私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【三社祭】

2017-05-27 16:03:14 | お祭り

【三社祭】

三社祭で東京下町の夏が始まった。

今年も100基以上のお神輿が浅草寺裏に集合し、スカイツリーが見下ろす

なか、一基づつ発進し浅草神社でお祓いを受け、各町会へ練り歩く・・・

待ちに待った担ぎ衆は、青空、新緑の中を威勢良く神輿を担ぎ上げ満面

喜びを現していた。

三社祭入選川柳の中にこんなのがあった。

★三社祭忖度(そんたく)無しの心意気

★お転婆が小粋に見える三社祭

東京の祭りは”お神輿”が無ければ様にならない、ユネスコ無形遺産には

登録されないが、下町の人達にとっては”心の文化遺産だ!”

神輿渡御が始まる前、浅草寺境内がざわついてきた。

各町会の神輿が集まる浅草寺裏は担ぎ手が続々と集まってきた。

三社祭入選川柳

★スカイツリーもう六度目の三社祭・・・スカイツリーが開業5周年を迎えていた。

各町会の神輿が一基づつ呼び出され、浅草神社に向かう。

その呼び出しを何時か何時かと待つ姿が良いじゃないか!

誇り高き男達①

誇り高き男達②

賑わう”花やしき”前を練り歩く

俺たち下町っ子は神輿を担ぐのが好きなんだ!

子供達もイッチョまいに担いでいるよ!だけど背丈の高低差があり大変なんだよ!

人のふり見てわが身だな~  みんな超ベテランたちだ! 頑張るね~

各町会の先陣はお囃子連がつとめる。

此処が一番の特等席だ!何時間も待ったんだろうな~

それにしても高齢化が進んでるな~実感じゃ!

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【大垣まつり】昼間の部

2017-05-22 13:55:35 | お祭り

【大垣まつり】昼間の部

提灯の灯りに湧いた夜と違い、青空のもと13の山が八幡神社へ、

市内の大通りへと繰り出す様は豪華で美しかった。

祭の起点は八幡神社だ、朝早くから各町内の山が次々と神社正面で

奉芸をした後に広い駅通りに集結する。

大通りは各地から出て来た観光客でごった返していた。

ユネスコの無形文化遺産に登録されたこともあり、何時もの年より

人出は多いそうだ。

数百と並ぶ露天商は今まで見たことのない程の多さである。

射的が人気なのに驚いた。大垣名物「水まんじゅう」を売る店先は

長蛇の列、食べそこなった。

お囃子は横笛のみ、360年余の伝統が風格を感じさせた。

山は前を下げ、後ろを上げて方向を転換する。若者たちが難なくやって見せて

いたが、かなりの力仕事だ!

子供たちの踊りも堂々たるもの、見物客から悲鳴のような歓声が上がっていた。

この山は「浦嶋山」、乙姫、龍神、亀が配置されており、亀の口からピンポン玉が

飛び出してくる、これを拾うとお菓子に変えてくれる、子供たちの真剣な眼差しが

亀の口に注がれている。

八幡神社では混雑で見られなかったカラクリが、大通りでゆっくり見ることが出来た。

「菅原山」のカラクリは、塩振り・文字書き・額持ちの3対で演技する。

難しい漢字を2m離れた下から、操作する人が筆柱を動かし一筆で書き上げる。

書き終わった瞬間、観衆から大きな拍手が沸いた・・・お見事!

布袋さんと唐子人形のカラクリも見事な演技を見せてくれた。

岐阜県には、高山祭、古川祭があるが何れもカラクリが見せ場の一つだ、

大垣のカラクリもその流れを汲むものだ!ただカラクリを演じる山がこれほど多い

のは大垣まつりの自慢である。

少女の演ずる「藤娘」・・・金色の舞台で見事な演技だった。

大垣は水の都と言われている、水門川沿いは桜並木だ、桜の季節は川船の中から

見る桜が見事だろうと想像した。

 

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【大垣まつり】夜の部

2017-05-18 11:28:45 | 季節

【大垣まつり】夜の部

ユネスコ無形文化遺産に登録され、今年の「大垣まつり」は一段と

熱が入った。提灯に灯が入り各町内の山(正しくは、車辺に山と書く)

が八幡神社前で奉芸した後、山が若者たちによって曳き廻される

光景は、見る者を興奮させる。

今年は特別八幡神社正面に有料観覧席が設けられた、席料を聞くと

”2500両”だと、一寸考えたがエーイ!と神社前の水門川に身を投じた

つもりで席を確保した、7時から9時過ぎの最後まで・・・

まじかで繰り広げられる山の迫力に圧倒され、帰り際に担当していた

市観光協会の青年に”良いもの見せて貰ったよ~2500両の価値は

十分にあった”と話したら喜んでくれた。

午後7時から始まる「夜宮」を待つ人で八幡神社の前はいっぱいだ!

