富田選手、ゴールまで接戦が続いた。

レース順位2位の明治大学、最後の激走だ。

ラスト1㎞、誰もが苦しいところだ、君のタイム次第で本選に行けるぞ!

レース順位6位の立教大学、55年振りの本大会・箱根路へ乗り込む。

沿道で檄を飛ばす立教大学の控え選手たち。

留学生ランナーは誰もが強いわけではない、日本人の中で懸命に駆け抜ける。

後1㎞だぞ、最後の上り下りの苦しい処だ・・・ガンバレ。

ここまで走ったんだ!あと一息だ頑張れよ!

 

暑い夏の盛りを休む間もなく、強化合宿で鍛えやっと本番を迎えた、良くやったよ

選手諸君、努力に後悔は無い・・・また来年もあるさ!

 

鮮やかなコスモスが君たちに拍手を送る様に咲き乱れていた。

大学生が駆け抜けた箱根駅伝予選会が終わると、昭和記念公園は一気に

秋を迎える、初秋のコスモスが色鮮やかに咲き、銀杏並木も薄っすらと紅葉

の気配を感じて来た、歩道に落ちた銀杏の実が、歩く人の足で押しつぶされ

強烈な臭いを発していた。

 

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【"22 大津祭】本祭編

2022-10-14 16:01:52 | お祭り

【"22 大津祭】本祭編

カラクリ人形を乗せた曳山が市内を巡行する「大津祭」の本祭が3年振りに

行われた。「大津祭」は、大津市の天孫神社に江戸時代から伝わる秋祭りで

国の重要無形文化財に指定されている。

曇り空だったが一部の曳山では屋根にビニールシートを被せていたが、

雨も降らず、13基の曳山とカラクリの彩が市内を巡行した。

各町内の曳山が天孫神社に向かって動き出した。

「神功皇后山」の朱塗りの大車輪がひと際目立つ。

午前9時、天孫神社に集合し順番に並び、スタートと同時に「くじ改め」と言う

儀式があり、順番の確認をする。

曳山の装飾も祭礼の大きな見どころである。

装飾の代表的幕類には、見送り幕、胴幕、水引幕などがある。

それらは曳山町が競って豪華なものを誂えて購入をした。

幕類は、唐織、朝鮮織などの高級な幕類が多く、中にはベルギーのブリュッセル

製の絨毛綴(重文)が二枚もある。

曳山屋台の屋根裏にあたる天井板の装飾にも町人たちは力を注いた。

曳山を中心とした大津祭は、江戸時代の商業都市である大津町の経済力を

背景に発達した祭礼である。

天孫神社入口では、各町内の曳山を迎える紅白の幕を持った若者が並んでいた。

天孫神社本殿に向かってカラクリの演技で挨拶をする「西行桜狸山」

この山は毎年祭りの先導をする守護となっている。

曳山名入りのお揃いのマスクをした子供たち。

カラクリがどの様な経緯で大津祭に導入されたかは不明だが、室町時代から

カラクリ人形の風流が存在していた京都の影響を受けたことは間違いない。

カラクリは、京都で誕生し中京方面で発展し、大津祭で完成期を迎えた。

しかも大津祭では、13基ともに優れたカラクリが現存していることは芸能史上

注目すべきと言える。

巡行中、お囃子とともに粽が宙を舞う・・・待ち受ける人達。

狭いアーケード街を巡行する曳山。

コブラン織りなどの豪華絢爛な懸装品に飾られた13基の曳山が一日をかけて

旧市街を巡行する。京都の近いこともあり京都祇園祭に雰囲気がよく似ている。

提灯の明かりが曳山を浮き上がらせる宵宮の夜、カラクリの演技を楽しませて

くれる本祭、心配ていた雨にも会わず数年間待ち焦がれていた「大津祭」を

じっくりと見ることが出来た。

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【”22 大津祭】宵宮編

2022-10-11 11:01:20 | お祭り

【”22 大津祭】宵宮編

湖国三大祭の一つである「大津祭」は三年ぶりの開催である。

