私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【祭アルバム・諏訪大社御柱祭】上社山だし

2020-06-30 10:06:45 | お祭り

【諏訪大社御柱祭】上社山出し

山中から御柱として樅(もみ)の大木16本(上社本宮・前宮に8本、

下社秋宮・春宮に各8本)を切り出し、諏訪地方各地区の氏子の分担で

4ヶ所の各宮まで曳行し社殿の四方に建てて神木とする勇壮な大祭である。

この御柱祭は7年ごとに行われ、柱を更新する、氏子は木遣りや喇叭に

合わせて曳行されて行く。

次の御柱祭は令和4年(2022年)4月~5月である。

このアルバムは、前回平成28年(2016年)の写真を纏めたものである。

上社の全ての御柱には「めどてこ」と呼ばれるⅤ字型の角(つの)

の様に大きな梃子棒が御柱の前後についている。この「めどてこ」を

左右に揺らすと接地抵抗を軽減でき柱が曳きやすくなる効果がある。

これに氏子が乗り指揮を執りながら「おんべ」を振る姿は勇壮である。

雪を冠る八ヶ岳が背後に見える。

各地区の氏子たちがそれぞれの旗を掲げながら、御柱街道を

進んで行く。

御柱祭を支える少年少女たちの、木遣りとラッパ!

7年に一度の祭りとあって、近郷近在は勿論、関東方面からも

バスを連ねてやってくる。

次の令和4年の御柱祭は、コロナ明けで100万に近い人が

出掛けてくるのでは・・・そうなって欲しい。

木落しを正面から見るのはとても叶わない。

茶店で一服しながら、テレビ中継を見て臨場感を味わっていた。

諏訪地区挙げての御柱祭・・・ベテランも若者も皆さん

にこやかに元気に祭りを盛り上げていた。

7年に一度の「御柱祭」今回は地元出身の友人からの誘いを受け

楽しませてもらった。

沿道のあちこちで休憩所があり、観光客を自慢の地酒でもてなしてくれた。

下戸の私ではあるが、タダ酒ともなれば・・・美味しくいただいた。

次回の「御柱祭」は2年後だ、それまで元気を維持できるか?頑張ろう!

 

 

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【季節の花・菖蒲】

2020-06-11 10:07:28 | 

【季節の花・菖蒲】

西武新宿線東村山市の「北山公園」は、菖蒲の見どころだ。

そうそう!志村けんの出身地でもある。

コロナ禍で「菖蒲まつり」は中止され、地元産業の即売所は

出店せず、おかげで静かに花鑑賞ができた。

菖蒲は気品ある紫が主流だ!

この造形、自然の営みにはいつも感心させられる。

次の出番を待つ蕾たち。

炎天下、太陽の強い日を受けても、しょぼくれることなく

凛と背を伸ばしていた。

菖蒲の花は、遠く江戸市民も好んで愛でていたようだ。

品種勾配にも工夫を凝らし、梅雨の間の憂鬱を埋めて

いたのだろう。

”志村けん”さんにも、今年の菖蒲を見せてあげたかった。

汚れない純白、ひと際目についた。

菖蒲は水によく似合う、色形は違えどみな美しい。

祭は暫くは開催中止だろう、その間は美しい花を求めて各地を

見歩くつもりだ、コロナに注意しながら、心を癒してくれる花々に

会えることができれば・・・と思っている。

 

 

 

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【祭りアルバム】秩父夜祭

2020-06-01 17:06:32 | お祭り

【祭りアルバム】秩父夜祭

毎年12月2日・3日に行われる、”日本三大美祭り”が

コロナの影響で今年は行われるか?心配である。

ユネスコ無形文化遺産に登録される前年の写真を

アルバムにしてみた。登録される前は警護も緩やかで

近くによって夜祭の迫力を肌で感じることができたが

その後は警護が厳しく近寄って見ることができない。

秩父神社では2台の笠鉾と4台の屋台が提灯に明かりを

灯して並び、夜祭のセレモニーを見ている。

軽快なリズムで演奏される「秩父屋台囃子」の響きが

祭心を掻き立ててくれる。

笠鉾は「中近笠鉾」と「下郷笠鉾」の2基がある。

何れも高さ16m、重量20トンと大掛かりなものである。

市内の電線が障害となるため、鉾の部分は取り外されて曳行される。

秩父地方は養蚕が盛んで、「秩父絹」は当時のブランド品である。

祭りのときに開かれる絹市は、遠来から大勢の人を引き寄せた。

財を成した商人たちが競って作り上げた豪華な笠鉾や屋台が

今に続いているのである。

秩父夜祭の屋台はすべて屋台歌舞伎を上演する目的で

水引幕、後幕を持ち、張り出し舞台を取り付ける事ができる。

派手な衣装は全て本絹で作られたものである。

高価な衣装を身に着けた若手の囃子手も精いっぱいの演技で

祭りを盛り上げる。

御旅所に向かう「下郷笠鉾」、屋台が傾き方向転換は

男衆が総がかりで行う・・・「ギリ廻し」だ!

地元の人たちも夜祭が終わらなければ、年を越せないだろう。

コロナが収束し、何としてでも天下の大祭を派手に執り行って

頂きたいものである。

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