八幡神社本殿に向かい各町内の山の奉芸が始まった。

お囃子は横笛のみ、静かに澄んだ音色が宵闇に吸い込まれていくようだ。

13両の山の内、船町の「玉の井山」と伝馬町の「松竹山」の2両は、少年少女たち

による舞踊が披露される。練習を重ねたのだろう見事な踊りだった。

山の方向転換は大変な力仕事だ!前側を沈め後ろ側を引き上げて前輪を軸に

回転させる。

「夜宮」最大の見せ場だ!若者が歯を苦しばり”そーれ”と掛け声をあげ威勢よく

高速回転させる、観客からヤンヤの歓声だ!

斜めに傾いだ舞台の上で、子供たちが平然として踊り続けていたのには驚いた。

最後の奉芸が終わり、水門川沿いに並ぶ露店の中を進む「相生山」

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【くらやみ祭】後編

2017-05-15 12:00:18 | お祭り

【くらやみ祭】後編

「くらやみ祭」のクライマックスは、5月5日、午後6時花火の合図で

始まる。随身門から次々と宮神輿が、提灯の灯りに先導されて

出てくるさまは、見ている人々の心を揺さぶる瞬間だ!

一之宮から六之宮の神輿に続いて、本社神輿と御霊之宮神輿が

殿をつとめる。

灯りの乏しい昔は、真っ暗闇になるお祭りは善男善女の自由に会える

唯一の機会だ・・・今で言う「合コン」見たいなものだ!

随身門の近くに陣取り、祭り好きな同年代のオジサンの解説を聞き

ながら、最後の神輿を見送った。

一之宮神輿を先導する提灯・・・一之宮は多摩市にある小野神社である。

新緑のケヤキが並ぶ参道を抜け甲州街道に向かう一之宮神輿。

御霊之宮神輿を待つ提灯・・・7基の神輿を見送り殿を務める御霊之宮神輿は、

正面からでなく西鳥居から御旅所に向かう。

御霊之宮神輿は他の神輿と違い優しい造りだ。

随身門を出る二之宮神輿・・・二之宮は、あきる野市にある二宮神社である。

闇夜に輝く六之宮神輿・・・六之宮は横浜市にある杉山神社である。

四之宮神輿・・・四之宮は秩父神社である。

闇夜を練り歩く五之宮神輿

五之宮は埼玉県児玉市にある金鑚神社(官幣神社)である。

随身門を出る三之宮神輿。三之宮は大宮市にある氷川神社(官幣神社)である。

勢揃いした五之宮神輿の先導隊。

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【くらやみ祭】前篇

2017-05-11 11:00:39 | 季節

【くらやみ祭】前篇

府中大国魂神社の「くらやみ祭」は、4月30日品川沖で行われる

海上禊祓(みそぎはらい)式から5月6日の神輿還御まで7日間に

様々な神事が行われる。

特に5月5日がクライマックスで、大太鼓や豪壮な神輿が随身門を

出て参道を通り抜ける。

早くから随身門近くに陣取り行列を待ち構えた。

参道は人の出入りを止めさせ、行列の通行を待つ態勢に・・・

椅子に座る人達は、事前に有料席を買い求めた人たち・・・金額は聞かなかった。

烏帽子を被り白丁姿の神輿の担ぎ人達は随身門からは入れない、

横から入るのだそうだ・・・

重厚な造りの随身門から神事を終え、御旅所に向かう行列。

大太鼓が随身門から出て来た。

太鼓正面に並ぶお偉いさんたち、代々受け継がれている人もいるようだ。

新緑が目に沁みる、観客が見守る参道を通り、大鳥居を抜けて甲州街道に出る。

重さ2トン以上ある6張りの大太鼓が繰り出される。

太鼓に乗る人は選ばれた人なんだろう得意満面だ!

これから神輿渡御が始まる、提灯を持つ二之宮地区(あきるの市・二之宮神社)

の各町代表、緊張の一瞬だ!

 

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