本祭の前日、宵宮を迎えた大津市中心部では提灯の明かりに、12基の曳山が

照らし出された。

何年か前に大津祭を見に行く予定だったが、台風の影響で行けなかった、

それ以来の大津祭で、宵祭りと本祭をゆっくりと見ることが出来た。

天孫神社に鎮座する重厚で豪華な宮神輿

各町内の曳山が町内衆によって、整備、清掃、飾り付けが始められた。

ご神体やからくり人形が、民家に飾られた。

各町内では、それぞれ山の名を入れた粽が並べられ宵宮を見歩く人たちに

手ぬぐいなどと一緒に売りに出される。

見送り幕も飾られ準備は順調に進んで行く。

殺生石山(せっしょうせきざん)の曳山に乗せる人形が展示された。

夕方、提灯の飾り付け準備が始まった「大吊り」と言う。

提灯のバランスを取るのが難しい、見ている間何回もやり直していた。

西王母山(せいおうぼさん)の曳山がアーケード街に姿を見せた。

帝と天女の人形、帝の衣装は古くなり100年振りに新調された。

復元新調に携わった京都の川島織物セルコンの責任者が、私のサラリーマン

時代の上司だった方の弟さんであり、興味を持って見て来た。

西王母山のカラクリは、桃が二つに割れ、その中から童子が現われて

所作をする。ここからこの山は俗に「桃山」と呼ばれる。

陽が沈むころ提灯に明かりがつき、足もとにも灯が入った。

待ちに待った人たちが宵宮の曳山見学に出始めた。

赤・白の提灯が飾られ宵宮が始まった。

囃子方を迎える最後の準備も終わった。

スポットライトに照らし出された曳山に、明かりのついた提灯が宵宮の主役だ!

夕空に映える提灯が幻想的だ!

囃子方は小学生は一生懸命に、高校生はノリノリだ!

鉦や太鼓に横笛が奏でるお囃子は、通り行く人たちに心地よく響き渡る。

今夜は十三夜だ!曳山の上に輝く月が美しく、祭りを見下ろしていた。

響き渡る笛の音が、祭り気分を高めてくれる。

大津祭の曳山の中で、唯一大津に由来したカラクリを採り入れた「源氏山」

紫式部人形の十二単や曳山を飾る部品、欄干を見ると平安の昔を偲ばせる造りで

女性的なデザインである。

紫式部が石山寺の観月台で構想を練る様子を表現している。

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【’22 巾着田・曼殊沙華】

2022-10-02 09:31:47 | 

【’22 巾着田・曼殊沙華】

日高市内を流れる、清流・高麗川の蛇行により長い年月をかけて作られ、

その形が巾着に似ていることから「巾着田」と呼ばれるようになった。

昨年は花が咲く前に全て刈り取られ、見ることが出来なかったが、今年は

500万本の曼殊沙華群生地が蘇った。

花園を見る人達の長い列が続いていた。

一面が真紅に染まり、まるで赤い絨毯を敷き詰めたようだ!

木漏れ日の中、朱の中に埋もれる人達。

よーく見ると、可愛らしい花だ!

朱の中に白い曼殊沙華がアクセントをつけていた。

花の寿命は5日程だそうだ!

青空に映える曼殊沙華、小道を歩く人たちも、ゆっくりと鑑賞していた。

好天に恵まれ混雑を予想していたが、西武線・高麗駅から巾着田に向かう

人の列が長く長く続いていた。

昨年は花の咲く前に刈り取られた花たちも、今年は晴れ晴れと綺麗な花を

咲かせ、見る人の目を楽しませてくれた。

ベンチで座った隣の老人が、昔は入園料など取らなかったが、300円になり、

今年は500円に値上がりした、とこぼしていた。

何年か前に来たときは、近くにはコスモスが咲き、風に揺れていたが何時の

間にか無くなっていた。

30度を超える暑さで、高麗川では犬が水遊びをしていた。

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